先手必勝

~朝立ちの場所確保~

福岡市を地盤とする福岡1、2、3区は、前回の総選挙で自民党が圧勝して、1区井上貴博氏、2区鬼木誠氏、3区古賀篤氏の3名が当選、1年生議員の誕生で若返った。

今回も野党の足並みが揃わぬ内に、解散を発表した安倍総理だが、その驕りが自民党関係者に浸透しているのではなかろうが、選挙態勢ものんびりとしたもので、支持者の1人として油断大敵を心配する。

30日の深夜に自民党支持者から届いたメールに、明朝1日に西鉄薬院駅で候補者が朝立ちするので、声かけをして欲しいとのことだったため、7時前に現場へ行くと既に民主党の支援者が旗を立てていた。

念の為に7時を過ぎてから徒歩で現場に行ったところ、民主党候補者本人がタスキを掛けてビラを配っており、自民党は朝の場所取りに失敗して急遽別な場所に変更したが、これは選挙事務所も把握していないようだった。

自民党福岡市議団は議長選挙のしこりから、部屋会長の責任問題に波及して交代するなど、先日の市長選挙にしても一枚岩とは言えず、更には来年の統一選挙でベテランの引退も囁かれており、その様な状況下で総選挙を迎えて選挙戦は苦しい。

特に1区の衆議院選は2人が推薦され、当選した方が自民党に入ることが約束されているだけに、激しい選挙戦になることが予測され、自民党の県議市議が二分される可能性も出てきた。

公示日が近づくに連れて安倍総理の支持率が低下しており、早くもポスト安倍の話が話題になり始めた。 続きを読む