アメリカズカップ~ワールドシリーズ福岡

数日前から外国人の姿が目立つと思っていたら、ライオンズクラブの世界大会が福岡で開催されており、24日の土曜日は明治通りを参加者がお国自慢の民族衣装でパレードする予定で、祭り好きな福岡市民が喜ぶ大イベントとなる。
ところで先日、高島市長が発表していたのは、世界最古のスポーツトロフィーであるヨットの、「アメリカズカップ」挑戦権を争う一戦がアジアで初めて、博多湾で11月に行なわれるというものだった。


出走する6ヶ国のヨットの中から挑戦艇を決めるため、世界各地を転戦するもので、アジアでは初めての開催となり、当初は東京湾と博多湾が候補として挙がっていたようだ。
日本から参加しているのはソフトバンクチームで、プロ野球も福岡ヤフオクドームを本拠地とし、ソフトバンクホークスは首位を独走しているだけに、オーナーである孫正義氏がドームの見える博多湾での開催を強く望んだ結果、今回の開催地が決定した様だ。
海の上を80キロ前後のスピードで走る、ヨットレースを見るため多くのファンが世界中から訪れ、福岡の知名度が一段と上がることだろう。
福岡市民は居ながらにして、世界最高のヨットレース「アメリカンズカップ」を見るチャンスに恵まれ、ヨットファンが増えれば、また一つビジネスチャンスが生まれるはずだ

インド&ジャパン“善”~ライオンズクラブ国際大会でカリー料理を

6月24日(金)から6月28日(火)まで、福岡市で開かれる第99回ライオンズクラブ国際大会福岡は、国内各地から約2万5000人、そして海外から約1万5000人が参加する、一大イベントだ。
宿泊施設の確保には大変な苦労があり、福岡県内のホテルや旅館だけでは到底間に合わず、中には熊本や鹿児島のホテルが宿泊先となり、毎日新幹線で通勤する方々もたくさんでてくるようだ。
そしてこれら4万人の胃袋を満たすのもまた大変なことで、大部分は日航ホテル福岡などのように、多人数とフレンチやイタリアンなどのコース料理が対応できる厨房設備があるところにかぎられるが、中には特別な料理、たとえばベジタリアンや宗教上の制約がある方々向けの料理は、それぞれの専門店に発注されている。
警固本町通りにオープンして4年目を迎えるインド&ジャパン“善”は、井上薫さんと亜耶さんの親子、そして北インド出身のラビンダー・シングさんが作るインドカリーの店で、入口わきにある窯・タンドリーで焼くナンやチキン、スペアリブなどが評判を呼んでいる。


そしてインド&ジャパン“善”がライオンズクラブ国際大会では、2店舗が担当するカレー部門の1つに選ばれた。
ランチと夕食でそれぞれ100食余りを作って、会場や宿泊しているホテルなどに配達し、配膳して、さらに片付けしなければならないようで、来週半ばからその次の週明けまでは、多忙を極めるようだ。
「毎週土曜日はカレーの日」と勝手に定めて食事を楽しんでいるだけに、ハレの舞台に馴染みの店が出て行くというのは、なんとなく鼻が高く、誇らしいものの、このライオンズクラブ国際大会福岡で体力を消耗し、しばらく店を休みますというようなことがないよう、切に願う次第です。
皆さん、よかったですね、期待しております。


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