候補者に、最低限の知識と…

今年1年だけでも、パパ活国会議員、当て逃げ都議、詐欺に加担した女性市議など、質の悪い政治家のオンパレード、親の七光りのほか、男女に関わらず「ルックス」が先行して労せず議員になった者もいる。
しっかり働いてくれれば良いのだが、報酬に見合う仕事ができない者も多いので、選ぶ際にはしっかり見極めるように心しておきたい。

さて、福岡市長選の選挙公報が届いた。
160万の生命を預かるリーダーを決める選挙だが、違和感が。
誰にも被選挙権はあるとは言え 某候補者の公約(?)が酷い。


何を言いたいかよく分からないが、宗教、社会保障、税制度、死刑制度などの国政に関する改革を羅列、おまけに憲法改正にも言及しており 勘違いも甚だしい。

ただの売名行為と取られても仕方なかろう。
供託金さえ支払えば、ポスターや選挙公報、更にはテレビや新聞を通じ、名前と顔を拡散できる。
今後こうしたケースが増えてくると思われ、良しとするのかどうかだが、国が問題と捉えるなら何らかの対策を打つべきだ。

例えば、公務員になるために試験があるように、政治家に立候補する者に最低限の法律の知識を問う試験があっても良い。
それと、人としてやってはいけない道徳の試験も。

田中市議出馬に驚きの声

立憲民主党の田中慎介市議(44)が福岡市長選挙に無所属で出馬すると報じられた。
9月1日には立憲福岡市議団が、独自候補の擁立を見送る方針を固めていたというので 何か心境に変化があったのだろう。

田中市議は現在4期目、政策通で行動力もあり評価は高い。
しかし、遅すぎる決断に同党の関係者の間から 真意を測りかねるとの声も出ている。

高島市長は 市長選告示日の1ヵ月前となる 10月7日の決算特別委員会終了後、進退を明らかにするとしているが、4選出馬は確実というのが大方の予想、そうなれば 失礼だが勝負にならないと思われる。

一方で 高島市長が 市のシンクタンクの事務局長 A氏(42)を後継指名という噂もある。
ということで、高島市長が不出馬で A氏を後継指名したと仮定した話をする。

あと1ヵ月で自民党は候補者を探さないといけなくなる。
自民党市議団の中から出すか、或いは 大学の教授、または官僚を担ぎ出すにしても 調整に時間かかる。
A氏が事務局長を務めるシンクタンクの会長は九州の財界の実力者、財界が支援を表明すれば身動きが取れない。

そうなれば、A氏と田中氏の事実上の一騎打ちとなる。
A氏が高島市長の路線を踏襲するとすれば、自民党市議団とは距離を置く。
田中氏は 立憲民主党なので もともと自民党とは相容れないが、完全無所属となって自民党に推薦願を出せば面白くなる。

そんなことを想像してみました。

裏金疑惑、再浮上

昨年11月に行なわれた福岡市長選挙で高島宗一郎市長は、低投票率の中で28万5435票という過去最高の得票を得て、見事に3選を果たした。

人口増と共に福岡市の税収は、他の自治体が羨むほど毎年伸びており、進行中の地下鉄七隈線の陥没事故の復旧も終え、あとは2022年度の開業を待つばかりとなっている。

そんな中、博多駅を運営するJR九州に、子会社の不正調査に絡み、七隈線延伸工事に関する裏金疑惑が浮上してきた。

過去にも七隈線延伸が決定した際、前市長に2億円が裏金として渡ったという噂が流れたことがある。

その時は一笑に付されて誰も本気にしなかったが、最近になって、JR九州の幹部がそこに一枚噛んでいて、現在は所在不明の某元役員のM氏が絡んでいたのでは、という噂が立ち始めた。

そのことで週刊誌の記者が動き始めたという情報も入って来ている。



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なぜ?福岡県知事

4月7日に投開票が行われる福岡県知事選挙は、現在3名の候補者が立候補を表明しており、3月21日の出陣式に向けて3陣営は準備を進めている。

某陣営の世論調査によると現職の小川洋氏が、投票総数の7割を獲得し、2番手に自民党推薦の武内和久氏が2割の票で、3番手は共産党篠田清氏が1割の得票予想だ。

麻生太郎副総理の発言が県民の反感を買っている中、最近では麻生事務所がメディアチェックを行い、執拗なクレームでマスコミも辟易しているとの噂もあり、武内和久候補の足を引っ張っているのは事実の様だ。

武内和久氏は久留米附設を経て東大を卒業し、厚労省に入省してからは若きキャリア官僚として、日の当たる王道を歩くエリートだっただけに、泥まみれになる人物ではなかったはずだ。

当初の予定では今頃は福岡市の副市長に就任し、時には高島市長の代理で地域の行事にも参加することで、地域の人の輪に溶け込み約3年半後の福岡市長選挙に立候補すれば、見事に当選して市長の椅子に座る事が出来たはずだ。

それが誰か判らないが、甘い口車に乗ったばっかりに、福岡県知事選挙の候補に祭り上げられ、万が一にも無残な落選のレッテルを貼られた暁には、当分は立ち直る事はできないだろう。



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秋には大臣誕生か?

残りの日数が少なくなった開会中の国会で、自民党は次々に重要法案を成立させ、国会内で自民党一強を国民に焼付け、連立政権内においても安倍一強を誇示し、一寸先は闇と言われる政界において、秋に行われる総裁選挙での3選が、次第に濃厚になりつつある。
連動するように11月18日に予定されている福岡市長選挙において、通常ならば6月議会で現職市長が、出馬を表明するのが慣例であった。
本来ならば与党である自民党議員が質問し、それに答える形で出馬を表明するが、市長と与党の間には目に見えない溝があり、上手く歯車が噛み合わなかったと言って良いだろう。
現職の高島宗一郎市長は上昇志向が強く、準備をして東京都知事への立候補や、1、2、5区の衆議院議員へ意欲を燃やす噂に加え、麻生副総理の参議院自民党2人擁立説は、頭に高島宗一郎市長を描いていた、真しやかな噂も流れたのも事実だ。
しかし過去の噂はシャボン玉のように、全て見事に消えたのが不思議で、その後に安倍総理の3選が確実視されると、過去に民間の竹中平蔵大臣が誕生した様に、熊本地震の対応などの実績を評価した復興大臣説が流れ始め周囲も驚いている。

 

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ニアミス

 ~動き始めた市長選挙~

投開票日まで1ヶ月を切った福岡市長選挙だが、10月17日早朝に南区野間四つ角で、朝立ちの場所取りを巡って、現職の高島宗一郎氏と前市議の北島雄二郎氏がニアミスする場面があった。

南区選出の市議会議員や秘書などを、殿様気分で引き連れた現職の高島宗一郎市長は、有権者に頭を下げ盛んに手を振っていたが、反応は鈍かったようにも思える。

前市議の北島雄二郎氏に気が付いた市議の一人が、駆け寄って事情を説明した模様で、そこは大人の北島氏だけに即座に場所を西鉄高宮駅前に変え、爽やかに有権者に挨拶していたのが、非常に印象的であった。

前回の市長選挙で中央区に設けた、高島宗一郎氏の選挙事務所には、筑豊が地盤の国会議員秘書や、北九州市の県議会議員、さらには企業の代表が連日手弁当で押し掛け、我が物顔で闊歩している姿が今でも記憶に残っている。

前回同様に今回も北九州市から、県議会議員を先頭に大挙して運動員が来るのか、福岡地元県議会議員や市議会議員の姿が見えず、異様な雰囲気の不思議な選挙事務所になる可能性もある。

確かに自民党の推薦は受けているものの、現職は日頃から目は中央に向いており、議会軽視の言動から誰も真剣に選挙運動をしているような節は見られず、面従腹背を文字通り実行しているような選挙運動で、げに恐ろしきは政治の世界だ。 続きを読む