選挙事務所

~縁起を担ぐ~

 慌ただしい師走の総選挙も終わり、第三次安倍内閣は大半の閣僚が留任し無難な船出となった。

来年4月は知事、県議会議員、市議会議員の選挙の年であるため、立候補予定者は選挙事務所を物色している最中で、年明け早々にも事務所開きを予定し、4月に向けて時間との戦いで、選挙準備に余念がない。

従来の事務所を選挙でも使用する候補者もいるが、選挙用事務所は人の出入りが多いだけに、出来るだけ表通りに面した場所と広さを希望するところが多い。

当選すれば良いが、落選すれば借金だけが残るため、候補者にとっては人生における大きな博打でもあり、博打には運やツキが大きく作用するだけに、縁起を担ぐ候補者も多く、総選挙や首長選挙で使用された空き事務所は、場所が良くても前に使用した候補者が落選すると、後に利用する候補者はいなくなる現象も起こる。

年の瀬も押し詰まり、多くの候補者から事務所開きの案内もあるが、南区から県議会議員に立候補を予定している、樋口明氏の通常の事務所は目立たぬところだが、今度の新しい選挙事務所は野間のバス停前で、ウマイことを考えたものだ。

このバス停で乗り換える人は多く、事務所の前で立っていれば顔なじみも増え、事務所に顔を出す人も出てくれば、これほど良い選挙事務所は無いだろう。

 

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