モリとカケ ~ 本当は・・まだ隠れた疑惑が・・・?

森友学園は籠池理事長夫妻に不正があり、司法によって追及するために逮捕され、厳しい取調べを受けているはずだが、売ったほうが大幅に値引きしたのは、犯罪とまでは断定しないが、何も問われることはないのだろうか。

過去に何度か不動産売買に関わったことはあるが、売主と買主の主張する価格に開きがある場合は、なかなか折り合いが付かず、苦労した記憶がある。

加計学園問題にしても、野党の詰めが甘く、しおらしく丁寧に説明するなどと、時間稼ぎをした挙句、そ知らぬ顔で、臨時国会冒頭解散とは!

8月の改造内閣を「仕事人内閣」などと自画自賛していたのは何だったのだ、持ち上げられた大臣諸氏は結局、何もしていないではないか。

箔だけはついたか。

読売新聞の後押しで強行突破したということなのだろう。

ところで加計学園問題は、安倍総理にとって致命的な事実が隠されているとの情報もあり、その点を追求されることを恐れた早期解散だといわれている。

選挙期間中に週刊誌で報じられる可能性もあり、事実であれば潮目が変わって、新しい自民党政権の誕生も考えられる。

安倍内閣支持率~低下!

6月16日から18日にかけて、新聞各社が行なった安倍総理の支持率は、高い方から並べると次の通り。

読売新聞 49%    12ポイント低下
日経新聞 49%     7ポイント低下
産経新聞 47.6%   8.5ポイント低下
共同通信 44.9%  10.5ポイント低下
朝日新聞 41%     5ポイント低下
毎日新聞 36%    10ポイント低下

どこの調査でも、特に応援団を形成していた読売新聞や産経新聞でも50%を割り込んだことから、安倍総理は19日に急遽、首相官邸で記者会見を行い、国会での答弁を深く反省していると釈明していたが、相変わらずの口先反省で、「人づくり革命」などと目先を変えるコメントの乱発で、煙に巻いたのは先週までの国会答弁とまったく同じ。
はたたしてどちらが「印象操作」だろうか。

記者会見が終わったら、大阪地検が森友学園の強制捜査を実行、翌日20日の午前6時まで捜査に当たり、籠池理事長自宅でも未明まで続いたという。
せっかく「印象操作」で昭恵夫人の存在を隠し、「籠池夫妻=ワル」のイメージを植えつけたにもかかわらず、ここで未明までの強制捜査であれば、「大阪地検、オマエも忖度か」といわれかねないし、逆効果だろう。
正気の沙汰ではない。
しかしながら、籠池諄子夫人、あなたは役者です。

ちなみに、読売新聞系列の日本テレビが行なった調査では、
支持率39.2% 6.3ポイントの低下 だった。
数ヶ月前は、毎日新聞よりも支持率が低かったということに、別の意味でビックリした。

寄付、麻薬、吹き募る解散風

永田町で昨年来、吹き始めたと思ったらいつの間にか消えている解散風に、先生方は翻弄され、その度ごとに地元秘書は事務所探しに走り回るが、毎回徒労に終わっていることから、最近は右の耳で聞いても、すぐに左の耳から抜け出ているかのようだ。

ところで森友学園問題に終止符を打ちたい自民党だが、昭恵夫人のネタは尽きることがない。
平成27年11月発売された、「『私』を生きる」という自著には、「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」と見事に書かれているのだが、籠池理事長が100万円を受け取ったのが、発行2ヶ月前の9月5日で、ひょっとすると手渡したその後、すぐに書いたのではないかと勘ぐられかねないほどで、妙に生々しい。

また別件では、関西地区を地盤とする国会議員が麻薬常習者リストに登場、国会終了後に逮捕されるとの情報が飛び込んできたから驚きである。
これが仮に事実であれば、解散風が一段と強くなり、地元選挙事務所の中には早くもポスター制作に取り掛かったとの話しもあるくらいで、信憑性が高くなったといっていいだろう。