押し紙処分?~販売店から古紙の束が・・・

年を取ったからと言う訳ではないのだが、朝から若者がキビキビと立ち働いている姿を見るのは気持ちが良いもので、たとえ、バス専用車線にハザードランプを点滅しながら古紙回収のパッカー車が停車していて、朝の渋滞の原因になっているとしても、手早く終わらせようとしているのが、その動きで判るだけに、カリカリするようなことはない。

などと思いながら、ユルユルと車の列が流れていったため、何を積み込んでいるのかなと、ふと好奇心にかられて見てみると驚いた、古新聞の束だ。
腹の上に両手で4束ほどを抱えパッカー車に投げ込んでいたが、見ていただけで数分間に3往復。
この前後があったはずだから、結構な量を販売店から搬出したはず。

これが集合住宅の古紙集積所から運び出したのであれば、まったく問題はないのだが、新聞販売店から出て来ていたのがひじょうに問題。

先日、新聞紙面に掲載されていた月刊誌の広告のタイトルに、「公式発表部数の3割が押し紙か?」とあったのを思い出したため、「オイオイ、今流行の押し紙処分かい?」と思ったものだ。

ただ自宅近くの新聞販売店は、毎月一度古紙をボックスタイプの軽トラックで集めに来てくれるから、同じようなことをしている新聞販売店かな?と思って販売店の看板を見てみたら、こちらは複数紙を配達している販売店だった。

たぶん自宅近くの販売店が行なっている古紙回収は、新聞社からの指示で行なっているわけではなく、販売店の独自のサービスなのだろう。

この欄では以前から、押し紙で行き詰った新聞販売店のことを報告してきたが、押し紙が発行部数の3割というのはオーバーかもしれないが、あながち誇大に見せかける広告用のタイトルでもないのかな、と感じたものだ。

ちなみに自宅近くの販売店は、押し紙部数が2番目に多いといわれ、数年前には1000万部の発行部数を誇っていた新聞社系列。


写真はイメージです。