福岡6区の補欠選挙

参議院選挙は自民党の圧勝で終わり、国民の関心は東京都知事選挙へ移り、大勢だった野党統一候補の鳥越俊太郎氏は、古いカビが生えたスキャンダルを週刊誌が報じた途端に支持率が低下、一挙に3位に後退した。
選挙に興味を持っている関係者の大半が、小池百合子氏の優勢を口にするようになり、漁夫の利で当選を目指していた、自公推薦の増田寛也氏のことは誰も名前を口にしなくなった。
福岡県においては、福岡6区の衆議院議員、鳩山邦夫氏が亡くなったことで、秋に予定されている補欠選挙に向けて、自民党福岡県連は選考委員会を設置し、立候補者の受付を始めており、既に8名が名乗りを上げている。
最有力候補と目されているのは、故人の次男で現在大川市長である鳩山二郎氏といわれているが、内部が一本化していないため調整中の情報を聞く。
他には現職県議会議員や九州大学教授、現職国会議員の3名が名乗りを上げており、昨日まで7名であったが今日7月25日、選考委員会へ新たな人物が手を挙げたようだ。
自民党福岡県連会長で県議会議員のドンである、蔵内勇夫氏の実子が選考委員会へ立候補の申請を行なったとの情報だ。
候補予定者の名前を見ると、今後どのような駆け引きが行なわれるのか、大いに興味が湧くところだ。


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