市役所敷地内での衝撃

福岡都市圏のある自治体で今月10日、早朝散歩していた市民が市役所敷地内の樹木付近に人影を見つけ、近くの警察署に届け出た。
その後、救急車が到着するなど対応に当たったが死亡が確認されたという。

亡くなったのは市内在住の事業者、市税を滞納し支払いで悩んでいたとの遺書が見つかっており、関係者からは『場所が場所だけに抗議の意味があるのでは』という声が上がっている。

因果関係の特定は難しいかもしれないが、再発防止に向けて、関係した職員の対応が適切だったかどうか検証する必要があるだろう。

人の命

シリアに3年余り拘束されていた、ジャーナリストの安田純平さんが解放されて、無事日本に帰国した明るいニュースを、多くのマスコミが報じていた。
在庫一掃セール内閣と言われながら、第4次安倍内閣が発足して久し振りに、明るいニュースとして報じられているが、モリカケ問題で財務省職員が、自殺した事をもう一度思い出し、事件を風化させないで欲しい。
同僚が自殺したのに財務省などの職員は、居座っている麻生財務大臣が怖くて口を閉ざしているが、実に情けない話で、自殺した本人や家族の気持ちを察して、大臣に向かって正々堂々と真実を話すべきで、多くの国民もそれを、待っているのではなかろうか。



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サラリーマン記者

日本のというよりも、世界の広告業界を代表する電通で若い女性が自殺、労働基準監督署が動き出し、ネット上でもマスコミ紙面でも色々な意見が出ておりかびすましいが、大手メディアといえども一歩間違ってブラック企業の烙印を押されると、社員の確保も難しくなることもあり、各社対応に追われている。

日本のマスコミ業界を永年にわたって牽引してきた朝日新聞も、残業を含む長時間労働が社内で話題となり、記者だけでなく経理などの内勤社員も実際の勤務状況と、給与体系の見直しが進められている。

かつて花形だった特ダネを追いかける新聞記者は既に過去の遺物と化しているようで、サラリーマン記者が書く、当たり障りのない記事が掲載され、その割りに広告だけが目立つ朝日新聞を、購読者が読むとは思えないのだが・・・。