選挙違反・2

前回の福岡市議会議員選挙において保守系の議員が、福岡市の上層部に泣き付いて、取引業者の幹部が多数の運動員を動員してのローラー作戦で見事に当選はしたものの、警察からは未だに別の事件で内偵が進められている噂が消えない。

今回も保守系市議会議員の1人が、福岡市の上層部に泣き付くも、前回の件が未だに尾を引いており、今回は選挙区が福岡市中央区だけに、区役所の職員に依頼した模様で、既に内部では話題になっている。

区役所の幹部クラスが飲食で使用する店に対して、某市議会議員への投票を依頼した話も、実名で噂や情報が飛び交っているだけに、選挙違反取締本部の耳に達するのも時間の問題だろう。



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選挙違反・1

福岡では統一選挙が4月7日に行われるところから、投開票日まで1ヶ月を切り、各選挙事務所の動きが慌しくなってきた。

市議会議員選挙には各区で、多くの新人候補が出馬しており、中には何を目的に立候補するのか、その真意を聞きたくなる候補者も多い。

候補者の中には、過去の栄光や実績で知名度が高い候補者も見受けられるが、勢いやノリがエスカレートし出馬したのではと疑いたくなる様な候補者も現れて、お祭り騒ぎの延長で選挙をしている候補者も見受けられる。

選挙には法律によって様々な違反行為が明記されており、文書等で違反すれば警察から警告を受けるが、現金や菓子等の物品を配布すれば、刑事事件に発展する可能性もあり、何も知らなかったでは済まされず、特に新人候補者は用心する事だ。



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啓蟄(けいちつ)

3月6日は二十四節気の「啓蟄」の日であり、辞書に、その意味は暖かくなって生き物が土から出てくる頃とある。
選挙を目前に控えた県知事候補や県議候補、市議候補の先生方は、今からが勝負の時期であり、街頭や支持者回り、集会にと多忙な毎日を過ごしていることが推測される。
まさに、生き物が土から出て活動する時期と重なるが、統一地方選挙の投開票まで、残り1カ月となり、運動にもエンジン全開へアクセルを踏みこんだ方もおられると思われるが、警察も既に選挙違反に目を光らせている時期でもある。
時々は、暴走を防ぐ為、ブレーキも踏んで頂きたい。
選挙違反や醜い争いにしても、国民が監視していることを肝に銘じ、クリーンな選挙を行って頂きたたいと切に願う。



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福岡6区~最新情報8

福岡6区の補欠選挙は投開票日まで1ヶ月を切ったことで、劣勢の蔵内陣営は県内の自民党関係者を総動員し、ローラー作戦に打って出た情報が入ってきた。
だが福岡6区以外から動員された運動員は、地理も方言もわからない上に、プライド高い久留米など6区の有権者から、蔵内謙氏の支持に回った地元県会議員の裏切り行為を、非難する声を数多く聞かされているようだ。
その一方、ここに来てやはり地元の人を望む声も挙がり始めており、地元小中高校を経て早稲田大学を卒業した、新井ふみ子氏に期待する意見も徐々に増え始めているようだ。
確かに男性の自民党支持者は仕事の関係上、蔵内謙氏への支持を表明しているが、それが故鳩山邦夫氏への裏切り行為になることは、自分自身が一番よくわかっているようで、戸別訪問中の運動員への態度に現れている模様。
だが女性の自民党支持層は、そうした状況に嫌気がさして、民進党は嫌いだが地元出身と言うことで、新井ふみ子氏の支持が少しずつではあるが増えている。
こうした有権者の気持ちの変化を、選挙のプロは認識しており、大家さとし参議院議員と中村明彦県会議員の2人が、早くも魔女狩りを開始した情報が漏れ聞こえ、一生懸命選挙運動した挙句、生け贄にされた人こそいい迷惑だ。
また音楽関係者の選挙違反が、捜査関係者の間で内偵されているとの噂も囁かれている。


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田川市~あまりにも酷過ぎる選挙違反

 4月26日に行われた田川市長選挙は、26日の投票分では現職候補がリードしていたが、期日前投票分が開票されに連れて逆転し、新人が63票の僅差で当選する結果となった。
他の地区に比べて投票率は70%以上で高く、さらに投票者数に対する期日前投票率は35%を超えており、これも異常と言っていいほどで、何か作為が感じられる数字である。
この事を田川市選挙管理委員会に申し立てても、提出した当初から棄却されることが予測されたため、事前に調査した事例を列記して、今度は県選挙管理委員会に提出した。
同地区は炭鉱華やかりし頃から、博徒と呼ばれる人が牛耳っていた土地柄だけに、今でもその名残で暴力団がはびこっており、かなりの力を持っているのも事実で、地元警察も容易に手を出さない風潮がある。
それらの力を利用したのが今回の選挙で、若者を中心にスマホなどで人を集め、レンタカーで期日前投票場へ人を送り込み、買収工作を行っていた様だ。
暴力事件は日常茶飯事で、かつては暴力団の力で町の秩序が保たれていた地区だけに、選挙違反行為などは罪の意識も無く、ただ単に票を売り買いしただけのビジネス行為と認識しているようで、白昼堂々と街頭で行われた形跡が窺える。
選挙管理委員会は、選挙での買収行為が犯罪だと知らしめる、啓蒙運動からまず始めなければ、同地区に正常な選挙を望むのは無理なようだ。


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田川市長選挙~異議申立を棄却

今年4月の田川市と太宰府市の市長選挙では、投票前の予想に反して新人が市長の椅子を射止め話題になっていた。
特に田川市長選挙は、4月26日投票分の開票結果では現職有利だったが、期日前投票分が開票されるに連れて、新人候補が票を伸ばし逆転当選したため、周囲は唖然とし色々な噂が飛び交ったほどだ。
有権者数と期日前投票者数を比べてみるとびっくりする。
田川市の有権者数3万9962人に対して、投票率73.1%だったから投票者数2万9173人、そしてこのうち期日前投票した有権者は1万0420人(前回7800人)で、なんと3人に1人が期日前投票したことになる。
選挙に対する意識がものすごく高い立派な選挙区で、自治省は表彰しても良いくらいだ。
今回の市長選挙では、期日前投票希望者が夕方の時間帯に集中、選挙管理手続きの不備もあり本人確認が杜撰になっていた。
そのことで田川市民である伊藤信勝、原田巌両氏が、5月8日田川市選挙管理委員会へ異議申し出を行ったが、月森金次郎委員長は6月5日に本件棄却の決定を下した。
異議を申し立てた両氏は棄却を予想していた模様で、改めて県選挙管理委員会へ異議申し立てを行い、地元選出の県議会議員が議会において、質問する情報が伝わって来た。
福岡県警の選挙違反対策本部も、今回は筑豊地区の県議選立候補者を逮捕したことで、かなりの成績を上げたと上層部や担当者は自画自賛、先日解散したようだ。
その一方、鹿児島県警は12年前の県議選買収事件の裁判で、5月15日被告全員無罪の判決を下されるという、汚点を残しただけに臭いものに蓋で、福岡県警は今回の捜査を見送る公算が大と言われている。 続きを読む