九州最古の寺・武蔵寺

筑紫野市の二日市温泉から徒歩15分程度、九州最古のお寺「武蔵寺」があります。飛鳥時代や奈良時代に創建されたと言われていますが、不明なことが多いお寺です。
当時住んでいた長者・藤原虎麿(ふじわらとらまる)が建立。薬師十二神将の内の摩虎羅(まこら)大将のお告げで、薬師如来と十二神将の像をつくれば国や氏族は繁栄すると言われ、建てたのが武蔵寺と言われています

毎年5月下旬に咲く「長者の藤」(筑紫野市指定天然記念物)は、藤原虎麿が植えたと伝えられ、樹齢1300年とされています。
境内には、貞和3(1347)年に建立された自然石の梵字板碑(ぼんじいたひ)があり、藤原虎麿の墓所とも言われています。他に、菅原道真公が身を清めたと言われる紫藤の滝があり、衣がけの岩が滝つぼの横に残っています。

武蔵寺は、別名「温泉道場」や「湯寺」と言われ、二日市温泉の温泉治療とともに、精神面の癒やしも行われたと考えられています。
行かれる際は、二日市温泉とともに、心身ともにリフレッシュされてみてはいかがでしょうか?

「武蔵寺」
電 話:092-922-2670
住 所:筑紫野市武藏621
(Googleマップ https://goo.gl/maps/WfBE9MLVnGSVAW6t5



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無駄な選挙 ~ 太宰府市

菅原道真は学問の神様として、今なお多くの国民の崇敬を集めており、太宰府天満宮の門前町は参詣客で賑わい、最近では海外からの観光客でも溢れており、境内や参道は外国語が飛び交って、天満宮もだいぶ様変わりしてきた。

その天満宮がある太宰府市の市民は、市役所改革を考えて今の市長を選んだのだろうが、行政と議会の間にいつの間にかミゾができて、市長の不信任案が議会で可決され、市長は議会を解散して市民に信を問う市議会議員選挙が先日26日告示されたが、立候補者のほとんどが反市長を表明しているだけに、来年1月には再び不信任案が可決されることになるだろう。

次に待っているのは市長選挙で、元代議士や現教育長の立候補が取り沙汰されているが、今度こそ長続きする市長を選んでほしいものだ。

最近の首長選挙はテレビなどで露出が多く、知名度の高い人物が当選するケースが多いが、有権者は候補者をしっかり見極めて投票することだ。

太宰府市民は市議会議員と市長選挙に、どれだけ無駄な税金が使われたのか、よく反省して一票を投じてほしい。