勝てないから「森友再調査」

自民党総裁選に立候補している野田聖子氏、週刊誌を訴えた裁判で 自身の夫が元暴力団と認定されたという報道に、「夫を信じている、事実無根」と主張するも、この1点だけでも 真相が明らかにならなければ 総理総裁にはなれない。
無論、岸田氏憎しの二階氏に深い考えがあってのことだろうが、なぜ立候補したのか素人には全く分からない。

野田氏が3人の候補者と異なる主張をしているのが、「森友学園問題の再調査」を行うというもの、岸田氏がブレたことで余計に目を引く。

だが、何とか滑り込みで立候補できただけで泡沫と見られており、森友問題の再調査が行われることは まずないだろう。
勝てないと分かっているから 主張していると勘ぐってしまう。

自民党には多種多様な意見があり、党内批判も受け入れる寛容さをアピールできることで、衆院選前の 自民党としては メリットがあると言えるのではなかろうか。

自民党の膿を出す!

菅政権発足後、初の国政選挙となった衆参3選挙で全敗を喫した自民党であるが、特に広島の敗戦の影響は大きい。
参院選における政治とカネの問題に対する不信感が広がり、そして何より 党が支出した1億5000万円について、説明責任が果たされていないことが問題視された様だ。

菅総理も解散時期を含め 戦略の見直しが必要だが、宏池会領袖の岸田文雄氏も もう後がない状況、方針の大転換が迫られる。
次の総理に相応しい政治家を問う世論調査では、岸田氏の名前は霞んでおり、このまま優等生を続けていても、次の総裁選で勝つのは難しいだろう。

そこで一つの提案だが、政府与党には 隠蔽したままの多くの疑惑がある。
それを徹底的に追及する「自民党の膿を出す」というキャッチフレーズを全面的に掲げ、マスコミと共闘というのはどうだろうか。
「1億5000万円の政治資金の原資」、「森友問題で非公開となっている文書」、「安倍前総理による桜を見る会の私物化」、「総務省のNTT優遇」、「東北新社への便宜供与」など、国民が 真相究明を期待する材料は山ほどある。

総理夫人と大麻

年号が令和になり、初めての国賓として来日された米国のトランプ大統領も、日本での休日をゴルフや大相撲観戦で楽しまれ、無事に帰国された事で、接待された安倍総理夫妻もご苦労様でした。

特に日本のファーストレディとして、安倍昭恵夫人は常にマスコミから注目され、大好きなアルコールも控えておられ、心労は計り知れず、重ねて御苦労様と申し上げたい。

しかし大麻取締法違反で芸能人が逮捕され、1ヶ月前にゴルフを一緒にプレーしたのが、総理夫人である安倍昭恵氏とマスコミが報じた事で、俄かに注目を集め始めている。

東京では自ら居酒屋も運営して、かなりの酒豪との噂もあり、飲み友達も多く人脈も幅広い安倍昭恵氏だけに、過去において森友学園との関係も、その様な背景もあって自然に発生したものと理解する事が出来る。

更に安倍昭恵氏は大麻に関しても、常識の範疇と思うが、ある程度の理解者としてマスコミ関係者の間では周知の事実で、ネットには写真が数多く登場しているので検索すれば良い。

世界には大麻解禁に踏み出す国や自治体もあるが、日本では未だ御法度なだけに、安倍昭恵夫人の奔放な振る舞いが、再び総理に降り掛からない事を願うばかりである。



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週明けの支持率?

3月17、18日に行われた世論調査では、安倍内閣の支持率は大きく下がり、「支持しない」が「支持する」を上回る逆転で、自民党幹部は先を見据えた動きを始めた様だ。
週明けの27日には佐川元国税庁長官が、国会で厳しい質問攻めに合うだろう、と思われる証人喚問が予定されており、テレビ中継に注目が集まることは間違いない。
早くも永田町では安倍総理に見切りを付けた、先生方の動きが始まり、ポスト安倍が囁かれている、石破元幹事長や岸田政調会長などの、周辺が賑やかになっている。
しかし大本命とも言われる、岸田政調会長のスキャンダル写真が、週刊誌に登場する情報が伝わって来た。
大半の国民は森友学園問題の張本人は、安倍総理大臣夫妻と思っており、発端は昭恵夫人と知っているだけに、早くも離婚話さえ週刊誌が取り上げている。
過去には彼女との手切れ金が、300万円で話題になった総理大臣もいたが、安倍総理大臣は逆に夫人から、貰いたいのが本音ではなかろうか。

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安倍総理の一言

マスコミは連日「森友学園」問題を報じ、国会で答弁した元財務省理財局長の、佐川宣寿氏も国税庁長官を辞任、長官に就任して初めての記者会見が辞任会見だった。
安倍総理や麻生副総理も森友学園問題を、少し軽く見ていたような気がするが、執念のマスコミ取材が功を奏し、更には財務省の担当職員だった人物が、自殺したことで事態が一変し、麻生財務大臣も記者会見を行う。
これら一連の問題は安倍総理が国会で発言した、「私や妻、事務所が今回の問題に関係していたら、総理大臣も国会議員も辞める」、と国会で明言したことで全てが始まった。総理大臣の椅子はそんなに軽いのかと、発言を聞いた瞬間に思ったのは記憶にある。
この一言の発言が無かったら、森友学園問題をここまでマスコミも追わず、もう少し早く収束していたのではなかろうか。

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モリとカケ ~ 本当は・・まだ隠れた疑惑が・・・?

森友学園は籠池理事長夫妻に不正があり、司法によって追及するために逮捕され、厳しい取調べを受けているはずだが、売ったほうが大幅に値引きしたのは、犯罪とまでは断定しないが、何も問われることはないのだろうか。

過去に何度か不動産売買に関わったことはあるが、売主と買主の主張する価格に開きがある場合は、なかなか折り合いが付かず、苦労した記憶がある。

加計学園問題にしても、野党の詰めが甘く、しおらしく丁寧に説明するなどと、時間稼ぎをした挙句、そ知らぬ顔で、臨時国会冒頭解散とは!

8月の改造内閣を「仕事人内閣」などと自画自賛していたのは何だったのだ、持ち上げられた大臣諸氏は結局、何もしていないではないか。

箔だけはついたか。

読売新聞の後押しで強行突破したということなのだろう。

ところで加計学園問題は、安倍総理にとって致命的な事実が隠されているとの情報もあり、その点を追求されることを恐れた早期解散だといわれている。

選挙期間中に週刊誌で報じられる可能性もあり、事実であれば潮目が変わって、新しい自民党政権の誕生も考えられる。

安倍総理に、第三の矢!・・・?

アベノミクス「3本の矢」ではない。
安倍総理を襲う「3本の矢」のことだ。

1本目はいわずと知れた森友学園で、現在謹慎中なのだろう、動静が伝わってこなくなった、安倍昭恵夫人が招きいれた矢で、籠池夫妻は逮捕された。

2本目の矢は加計学園問題で、今後の動向次第で、矢は空の彼方に飛び去っていくか、それとも加計理事長に向かっていくか、それとも・・・。

この2本の矢は、「盛り蕎麦」や「掛け蕎麦」として揶揄され、風刺漫画にも登場するほどだったが、注目を集めている「第3の矢」は、何に例えればいいだろう、蕎麦にも飽きたので中華料理がちょうど良いかも知れない。

ところで、この「第3の矢」は、大川市を発祥とする医療法人のグループ大学が、なんと38年ぶりに成田市で医学部新設を認可されたというもので、成田市は23億円の土地を無償貸与、そして建築代金の半分80億円を補助することになっており、加計学園の今治キャンパス、獣医学部新設とまったく同じ構図。

中華料理?
●●飯店だ。

立ち上がれ!! 税務署職員

森友学園問題から、安倍総理を「知らぬ、存ぜぬ」で隠し通した、前の財務省理財局長佐川宣寿氏は、晴れて論功行賞人事で、国税庁長官に就任した。

まさかの人事に国民は驚き、マスコミも長官の就任会見で森友学園問題を質問すべく、手ぐすね引いて待っていたが、あっさりと記者会見中止が発表され、記者クラブのメンバーも騒ぎ始めた。

大学教授などが中心になって組織された市民団体の中には、長官の罷免と辞任を求める署名運動を展開、1万人以上を集めて財務省に提出したが、名簿の中には現職の税務署の職員まで含まれていたと聞いて驚いている。

安倍昭恵夫人付きの女性職員は一等書記官としてイタリアに、また南スーダン戦闘日報隠しの功労者もお隣の中国へ同じく一等書記官として赴任、あまりにも国民を馬鹿にした人事だっただけに、多くの国民が同調する動きも始まっており、全国の税務署職員が立ち上がることに期待したいものだ。

野党も一緒になって署名運動に参加すれば、必ずや党勢拡大に役に立ち、少なくともけ決選挙が10月に行なわれる地域、愛媛、青森、新潟で実施すれば、国民を巻き込んだ選挙運動になる。

加計学園問題 ~ 未だ事態 収拾せず

森友学園問題がマスコミの紙面に出始めたころ、次は加計学園といち早く報じてきたが、森友学園の籠池夫妻は逮捕され、例年にない暑さの中で大阪拘置所に留置されている。

森友学園に8億円の値引きで国有地を売却した佐川宣寿・前財務省理財局長は、国税庁長官に就任しており、また安倍昭恵夫人付きの谷査恵子・前経済産業省職員は、外務省に出向し、一等書記官の肩書きでイタリアへ赴任するという、破格の栄転となった。

ところで、これらのお二方よりも前に、防衛省の南スーダン日報隠しの功労者だった、小川修子防衛省統合幕僚監部運用班長は、在中国大使館一等書記官として栄転、既に赴任しているようだが、防衛省の機密事項はしっかりと隠してあることでしょうね、大丈夫かな。

それにしてもこれほど国民を馬鹿にした人事も今まで聞いたことがなく、さらに加計学園問題の真相を国民が知ったならば、「総理辞めろ」の大合唱があっという間に全国に広がることだろう。

その第一弾は今治市で、建設中の獣医学部に関する図面が流出し、市民の間から火の手が上がり、愛媛県へと拡大し、全国に広がることだろう。

 

安倍第3次内閣・スタート

第3次内閣は無事に認証式も終わり、低姿勢の挨拶で始まった記者会見が功を奏したのか、世論調査でも支持率が10ポイントほどアップしていることから、安倍総理もさぞほっとしていることだろう。

無難な人選で、大臣の失言失策は無いと思われるが、森友学園、加計学園、自衛隊日報問題などの疑惑はまったくといっていいほど解消されてないため、時間の経過とともに支持率がアップしていくようには思えない。

だが仮に安倍総理が失脚しても、自民党内に受け皿となる総理大臣候補者が不在で、一方の民進党も細野豪志議員の離党で崩壊寸前だけに、国民はまだまだ我慢を強いられることになりそうだ。

森友、加計、日報問題が解明される過程で、安倍総理に少しでも非があり、そこで誰かが手を挙げれば、安倍政権は音を立てて崩れ始めることだろう。

森友、加計に続く → → → 安倍内閣に第三の矢!

マスコミの世論調査では、都民ファーストの支持率が自民党を超えているが、自民党が独自で行なった調査でも負けており、数字は自民党東京都議団幹部が握り潰し、発表されていない。

森友学園、加計学園と、安倍総理のお友だちが関係した事件は、国会閉会で強制的に幕引きとなったかもしれないが、第三の矢として成田市の国際医療福祉大学問題が控えているようで、野党各党も攻撃の下準備を進めているようだ。

しかし東京都議会選挙で敗北すれば、安倍内閣の支持率低下は避けられず、求心力と支持率回復を狙って発表された、8月内閣改造説は安倍総理の夢で終わることだろう。

安倍内閣支持率~低下!

6月16日から18日にかけて、新聞各社が行なった安倍総理の支持率は、高い方から並べると次の通り。

読売新聞 49%    12ポイント低下
日経新聞 49%     7ポイント低下
産経新聞 47.6%   8.5ポイント低下
共同通信 44.9%  10.5ポイント低下
朝日新聞 41%     5ポイント低下
毎日新聞 36%    10ポイント低下

どこの調査でも、特に応援団を形成していた読売新聞や産経新聞でも50%を割り込んだことから、安倍総理は19日に急遽、首相官邸で記者会見を行い、国会での答弁を深く反省していると釈明していたが、相変わらずの口先反省で、「人づくり革命」などと目先を変えるコメントの乱発で、煙に巻いたのは先週までの国会答弁とまったく同じ。
はたたしてどちらが「印象操作」だろうか。

記者会見が終わったら、大阪地検が森友学園の強制捜査を実行、翌日20日の午前6時まで捜査に当たり、籠池理事長自宅でも未明まで続いたという。
せっかく「印象操作」で昭恵夫人の存在を隠し、「籠池夫妻=ワル」のイメージを植えつけたにもかかわらず、ここで未明までの強制捜査であれば、「大阪地検、オマエも忖度か」といわれかねないし、逆効果だろう。
正気の沙汰ではない。
しかしながら、籠池諄子夫人、あなたは役者です。

ちなみに、読売新聞系列の日本テレビが行なった調査では、
支持率39.2% 6.3ポイントの低下 だった。
数ヶ月前は、毎日新聞よりも支持率が低かったということに、別の意味でビックリした。

自民党の再生

自民党は、中選挙区時代はもちろんのこと、小選挙区になってからも、党内に多くの派閥を擁し、派閥の領袖は自派の拡大を目指して派閥同士が切磋琢磨し成長してきた。

ところが数年前から安倍一強となり、諫言する派閥領袖が不在でおかしくなっていたが、ようやくここにきて自民党の中から自分の意見を述べる人が出てきた。

ただ、批判する人たちが出てきたとはいえ、いずれも過去の人たちであることから、早く現役の元気の良い人が出てくることを切にねがう。

ところで、森友学園に端を発した問題は加計学園問題に波及、安倍総理自身に火がつき、菅官房長官は火消しに追われているが、多くの国民は菅官房長官の発言を信用しなくなったことも事実だ。

加計学園に関しては、当初文部科学省から上がっていた火の手が、農林水産省にも延焼し始めたようで、今後は加計学園が開学した地方自治体関係者から新たな煙が上がることだろう。

さぞかし安倍総理、辞任するなどと見栄を張らなきゃ良かったな、などと今頃、ホゾをかんでいるかもしれない。

安倍総理の疑惑

安倍総理のアキレス腱、昭恵夫人が関係していた森友学園問題は、菅官房長官の火消しが功を奏し沈静化したが、今度は安倍総理自身の永年の友人が関係する、加計学園の獣医学部新設問題が、新たな火種となってマスコミで報道され始めた。

これは韓国の朴・前大統領が、友人に利益を供与して、弾劾裁判で解任されたことと同じで、韓国は若い人たちが主流となって運動が広がったが、わが国では誰に期待すればいいのだろう。

正確な電話世論調査のために~携帯・スマホにも架電!

英国のEU離脱やトランプ大統領の当選など、事前の世論調査と最終的な結果が異なるケースが増えている。

菅官房長官の働きで一度は沈静化した森友学園問題は、週刊誌が取材を継続し、また新たに加計学園問題にも着手し始めているため、安倍総理は相当ダメージを受けているはずだが、マスコミ各社の世論調査では、依然として高い支持率を維持している。

現在主流となっている電話による世論調査は、無作為にコンピュータで選択された番号に機械音声で電話する方式で、市外局番でエリアが指定できるため、固定電話が対象となっている。

ところでわが国の固定電話保有状況(平成27年末時点)を調べてみると、
50代~  90%以上
40代   78.5%
30代   48.6%
20代   11.2%
となっており、結果は皆さんが予想された通り。

だがこれでは電話による世論調査と実態との間にズレが生じるということで、マスコミ各社や日本世論調査協会、またテレマーケティング会社は、携帯電話やスマートフォンしか持っていない若年層へのアプローチ方法を各種実験中だ。

しかし調査エリアを絞り込む方法や、運転中で携帯が取れないケース、また知らない番号からの着信を警戒する場合など、解決しなければならない事柄は多い。

当分の間、事前の世論調査と事後の結果には開きがあるものだと認識した上で、得られたデータは活用しなければならないだろう。


 

何故この時期に 憲法改正を打ち出した?

憲法改正の是非を問うつもりはない。

だが森友学園問題から、より大きな加計学園問題に疑惑が広がろうかとしていたこの時期に、安倍総理は突如、2020年の憲法改正を目指すことを発表し、大手マスコミの紙面も改正論議一色となり、国民の目は憲法問題にそらされた。

国会での籠池理事長の証人喚問も野党の追及も、なんとかかわした安倍総理だが、「忖度」という言葉をここまで有名にした中心人物とも言える、安倍昭恵夫人の疑惑解明には多くの国民が納得していない。

野党は籠池理事長との面談の中で、新しい事実を入手しているにもかかわらず、厳しい追及が出来ないまま、安倍総理に飼いならされた大手マスコミは、渡りに船で、森友・加計学園問題にフタをしたようにも感じる。

安倍総理は以前、「自身はもちろん、昭恵夫人が関与していたら辞職する」と大見得を切った事実があるだけに、追い込まれそうになる事実が出てきたのか?と疑いたくなるような憲法改正発言で、本気でする気があるのかどうか、はなはだ疑問だ。

大手マスコミ各社は何を考えているのだろう。

遠のく解散

ミサイルが飛び交う緊迫した世界情勢の中で、日本の国会はチンケな森友学園問題で、野党の先生方は安倍内閣を攻撃してるにもかかわらず、既に腰は引けており、解散に追い込むことは難しそうだ。

むしろ今年の流行語大賞の筆頭候補に挙がっている、「忖度(そんたく)」なるワードを巧みに使い、早々と幕引きを図りたいのが安倍総理だが、昭恵夫人の個人情報がダダ漏れで、マスコミに次から次に報道されており、家庭崩壊記事が流れ始めたほどだ。

森友学園問題で総理および夫人が関与していたとしたら、総理を辞任すると自らが発言していただけに、与野党ともに先生方は総理を追い込めないだろうが、マスコミが徹底的に報道すれば、安倍総理自ら進退問題に判断を下すだろう。

「人の口にとは立てられず」とはよく言ったもので、安倍昭恵夫人のさまざまな噂や行動があからさまになり大きくなれば、ことの重大さに気付くことになり、その延長線上に新内閣の誕生が見えてくるようだ。

仏の顔も三度?

政界は自民党の一強時代で、自民党の中にあっては安倍首相の一強が続き、つい先日には自民党総裁の任期が3期9年に延長され、わが世の春を謳歌しているが、最近は風向きも変わり、支持率が低下してきたようだ。

今国会で海外派遣の自衛隊員に死傷者が出た場合には辞任すると公言し、森友学園問題では夫婦で関与していたときには辞任すると質問に対して答弁した。

次に日本共産党が質問するのは「加計学園問題」といわれており、同学園理事長は安倍首相の海外留学時代からの友人で、森友学園よりもコチラの金額がはるかに大きいことから、関与の度合いも高いといわれ、どのような答弁をするのか、多くの国民が注目しているようだ。

仮に前回同様、興奮して答弁で辞任を口にするようなことにでもなれば三度目で、ますますもって目が離せない討論劇になりそうだ。
 

 

埋没する森友学園事件

昔々、伊丹十三氏が製作した映画に、「あげまん」というタイトルがあったが、その映画が再び注目を集めて、各地で上映会が企画され話題になっているようだ。

ところで、安倍恵総理は国内外で発生している重要案件の対応に追われているが、昭恵夫人は北海道スキーツアーに参加したり、都内でのセミナーで対談に登場するなど、5人のキャリア官僚に守られて、森友学園事件などどこ吹く風の、自由奔放な生活を送っている。

歴代の総理夫人は万事控えめで、これほど話題になったファーストレディも珍しく、既に辞任したものの、森友学園名誉校長のほかに、加計学園の名誉園長もあり、共産党や野党が狙っている第二弾として登場するのも間近となってきた。

代理戦争~下関市長選挙

今度の日曜日、3月12日が投開票日の下関市長選挙は、地元参議院議員の林芳正元農相が推す現職の中尾友昭氏(67)と、総理の元秘書で前市議の新人、前田晋太郎氏(40)が激しい選挙戦を戦っており、下関市を二分する代理戦争になっている。

両陣営ともに、親の代からの政争が続いており、市庁舎建設でも意見が分かれて、現時点では総理が後ろ盾になっている、新人が有利な様相を呈している。

しかし国会では森友学園問題で、安倍昭恵夫人の行動が取り上げられ、安倍総理は窮地に立たされており、答弁でも苛立ちの様子が目立ち始めているのが、テレビでも放映されて話題になりだし、現職の巻き返しが強くなって、現時点では五分五分になってきたようだ。

森友学園事件

森友学園の問題では、不明瞭な用地取得に続き、安倍総理や昭恵夫人の名前が表面に現れ、連日大きな話題になっている。 

ところが、安倍総理サイドの旗色が悪くなり始めたら、今度は自民党参議院議員の鴻池祥肇氏が登場、当事者である森友学園理事長籠池泰典氏を一方的に悪者に仕立て上げ、マスコミの記者を前にして、実に見事な啖呵を切ったものだが、唐突にこの問題で鴻池議員が登場してきたことに、違和感を持った人も多いようだ。 

その一方で週刊誌では、故鳩山邦夫代議士事務所の名刺を持った人物も、今回の森友学園問題事件で新しく登場したようだが、既に代議士は昨年なくなっており、この新しい登場人物は事件の幕引きのために登場してきた人物のように思われて仕方が無い。 

さあ、本当の黒幕は誰だろう。

安倍総理の驕り

今や向うところ敵なしの安倍総理だが、今年に入り東京都議会の動きがおかしくなり、千代田区の区長選挙では大敗を喫し、夏の都議会選挙も雲行きが怪しくなってきた。

大阪府豊中市の国有地払い下げ問題は国会でも取り上げられ、購入者である私学の時代錯誤的な教育方針が動画で繰り返し流されるなど、次第に消化困難な状況となり始めている。

安倍総理は否定しているが、小学校に安倍総理の名前が冠として載っており、また既に自認したようだが、小学校の名誉校長に安倍昭恵夫人が就任したいきさつを、詳しく説明してもらいたいものだ。

安倍総理は大手マスコミの政治番記者や、経営陣と定期的に会食し、マスコミを飼いならしていると過信しているかもしれないが、世論調査に現れないネット社会の攻撃で、政権の座が危うくなるかもしれない。