筑前町・みなみの里

目的地に行く際には時間に余裕を持ち、出来るだけこれまで通ったことの無い、新しい道を走るようにしている。

先日も朝倉市に向う際に、国道ではなく県道76号線を走っていると、道路沿いに「みなみの里」の看板を掲げた道の駅があった。

早速立ち寄ってみると、ほかの道の駅に比べ敷地が狭いこともあり、商品の種類と量が若干少ないようにも思えたが、加工品は工夫が凝らされていて、面白い買い物が出来た。

併設されている昔懐かしい一膳飯屋風の飲食部門がまた素晴らしく、地元で取れた新鮮な野菜を中心に味付けも申し分なく、品数の豊富さと料金の安さは驚きで、厨房では働いている女性は笑顔が絶えず、その雰囲気がテーブルまで伝わってくるほどで、実に楽しい食事ができ、もう一度行きたくなる店だ。

商いで店を営んでいる方々は、一度食べに行けば、商売の原点を見出し、何かヒントを持って帰ることができるだろう。

道の駅~福岡県には16ヶ所

全国の国道を管理している国交省は、国道を利用している人のために、トイレやレストランなどの施設を整備し、特産品の販売所を併設して、地域雇用と活性化を目的として、各地に「道の駅」を作っている。
福岡県内には「原鶴」を第1号としてオープンし、一番新しい「いどだ」まで入れると、16の「道の駅」が建設され、地域の役に立っているようだ。
一方、福岡県内は11の選挙区に分かれているが、注目したいのは自民党に所属する武田良太議員の11区には、豊前市、築上郡上毛町、添田町、香春町、大任町にそれぞれ「道の駅」が6ヶ所建設されており、武田良太先生の地域に対する熱意の貢献度が分かる。

地方自治体の首長が地元の発展を願うのは当然だが、自治体の予算をあまり使わずに、商業施設を作りたい気持ちは十分理解出来、そこで国会議員先生の腕の見せ所となるのだ。
「道の駅」が乱立すれば特色が必要となり、中には大任町のように、併設するトイレに1億円を投入した、通常では考えられないような噂も聞かれ、参考のために1度は見学に行きたいと思っている。
地元で話題のトイレ誕生で、恩恵にあずかっていた武田良太先生も頑張り、今回の統一地方選挙の筑豊地区に置いては、賢兄愚弟の主張が誕生しており、立派な花が咲くことだろう。
しかし市長選挙に暴力団が関与して、不正が行われたとすれば、所轄署が黙認しても福岡県警が見逃すはずもなく、必ずや動き出し、摘発は時間の問題だろう。


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道の駅「うしぶか海彩舘」~牛深で思い出したこと

管轄する九州地方整備局道路部によれば、「道の駅」はもともと道路利用者へのサービス提供の場だったようだが、近年は産直農水産物の売り場となっており、祝祭日はもちろん、平日でも数多くの観光客や地元民を集めてにぎわっている。
こうした「道の駅」は定期的に登録されており、4月15日付けの第43回登録では新たに全国で19駅が登録され、合計1059駅になったようだ。
九州では新たに熊本県内で「上天草さんぱーる」、「うしぐか海彩舘」、「あそ望の郷くぎの」の3つの駅が登録され、121駅となったようだ。

牛深には今から40年ほど前の夏休みに1回だけ行ったことがある。学生時代の友人、山下君の実家で、抽象画家の貝島先生夫妻やほかのメンバー総勢6名ほどだったろう。
宇土半島突端の三角町(現・宇城市)から天草五橋を通って大矢野島に渡り、天草島の東岸をひたすら南下、ようやく天草の最南端、牛深市に到着した記憶がある。遠路はるばるという言葉が思い浮かんだほどの長時間の車の旅だった。
目的はタイ釣り。翌々朝漁船に乗り、ちょっと沖に出て海老で釣ったが、大漁だった。山下君の父上も一緒に釣った。当然その夜は大きなタイとイトヨリ(天草では海ゴイ)、カワハギなどの海の幸でパーティとなった。
少々飲み足りなかったが、満足出来た記憶がある。
今は道路も良くなっているはずだから、行ってみたいものだが、ドライバーが数人は必要で、今度募ってみようと思う。
ところで、還暦過ぎているはずの山下君、お元気ですか。 続きを読む