福岡市議会・新議長に阿部氏内定

福岡市議会の最大会派・自民党市議団は、20日に開催予定の臨時議会で実施される議長選挙に、城南区選出の阿部真之助議員(55)を擁立することに決定した。

会派18名から候補者を1本化するため、7日夜に会議が開催され、3名が手を挙げた。
投票の結果、僅差で阿部氏が選ばれ、議長選挙には公明党市議団も同調するとみられており、阿部氏が議長に選出されることがほぼ確実となった。

自民党市議団は、本来であれば高島市長を支える与党の立場だが、福岡空港の新運営会社への出資問題やロープウエー構想などで対立、更に今回の福岡市議選では、自民党の現職候補が当選を危ぶまれた激戦区に、高島市長が直前に新人をぶつけてくる暴挙もあった。
結果的に現職候補が勝ち残り、新人は落選、関係悪化に歯止めが掛からない状態だ。

今後の議会運営は、高島市長に近い公明党市議団や、自民系の福岡令和会と自民党新福岡との折り合いをつける必要もあり、新議長阿部氏の手腕に多くの注目が集まるだろう。



 

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粕屋町長辞職?

平成27年10月25日に行われた、粕屋郡粕屋町の町長選挙は現職が破れ、粕屋町議会議員を経て立候補した、当時59歳の新人の因辰美氏が、6447票を獲得し、町長の椅子を獲得した。
福岡空港や九州高速道路の福岡インターが近いところから、それらを利用する物流センターを積極的に誘致し、町造りに取り組んでいた矢先に病に倒れて、3月議会は欠席し療養中であったが、8月10日前後に辞職願が提出される模様。

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福岡市営地下鉄 ~ 福岡空港国際線ターミナル延伸構想・後編!

それではどこからこういった話が浮上し、一人歩きし始めたのか。前編はコチラから。

今年9月15日、国土交通省は、「福岡空港民営化に向けた運営事業者選定で3企業連合が1次審査を通過した」と発表した。

これを報道した新聞記事のなかで、「福岡空港は国内線と国際線の乗り継ぎや、国際線の路線拡充などが課題とされており、企業連合には海外で実績がある空港運営会社や投資会社が参加していた。」とあったことから、地下鉄延伸の期待が大きく膨らんだようだ。

ところが、検証してみるとかなり厳しい。

地下鉄空港線の東比恵駅から国際線ターミナルまでは、直線距離で約1.5キロメートルだから、七隈線博多駅延伸距離とほぼ同じ。

だが、地下鉄空港線と七隈線は、乗ってみればわかる通り、規格がまったく異なる。

七隈線博多駅延伸工事は約450億円の総工費だが、空港線を国際線ターミナルまで延伸するとしたら、倍近くになるかもしれない。



ましてや、博多駅から筑紫通りの下をもぐり、山王公園経由で国際線ターミナルまで、という路線は、仮に安い七隈線規格でも、距離が約3キロメートルだから1000億円近い投資が必要であり、論外。

福岡空港の運営事業者は、少なくとも総事業費が2000億円を越える投資額であるため、旅客数を増やし、空港運営収入を増やそうと、交通の利便性を高めようとは思うだろうが、運営事業者が多くの資金を投資して、福岡市に地下鉄運行を委託するということはありえない。

10月13日の記事と同じように、結論として「延伸計画は無理!」ということだ。前編はコチラから。

 

 

福岡県第1区

「嘘は泥棒の始まり」と子供の頃からしつけられてきたが、先日の新聞には衆議院を解散するという嘘だけは、世間が認めていると書かれていた。
福岡県内には第1区から第11区まで有り、福岡1区は長年にわたって松本龍氏が固い地盤に支えられ、衆議院議員を務めてきたが、民主党政権時代の東日本大震災で、復興大臣としての発言が暴言とみなされ、その後の総選挙では県会議員出身の、自民党公認候補井上貴博氏が当選し今に至っている。
松本龍氏が代議士の時には利権など眼中に無く、ビジネスの話は余り聞かれなかったが、自民党の井上貴博氏が議員になってからは、九州新幹線の開通とともにJR博多駅を中心に開発が進み、一挙に新しい交通拠点へと変身した。

また博多港には連日大型クルーザー船が入港し、乗船客を運ぶバスが足りずに福岡周辺から観光バスを調達、爆買いの観光客が福博の町を潤しているのは周知の事実である。
そして福岡空港は、国内外からの航空機が飛来し過密状態で、今では滑走路を1本増やして、需要に対応するための拡張工事が始まっており、今後空港の運営が民営化すればさらに利用客が増えるだろう。
福岡市は人口154万人で国内5番目の都市に昇格、今後ますますアジアを中心にした海外交流が盛んになり、さらなる人口増加も想定されるため、陸・海・空の、すべての表玄関がある福岡県第1区が、改めて全国的に注目を集める選挙区になるのは間違いないだろう。


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ロイヤルの機内食事業~沖縄でも7月から

ロイヤルホールディングス機内食事業の福岡インフラントケイタリング㈱は、福岡空港と関西国際空港に引き続き、那覇空港でも7月1日から機内食の調整と搭降載を開始する。
もちろん成田空港と羽田空港でも関連会社で事業を行っている。
那覇空港近くの国際物流拠点産業集積地域那覇地区に開設される工場には、ハラールミール調整専用区域を設け、増加が期待されるムスリム向けの機内食も提供が可能となる。
ちなみに、最大調整食数は1日2500食。

同社は、平成26年度だけで、
香港ドラゴン航空のベストケイタラー金賞、
キャセイパシフィック航空ベストケイタラー銀賞・世界第3位、
同ハイジーンアウォード・世界第1位、
大韓航空最優秀ケイタラー第1位、
KLMオランダ航空アジア地区第1位
などの表彰実績を誇る。

【事業会社】
福岡インフライトケイタリング株式会社
福岡市博多区那珂3丁目28-5
代表取締役 坂田巖

ところで、今から30数年前、吉塚の印刷会社にいた頃、路上駐車が重なって免許停止となり、1ヶ月ほど自転車で営業回りしたことがあり、納品量が少なかった時は配達もした。
お客さんの中にロイヤルがあり、さすがに那珂や和白の工場は遠く、納品量も多かったため自転車で行くことはなかったが、機内食を提供する空港内のロイヤルケイタリングには、たまたま自転車で航空会社別の機内食納入チェックリストを配達したことがある。
今考えると、端っことは言え、自転車で通行して良かったのだろうかと思うが、どうなんだろう。もちろんゲートではガードマンに行先は伝えたが、行き交った航空機のパイロットがジロジロ見ていたのを思い出す。


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泥水建設~汚れる空港ビル

福岡の空の玄関口である福岡空港は、飛行機の離着陸が限界に来ており、新たに滑走路を1本増やすことで、効率化を考え計画が進められている。
滑走路増設の前に既存の空港ビルを移転しなければならないが、空港利用者ための駐車場の建設が終わってから、本格的な空港ビル建設が始まるが、スーパーゼネコンの大成建設と、清水建設がそれぞれ頭となってJVが組まれた。
大成建設4社JVに対し清水建設は3社JV、この2つのグループで入札したが、大成建設JVが清水建設JVより約20億円安い、450億円前後で落札したと言われている。
落札後は大型物件だけに、設計事務所を交えてVE折衝、簡単に言うと値引交渉、が始まり、10日前後の日数を要し設計事務所了承の下に、施主に対する提案書が提出された。
ところがこの提案書を叩き台にして、施主と清水建設が設計事務所を外して、別途に水面下で40日間の時間をかけて、価格交渉が行われたとの話が、漏れ聞こえて来たから問題である。
勝ち負けを決めるジャンケンで、相手が出した後に出せば絶対に勝てることから、公平さを欠く後出しジャンケンは違法とされてきた。
悪しき談合華やかりし頃でも、業界担当はルールを守り、この様な汚い手は使わなかったものだ。
スーパーゼネコン清水建設の矜持と良識は、一体何処に行ってしまったのだろうか。


 

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空港ビル~400億円の工事に異変

公共、民間を問わず大型工事には談合が付きもので、かつてはゼネコンの業界担当者が群がり、談合の腕を競ったものだが、最近は営業のルールを知らない社員が増え、何でも有りの激しい営業合戦が繰り広げられている。
かつては入札の前に談合が行われ、それまではあらゆる汚い手を使って営業するが、チャンピオンが決まり入札が行われると、負け組は潔く諦め次の獲物を求めて走り出したものだ。
福岡空港ビルは国交省の縄張り内で、数年前まで自民党の重鎮で実力者だった、福岡県筑後地区選出の古賀誠氏の独断場であったが、最近は現役を引退し勢力が弱まったのか、現在進行している空港ビルの建設では、入札後も未練たらしく清水建設が営業を続けている。
入札では大成建設が落札した情報を聞くが、清水建設は大成建設が設計事務所を交えて作成し提出したVE案の資料を入手し、施主と更に交渉している情報を聞く。
今回は新築部分だけでなく改装部分も含まれており、確か改装部分の元施工は大成建設だったはずだ。
一寸先は闇と言われる政治の世界だけに、政界も若手が力をつけ新旧の交代が進んでいるようだが、その若手を担いだ上での清水建設であれば、先見の明がある素晴らしい営業力となるのだろうが、これで契約に到るまでさらに一波乱起きそうな雲行きになって来た。


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