近郊散策~JR九大学研都市駅

今宿街道の旧大字徳永から大字女原にかけた一帯の中心部に、JR筑肥線九大学研都市駅がある。ほんの10数年前、202号バイパスは既に通っており、筑肥線も高架になっていたが、九大学研都市駅は影も形もなかった。ただ、区画整理上必要だったのだろう、片道1車線程度の道路が一部出来ていただけで、福岡大学の野球場とサッカー場だけは現在地にあった。その後の大字徳永および大字女原の変貌ぶりはご存知の通りで、町名も新しくなり、現在は西の副都心をイメージしたのだろうか、福岡市西区西都1丁目や2丁目などと呼称されている。

ところでこの九大学研都市駅周辺はしばらく分譲マンション建築がお休みだったが、現在3棟の大型マンションが開発されているため、9月23日秋分の日に、一帯を散策してみた。

昔パチンコ店のフェスタ今宿店があった場所で、14階建ての「MJR九大学研都市レジデンス」161戸が基礎工事の段階。建築は松尾建設。竣工予定は平成29年3月。

西隣には、ドン・キホーテ福岡西店が10月から着工される模様。

ちょうど、今宿街道をはさんだ北側には、ラーメンで評判の「安全食堂」がある。今日は祝日でお休み。

ドン・キホーテ予定店舗の西南20メートルにはコメダ珈琲店があり、


さらに南側に行くと、約100メートルで焼肉のワンカルビ。

そして筑肥線高架をはさんださらに南側で、第一交通産業が住居107戸、店舗4戸、合計111戸の大型分譲マンション「九大学研都市タワー19」を開発中。


ゼネコンは吉川工務店、名前通り19階建て、竣工は来年2月。残戸数は1戸。

道路をはさんだ東側に福岡大学付属大濠高校野球場があり、そのさらに東側には福岡大学の野球場がある。

マンション西隣は西区役所の出張所である「さいとぴあ」。
再び九大学研都市駅の北側に戻ると、町名の西区西都からはほんの数十歩しか離れないが、西区周船寺で大阪のサンヨーホームズが新たに116戸、12階建の大型分譲マンション「仮称・サンメゾン九大学研都市エルド」を開発する。

写真手前も広大な更地になっているが、ここではない。


ここは棒ラーメンで有名なマルタイの本社工場があったところで、現在同社は西の丘近くの中村学園三陽中高校の隣に移転している。

元春田勲志商店の跡地にサンメゾンシリーズが建築される。写真で見ればわかるように、未だ解体工事の最中で、


どうやら来月いっぱいかかる模様。計画書によれば、着工は11月だが、ゼネコンは公表されていない。
隣の大きなマンションは「ストリームライン周船寺」。手前は周船寺3号公園


ところで、ここから南へ約400メートル、筑肥線を超えたところに大きな前方後円墳がある。


時代は5世紀半ば。前方部は三段。


今宿から周船寺にかけては5世紀半ばの古墳が数多くあり、福岡市中心部よりも大昔は栄えていたエリアだったという声もある。下は石室。

そのためかどうかはわからないが、毎年お盆前には奉納和太鼓や奉納獅子舞、奉納花火大会が行われている。



このエリアはまだ需要があるだろう。

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第一ゼネラルサービス

~東京で業績拡大~
 北九州市が発祥での地で、全国各地のタクシ―会社を吸収合併し、保有台数日本一の第一交通産業が経営母体となって発足した会社である。
24時間年中無休で働くタクシーが稼ぎ出す日銭は、金融機関にとって非常に魅力的で、第一ゼネラルサービスはそうした資金を背景に昭和50年4月、事業資金の融資を目的に発足した金融業者だ。
メイン銀行は西日本シティ銀行で、代表取締役吉田邦宏氏も同行の出身、不動産デベロッパーへの融資が多く、設立当初は不良債権の発生もあったようだが、最近はかなり手堅い経営を行っていると言われている。
将来の株式公開を目標に業容を拡大、最近は東京での営業開拓が功を奏しているようで、かなり収益率もアップして業績も向上、今期はさらに利益が見込まれているようだ。
このように企業業績は順調で問題は無いと思われているのだが、最近良く聞かれるのが代表の評判で、今まで聞かれなかった個人の情報が余りにも多方面から入ってくるため、何かあるのではと逆に勘繰りたくもなる。 続きを読む

「THE CRODO 薬院浄水」~第一交通産業

福岡を中心に九州全域で分譲マンションの「アーバンパレス」シリーズを展開している、第一交通産業㈱(北九州市小倉北区)は、高級住宅街として知られる福岡市中央区浄水通りで、同社最高級ブランドの分譲マンションを開発する。 続きを読む