若者に響く政策と組織づくりを

日本共産党福岡市議団の市政懇談会に参加した。
来年行われる統一選挙を意識しての会と勝手に理解し、参加者の顔触れや出席者の数も予想して会場に入ったが、約40人の高齢者だけの集まりで拍子抜けした。

前の席には、市議団団長の中山郁美氏(早良区)、幹事長の倉元達郎氏(城南区)、綿貫英彦氏(東区)、堀内撤夫氏(南区)、松尾りつ子氏(中央区)、山口湧人氏(西区)に加え、来年博多区から立候補予定の木村たくじ氏(博多区)と 県議会議員の立川由美(東区)の8名が座っていたが、その割には余りにも参加者が少なかった。

学生運動世代の高齢化が顕著になり、選挙運動も ままならなくなっている状況は 党本部も 地方組織も認識しているが、打つ手がないと聞いている。
最近は地方議員もパソコンとデスクワークの仕事が主体で、活動量が低下しているように思える。

いくら正しいことを言っても、後を振り返ったら誰もいなかったでは話にならない。
幹部が長年居座って、組織の若返りを軽んじてきたことが 今の状況を作った要因と言える。
今後は、若者に響く政策や 参加しやすい組織を作るため、抜本的に改革していく必要があるだろう。

福岡県議会・日本共産党

現在86名の定数で運営されている、福岡県議会において日本共産党議員は、3期目の高瀬菜穂子氏を団長に、2期目の山口律子氏を幹事長とする2人で議席を守るも、4月の県議会議員選挙では、交渉会派の5議席を目指して、各選挙区で候補者は頑張っている。

北九州市小倉南区と若松区の、現職2人の当選確率は高く現状維持を保ち、福岡市東区から出馬している、立川由美氏は選挙区の定数が1議席増え、無投票の可能性が高くなっており、最低1議席増は確実になりそうだ。

日本共産党の立候補総数は6人のようだが、北九州市八幡西区の定数4に出馬している、伊藤淳一氏がかなり追い上げて、一番当選に近い当落線上にいて、残り1ヶ月が本人を含め運動員の正念場になっている。

知事選挙が県議会議員選挙にも微妙に影響しており、既に北九州市も次第に小川洋候補が盛り返している状況、3年後の参議院選挙も現職の立候補が難しくなるかもしれない。



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