戦い済んで

沖縄の翁長知事死去に伴う知事選挙が、9月30日に投開票が行われた結果、オール沖縄が推していた玉城デニー氏(58)が、39万6,632票を獲得して当選した。
公明党は支持母体である、創価学会の幹部を中心にした大量の学会員を沖縄に派遣し、その数は5000人を超えたとも言われている。
しかし学会が得意とする期日前投票も、今回の選挙に限ってはオール沖縄の支持者も、事前に行列を作って投票に行った模様で、予想されていた投票率の59%を超えた結果、自民党・公明党が推薦した佐喜眞候補は落選した。
来年は公明党の原点と言われている、地方議員の統一選挙が行われるが、最近の公明党は学会員の高齢化などもあって、出発点からの軌跡を若干修正しないと、今後の発展は望めないだろう。



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激戦続く沖縄県知事選挙

自民党の総裁選挙で安倍総理が3選を果たし、その勢いに便乗して勝ちたいのが沖縄県知事選挙である事は間違いない。

しかしながら過去の日本では、「弔い合戦」を旗印にすると、圧倒的に有利に働き、大勝する選挙を数多く見てきた。

選挙戦当初の世論調査では、オール沖縄の玉城デニー候補に対し、自民・公明・維新・希望推薦の佐喜真淳候補は大きく差を付けられていたが、自民・公明両党の支援部隊が大挙して沖縄に乗り込んでからは、支持者の掘り起しに尽力し、かなり追い込んだと言っても過言ではないが、やはり玉城候補が僅かではあるがリードしている。

双方の選挙陣営では、勝敗の分岐点を投票率59%にしているのが判明、59%以下であれば佐喜真候補が当選濃厚、59%を超える投票率であれば、玉城候補が当選するとみている。

投開票日もしくは直前の29日頃には、大型の台風24号が沖縄地区を襲う可能性が高く、投票率に影響を及ぼす事は間違いなく、佐喜真陣営の中には沖縄県民に被害が出ない事を願いながら、猛烈な台風24号を神風と称している様だ。