6対5

福岡県内の衆議院議員は11の小選挙区に分かれており、前回の選挙では11人の自民党議員が当選している。
福岡県知事選挙で現職の小川洋候補を、堂々と支援表明しているのは、2区の鬼木誠氏、3区の古賀篤氏、4区の宮内秀樹氏、6区の鳩山二郎氏、7区の藤丸敏氏、11区の武田良太氏の6名である。
自民党の残る5名と参議院議員の2名は、麻生太郎副総理の顔色を窺う人達で、忖度の達人として自民党内においては、安倍総理の一強に貢献しているが、福岡県民の民意に大きく反する国会議員として、獲得する票を減らすのは間違いないだろう。
特に数年前に行われた北九州市長選挙において、水面下で調整が行われていた際に、事前に候補者名をマスコミにリークした、国会議員の行為を北九州市民は思い出して欲しい。
今回の県知事選挙においても、福岡市長候補であった武内和久氏を、周囲の状況判断を誤って知事候補に祭り上げ、麻生太郎副総理だけでなく、知事候補の推薦をした自民党の評判まで落し、自分の勢力拡大だけ考えている、国会議員の責任はどうなるのだろう。



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福岡県民の会キックオフ大会

福岡県知事選挙に出馬する現職の小川洋知事は、無所属で立候補する事を決意し、「福岡県民の会」を立ち上げ、そのキックオフ大会が3月2日(土曜日)の14時からホテルニューオータニで開催されると聞き、直ぐに取材に行った。

会場に入る前のホテル周辺は、普段と違う人や車の流れがあり、その多くは会場の方に動いている状況、開催時には大きな会場も満杯となり、2500人弱の人が受付を済ませたと思われる。

小川洋知事の支援で盛り上がる中、国会議員では自民党の武田良太氏、宮内秀樹氏、鳩山二郎氏までは予想していたが、福岡2区選出の鬼木誠氏も壇上に上がり、小川支持を表明すると同時に知事選挙へ全力で取り組む決意を表明していた。

また公明党で元衆議院議員の弘友和夫氏も壇上に上がり、2期8年の小川県政を評価し支援を表明、更に会場内には、立憲民主党の山内康一氏や野田国義氏、山本剛正氏らもおられ、参加者らと握手を交わし小川支持で盛り上がっていた。

また小川支持を表明した事で、自民党福岡県連から離脱した県議会議員の岳康宏氏(中央区)や武藤英二氏(城南区)などがマイクを握ると、会場内からは激励の拍手が巻き起こり、更に会場全体が盛り上がったのは言うまでもない。

小川洋氏の支持を表明している、国会議員の先生方からは名前こそ出なかったが、県知事は県民が選挙で選ぶのであって、新人候補を応援し名前が挙がっている2人の国会議員については、参加者から不満の声も聞かれ、圧倒的な大差で勝とうと参加者同士が、声を掛け合っていたのが印象的だった。



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福岡県第11区

過去の常識を覆すような勢いは、めまぐるしく世界情勢を変えており、わが国はその中で木の葉のように翻弄され、為替レートと株価の変動を日本経済は一喜一憂しているが、政治の世界では再び解散風が吹き始めている。

福岡県下の衆議院小選挙区は第1区から第11区に分かれており、現時点ではすべて自民党が独占しているが、来年早々にも行なわれる解散総選挙を想定した共産党は早くも公認候補を決定した。

またかつて、一方の雄だった社民党は昔日の党勢が消え、候補者選出にも苦労する有様だが、次回の総選挙ではかろうじて福岡県第11区で候補者が擁立できるようで、社民党福岡県副代表の竹内信昭氏を公認した。

同11区は、自民党の武田良太氏が、ほかの選挙区では見られない、自公連立の強固な地盤を誇っているが、次回の選挙では官僚出身の保守系候補が立候補する準備を進めていることから、野党候補の一本化が成功すれば、三つ巴の激しい選挙戦が予想される。

福岡県第11区

参議院選挙は7月に予定されていたが、政権基盤を磐石にするため、安倍首相は衆議院も6月解散し7月に総選挙、との噂が昨年来流れていたものの、4月14日と16日の熊本地震によって吹き飛んだ。
しかし九州新幹線や高速道路の復旧が、過去20年間に起きた災害とは異なり、安倍総理の対応が早く、内閣支持率もアップしたため、連休明けから再び衆参同時選挙の情報が一挙に流れ始めている。
前回の総選挙で、福岡県内11の小選挙区は自民党の圧勝で終わったが、今回の解散の噂とともに新人が立候補する情報も飛び交い始めたものの、第11区は武田良太議員の支持が強固で、新人の立候補は難しいとされていた。
ところが5回の当選歴を持つ武田良太議員が、防衛族として力をつけることに、不満を持つベテラン議員もいるようで、水面下で官僚出身の若手を担ぐ動きがひそかに始まっている模様。
早速調べてみると地元出身のM氏で、福岡県立京都高校を卒業後、横浜の国立大学を経て東京大学の大学院に進み、経済産業省に勤務する経験を持つ人物と言われている。
M氏を担いでいるのは悪名高き元県会議員や、暴力団とも何らかの繋がりがある地元首長と言われており、仮に出馬ということにでもなれば、現ナマが飛び交う激しい選挙戦になりそうだ。
武田良太議員は自民党所属で、信義を重んじる公明党との太いパイプも構築されているだけに、どの様な戦いをするのだろう。


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二人目擁立

カラスが鳴かぬ日はあっても、自民党議員が失言やチョンボでマスコミに登場しない日は無く、「浜の真砂は尽きるとも、国会議員の失言のタネは尽きまじ」と揶揄されそうな昨今で、元代議士だった山崎拓氏、古賀誠氏、太田誠一氏の3人に加え、現役の鳩山邦夫衆議院議員、武田良太衆議院議員の合わせて5人が、東京都内のホテルで、今年夏の参議院選挙で二人目の自民党候補擁立話を持ったようだ。
福岡選挙区は定員が2から3議席に増えるため、従来の自民、民主で分け合ってきた指定席構図が崩れ、今回は公明党と共産党が女性候補を立て、現時点で候補者は4人だが、女同士の争いになると言って良いだろう。
国会引退組は昔の夢が忘れられず、昨年には二人目の候補者擁立を画策し、女優の田中麗奈さんを口説いていたが、結婚に踏み切る形で見事に辞退され、老人たちの想いはまったく伝わらなかったようだ。
またシングルマザーを売りに、候補者として記者会見した今井絵理子氏は、一緒に生活をしている男性がいるようで、早くも看板に偽りありで、自民党はこれからどうするのだろう。
3人の引退組は若い政治家を抱えているが、彼らは若いだけに野放図な面もあり、スキャンダルで引退した先生方に、迷惑を賭けねばと、老婆心ながら心配する。
東京と違い福岡は狭いだけに、人の口には戸は立てられず、噂はすぐに広がり、泣きを見ることになる。


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道の駅~福岡県には16ヶ所

全国の国道を管理している国交省は、国道を利用している人のために、トイレやレストランなどの施設を整備し、特産品の販売所を併設して、地域雇用と活性化を目的として、各地に「道の駅」を作っている。
福岡県内には「原鶴」を第1号としてオープンし、一番新しい「いどだ」まで入れると、16の「道の駅」が建設され、地域の役に立っているようだ。
一方、福岡県内は11の選挙区に分かれているが、注目したいのは自民党に所属する武田良太議員の11区には、豊前市、築上郡上毛町、添田町、香春町、大任町にそれぞれ「道の駅」が6ヶ所建設されており、武田良太先生の地域に対する熱意の貢献度が分かる。

地方自治体の首長が地元の発展を願うのは当然だが、自治体の予算をあまり使わずに、商業施設を作りたい気持ちは十分理解出来、そこで国会議員先生の腕の見せ所となるのだ。
「道の駅」が乱立すれば特色が必要となり、中には大任町のように、併設するトイレに1億円を投入した、通常では考えられないような噂も聞かれ、参考のために1度は見学に行きたいと思っている。
地元で話題のトイレ誕生で、恩恵にあずかっていた武田良太先生も頑張り、今回の統一地方選挙の筑豊地区に置いては、賢兄愚弟の主張が誕生しており、立派な花が咲くことだろう。
しかし市長選挙に暴力団が関与して、不正が行われたとすれば、所轄署が黙認しても福岡県警が見逃すはずもなく、必ずや動き出し、摘発は時間の問題だろう。


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