役得

経団連や同友会はいうにおよばず、地方の経済団体のトップには、企業の代表社長を経験した会長や相談役が一種の名誉職として就任し、地方経済をリードしている。

ロータリーやライオンズクラブは親睦や奉仕が目的であるため、メンバーは経済的に恵まれて日ごろの生活にゆとりのある方々ばかりだが、最近はビジネスが目的で、運営を会員からの会費で賄っている経済団体を、怪しげな人物が牛耳っているとの噂を聞く。

本来、経済団体トップの必要経費は、出身母体である企業が負担すべきものだが、会員から会費として徴収した資金の中から、トップに給与として支払われているような、奇妙な団体があるようだ。

一部には行政からも資金が投入されている話もあり、これが税金であれば、新年早々週刊誌のネタ隣、政治が絡んでいるだけに、1月末には結果が出て火を噴くだろう。