3月16日告示、23日投開票となっている豊前市長選挙、小さな市であるが既に激しい選挙戦が繰り広げられている。
「令和の米不足」に対し、日本政府が備蓄米の放出を決めるも、市場に出回るのが3月後半ということもあり、依然として全国のスーパーでは米不足と価格の高騰が続いている。
今年に入って初めての大型選挙で、夏の参議院選挙の前哨戦として注目を集めていた北九州市議会議員選挙も終わった。
令和に改元されて初めての国政選挙となった2019年の参議院選挙の福岡選挙区では、自民党で現在は幹事長を務めている松山政司氏が58.3万票でトップ当選、公明党の下野六太氏は40.1万票を獲得、立憲民主党の野田国義氏が36.5万票となり3人が無事に当選した。
福岡は博多湾に面して姪浜や伊崎などの漁港があり、その先には魚種が豊富な玄界灘に繋がっており、昔から新鮮な魚介類に恵まれたことで寿司文化が成長してきた。
1月23日午後6時から須恵町のアザレアホールにて、「吉松もとあき新春の集い」が開催された。
今年のお正月は9連休の方も多かったと聞いておりますが、天候にも恵まれ、皆様におかれましては家族で楽しく過ごされたのではないでしょうか。 池田 俊一
昨年行われた衆議院選挙において少数与党に落ち込んだ自民党だが、その後における石破総理の言動では、世論調査においても自民党支持率の低迷は回復しておらず、最近は夫人の着る衣服でさえ厳しい批判の対象になっている。
福岡市は博多湾に面する港町が大きくなり、江戸時代には黒田家の城下町として発展し、戦後空港の開設と新幹線の開通によって地方の支店経済都市として人口も160万人を超え、国内5番目の大都市に成長した。
特殊詐欺グループも警察の取り締まりを警戒しながら、息子から警察官、弁護士など登場人物を変え、また電話からSNSなどに舞台を変えるなど、言い方が適切かどうかは別にして、手口は日々進化しており被害は増加傾向が続いている。
国会も閉会を控え慌ただしく動いているが、立憲民主党福岡県連においては、先の総選挙で候補者を立てるも、惜しくも落選した意志堅固な候補者の次なる当選を目指し、関係幹部会において各選挙区の支部長を決定したようだ。
昭和38年に門司、小倉、戸畑、八幡、若松の5市が合併し政令都市北九州市が誕生、当時の人口は確か107万人だった。
福岡県の有権者が増加したことで参議院福岡選挙区においては、平成28年度から1議席増の3議席となり、自民、立憲、公明の3党が議席を分け合い、それぞれの党公認が決定した時点で当選が保証されるプラチナチケットと呼ばれる様になった。
北九州市が複合公共施設建設を進めている旧門司駅遺構、話し合いも道半ばであるが、武内市長はお構いなしに28日から取り壊しを開始した。
今から18年前の平成18年8月25日、海の中道大橋において飲酒運転による傷ましい事故が発生し、幼い子供たち3児の尊い命が奪われた。
2~4人程度の集団が窓ガラスなどを突然破り一般家庭に侵入、住民である高齢者や女性を縛り暴行を行った上で金銭を奪う事件が関東を中心に頻発している。
10月27日に衆議院の総選挙が終わったと思ったら、福岡市に隣接する粕屋郡篠栗町の町長選挙が、11月12日(火曜日)に告示、17日(日曜日)が投開票日となっており、同町では早くも再び選挙の準備が進められている。
秋空が広がる10月29日、福岡市立中央市民センターにて、福岡県民新聞社が主催する「第10回 福博おしゃべりコンサート」が開催された。
28日に行われた衆議院総選挙、当初から激戦が予想されていた福岡2区。
10月27日投開票の総選挙も残り1週間を切り、各陣営は最後の力を振り絞って懸命な選挙活動を行っている。
第50回衆院選挙が10月15日に公示され、全国289小選挙区、11ブロックの比例代表、計465議席を争う激しい闘いの火蓋が切って落とされた。
新たな船出となった石破新内閣、世論調査の支持率も50%台に回復する中、早くも10月27日の総選挙を行うと明言した。
数ヵ月前から積水ハウスが、「福岡の一等地で、極めて取得が難しい凄い土地を手に入れた」という情報が入り、不動産関係者らの話題となった。
8月末に九州を襲った台風10号の影響で、市内では百貨店を始め多くの飲食店などが臨時休業を余儀なくされた。
南海トラフ地震臨時情報は、想定される震源域および震源域の太平洋側50km先までのエリアで一定以上の規模の地震や異常な現象が発生した際に発表される。
広川町と八女市立花町を結ぶ「国道3号広川八女バイパス」は、国の予算も付いて現地調査が進められてところだが、弊社では一貫してその疑惑を報じてきた。
約2週間後にはパリオリンピックが開幕!
うきは市長選挙には、現職で3期目の高木典雄市長(72)が引退し、新人3人が立候補していたが6月30日に投開票が行われた。
現職で3期目の高木典雄市長(72)が引退し、新人3人が立候補を予定している、うきは市長選挙の告示を1週間後に控えた16日に有志主催による立候補者座談会が開催された。
福岡県の南部、筑後地方に位置し平成17年3月に浮羽町と吉井町が合併して誕生した「うきは市」、人口は約2万6500人であるが果物の産地として人気があり、桃や梨、イチゴ、ブドウ、近年は特にシャインマスカットが大人気、周辺にはお洒落なカフェやレストランも誕生し週末はもちろん、平日でもたくさんの観光客が来て賑わっている。
博多祇園山笠の運営団体「博多祇園山笠振興会」が今年で発足から70周年を迎え、13日に福岡市内のホテルで記念式典が行われた。
福岡県の最東端に位置し、東側の山国川を渡れば大分県中津市となる県境の「吉富町」、面積は5.68㎢しかなく、九州の自治体としては最も狭く人口は6300人余りの小さな町だ。
6月8日(土曜日)の午前10時から、博多区のホテルにて「自由民主党福岡県連年次大会」が開催、国歌斉唱に続き能登半島地震を思い黙とうから始まった。
8期32年に亘り福岡市議会議員として活躍され、現役を引退しても歯に衣着せぬ発言で活躍されていた津田隆士氏が5月21日に永眠された。
6月2日、飯塚市総合体育館で「令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)バスケットボール競技大会福岡県予選」が開催され、決勝戦ではやはり全国トップクラスの実績を有する福岡大学付属大濠高校と福岡第一高校が激突。
西鉄薬院駅から徒歩2分、新しくマクドナルドが移転した小学館ビルの裏側にあった分譲マンション「パール福岡」は、昭和48年の竣工で外壁や設備の老朽化、更には耐震性の不足が診断されていた。
福岡県警が指定暴力団と認定しているのは県内に5団体が存在するが、それぞれが今でも凌ぎを削っている。
筆者は昭和のバブルを経験したモーレツ社員の生き残りであるが、博多っ子だけに幼少期からラーメンよりうどんをよく食べて来たが、今でも変わらず美味しそうなうどん屋を見つけると思わず飛び込んでしまう。
通信販売業者やテレビ局などを得意先に、コールセンター業務や受発注システムなどを行っていた、㈱KIZUNA(福岡市南区向野2-2-1 代表者松永高徳氏)であるが、5月1日に福岡地裁に自己破産を申請したことが判明した。
今年2月、アサヒビールは博多区竹下にあるアサヒビール博多工場を2025年末に稼働を終え、新九州工場で操業を始めるとしていたが、移転先は未定であった。豊前市長選挙
現職で4期目を目指す後藤元秀氏(74歳)に真っ向から勝負を挑んでいるのは、
西元健氏(45歳)で、武田良太前衆議院議員の秘書を経て、地元築上郡・豊前市選挙区で県議会議員として4期務めて来た人物。
人口2万2659人、有権者数は2万人前後であるが、前回市長選挙では顔ぶれは違うものの投票率は70.83%という数字、今回も1万4000票の奪い合いが始まっている。
また、西元氏が県議を辞職したため県議補欠選挙も同日に行われる模様で、元市議で後藤氏が推す尾澤満治氏(62歳)と、西元氏と共に選挙戦をしている自民党公認の戸成祥平氏(40歳)も激突しており、豊前市が真っ二つに割れている様相。
現時点では後藤氏に少しだけ風が吹いているようだが、追い掛ける陣営には武田良太氏が付いており、更に激しい選挙戦になるだろう。
続きを読む 山積みされたコメ
九州産の米は5キロ2000円台前半であったものが、今では4000円を超えているのが実情、日頃から米研ぎが体力的にも難しいため無洗米を購入している高齢者も、数が少ない上に価格は更に高騰しており、唯一の楽しみでもある白米(食事)を制限せざるを得ない事態にもなっている。
そんな中、「道の駅 おおとう桜街道」では、米5キロが山積みされており「安ければ購入したい」と思い価格を見るも表示はなし。
その傍には、「大任町住民 家計支援事業」とあり、「非販売品です」の文字。
来月3月31日までに商品引換券を持参した大任町民だけがお米やその他の商品と交換できる模様。
余りにも太っ腹な大任町の支援事業、一部では悪名高き永原譲二町長だが地元住民には寄り添い、米5キロや現金5万円を、物価高騰による経済対策として支援している。
大任町の財政調整基金は令和6年10月末で残高は51億円もあり何ら問題はない。
平成17年の初当選以来5期を務める永原町長、3月30日には6期目を目指して町長選挙が行われるが、町民の圧倒的支持があり万全な態勢で勝利を収めるだろう。
続きを読む 罪を憎んで人を憎まず
大方の予想通り各政党候補者や前回の選挙で落選した実力議員も返り咲き、低投票率が幸いしたのか波風立たぬ結果になった気がする。
中でも、公明党は支持者や婦人部の高齢化や弱体化が懸念されていたが、13人の候補者が全員当選し喜びに沸いていた。
しかし1月末に、参議院議員秋野公造氏の公設秘書である前田洋氏(47)が横断歩道の一時停止しなかった違反で免停中が発覚、現行犯逮捕されたことをマスコミが報じていた。
国会議員は多忙であるため、常日頃は先生よりも秘書と接することの方が多く、その中でも特に頑張っている印象が強い前田秘書とは親交も深く何事も電話で連絡をする仲だっただけに、直ぐに関係者に問い合わせを行った。
人身事故や衝突事故ではなかったが、2日間の留置が10日間延長された情報が入り、心配していたら罰金の略式命令で収まったようで一応は安堵した。
しかし、道交法違反で秘書の仕事を失うことになり、馬鹿な事をしたと思う反面、これまでの努力を見ているだけに前田秘書に同情したのは言うまでもない。
諺に「罪を憎んで人を憎まず」というのがあるが、秋野公造議員は自ら公明党九州トップの役職から引くことでケジメを付け、学会や公明党の様々な関係者が、前田秘書を励まし慰めていた話も伝わってきた。
今回の事件が他の政党で起こった場合、国会議員の秘書は自ら身を引き大半が表舞台から消えるのが普通とされる。
しかしそこは支持母体が学会だけに、周囲が温かい支援の手を差し伸べた後日談を楽しみにしている。
続きを読む 夏の参議院選挙
因みに次点には共産党の河野祥子氏17.1万票、その次に国民民主党の春田久美子氏が14.3万票であった。
これまでは参議院選挙において福岡選挙区は自民党と公明党、立憲民主党が1議席ずつ分け合い、立憲民主党においては、公認が出れば「プラチナチケット」と揶揄されてきた。
当初は立憲の野田代表が1人区において野党統一候補の擁立が出来れば29勝3敗で勝てると言い出し、また日本維新の会においては野党候補の一本化に向けた予備選実施案が飛び出すなど昨年の衆院選を鑑み様々な意見が飛び交っていた。
1月の北九州市議会議員選挙では野党の明暗がはっきりと分かれ、国民民主は獲得票を含め躍進が目立つも、立憲と維新は議席も減らし埋没感が否めずの状態、これでは統一候補一本化の足並みは揃わないだろう。
国民民主の榛葉幹事長は参院選において、「複数人区の重視は変わらないが、1人区でも積極的に擁立していく方針」と発言、他の野党に対しての揺さぶりもあると思うが、党代表の玉木代表が不倫問題で「党役職停止3ヶ月」の処分中のため、解除される3月4日以降に何らかの動きが出てくるだろう。
松山参院幹事長は揺るぎないが、組織力が弱いとは言え支持率が上昇している国民は、候補者を選定中で現在は4人にまで絞られている模様。
票を喰われる立憲と都議選が近い公明は議席喪失の可能性もあるだけに、7月の参院選はかなり熱くなりそうだ。
続きを読む 寿司の名店「河庄」が建て替えで長期休業に
その福岡を代表する寿司の名店「河庄」(福岡市中央区西中洲5-13)だが、今年3月から長期休業に入る。
昭和22年創業の同店だが、建物の老朽化などもあって2月末までは通常営業を行うが、3月から休業し解体に入り、新たに建て直す予定、リニューアルオープンは令和8年夏頃が計画されている。
続きを読む 吉松もとあき新春の集い
吉松県議においては、昨年10月の衆議院議員選挙に立候補し落選、その後の県議補欠選挙にて見事に返り咲きを果たした。
約1ヶ月という短期間に2度の選挙を行い、地元支援者に感謝の言葉を述べると共に、県議21年の実績と今後も私利私欲なく地元のために頑張る決意を述べた。
特に糟屋郡地区の交通インフラ整備に注力するとして、博多駅から長者原駅までの地下鉄延伸、都市高速の香椎インターから新宮方面への大型車を除く自動車専用道路構想など、今後の県政への取り組みを表明し、地元支援者からの大きな拍手を受け終了した。
自らが空けた県議の補欠選挙で、かなり厳しい選挙であったのは事実であるが、見事に完勝したことで地元支援者の温かな笑顔が印象的な「新春の集い」だった。
続きを読む 御礼
さて、1月16日に福岡経営企画主催の「第33回新春賀詞交歓会」を開催致しましたところ、多くの皆様にご参加頂き盛会のうちに無事終えることができました、心より感謝申し上げます。
20年間勤務した東京経済㈱を退社し、1人で始めた福岡経営企画の「第1回 新春賀詞交歓会」は、昨年取り壊されたタカクラホテル福岡で行い約80名のお客様を、中国から帰国されたばかりの胡弓奏者趙国良氏の演奏で迎えたことが昨日のように蘇って参ります。
これをご縁に当時福岡では無名だった趙国良氏をメイン奏者に迎え、小さな事務所ですが「中国音楽の夕べ」として毎年開催し20年間続けることが出来ました。
21回目からは「気ままに音楽の夕べ」と名を変え、チャリティコンサートとして今年も6月11日にアクロス福岡シンフォニーホールにて開催する予定で準備を進めております。
これまで賀詞交歓会では、多くの来賓の方々に挨拶を頂きましたが、福岡銀行元専務であった今は亡き杉浦博夫氏にご縁を結んで頂いた創価学会元副会長の佐藤正春氏に今年も中締めの挨拶を頂戴しました。
「継続は力なり」をモットーに、激動となるであろう今年も頑張りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
続きを読む
注目の北九州市議選
年が変わり新年を迎えると人の気持ちも若干上向くのではと、儚い小さな希望を持ってはいたものの、短い期間でも総理の心労は計り知れず、新年度の予算が成立すれば、総理自ら辞任の意向を表明する噂さえ流れ始めた。
そんな政局の世論調査よりも国民の真意を問う恰好な題材として、政令都市の北九州市議会議員選挙の告示が迫っており、定数57の議席に対して現職45人、元職6人、新人44人が、立候補の準備を進めている。
特に公明党は、創価学会のトップであった池田大作氏が亡くなられ、選挙の主力部隊であった婦人部の高齢化、若い学会員らは夫婦共働きで従来の活動人員が大幅に減少するなど、選挙の弱体化を多くの人が認めており、今回の市議選を新たな出発点として組織の強化を図っているようだ。
共産党も若返りを目指すも新たな動きは見られず、苦しい戦いを今回も強いられる状況にある。
中でも前回最下位の得票と僅かな票差で落選した自民党市議のドンは、元市のОB幹部などが選対本部に入り、万全の態勢で臨んでいるようだが、選挙は一瞬の油断が命取りになる可能性もあるだけに、周囲の関係者は成り行きに注目している。
今回行われる北九州市議会選挙の後には、3月に福岡県知事選挙、その後に東京都議会議員選挙、7月には参議院議員選挙もあり、それぞれの選挙結果によって総選挙の日程が変わる可能性も十分にあり、各々の先生方にとっては頭の痛い慌ただしい選挙の年になりそうな雲行きになってきた。
続きを読む 福岡に進出した建設会社
更に発展すべく世界有数の金融都市を目指し、中核エリアである再開発プロジェクトに、「天神ビックバン」「博多コネクティッド」の名前を付け、建物の高さ制限や容積のボーナスを与え、次々に建て替わるビルの完成が話題になっている。
支店経済で発達した福岡市だけに、受注側はスーパーゼネコンを筆頭に地元大手建設会社も名を連ね、更にそれに伴う商業施設やオフィスビル、ホテル、マンションの建設を目指し、九州各地から地場ゼネコンが進出して来たのは言うまでもない。
中には後継者がいない地元建設会社を探し、手っ取り早いМ&Ąで成功した会社もあるが、福岡支店を開設し下請け企業で苦労している企業も見受けられる。
建設業界も週休2日制の現場が増えており、深刻な人手不足は慢性化しているが、長崎県に本社のあるゼネコン福岡支店では現場管理なども見て見ぬふり、手抜きが横行し書類作成に至っては施主と同姓の三文判が堂々と勝手に押印され書類が提出されている始末だ。
建築士の資格がない者が設計した図面で工事が進められ、ミスが発生しても隠ぺいする有様で、本社には内緒で支店ぐるみの悪質な行為は、既に監督官庁である福岡県には告発書類が提出され、大きな問題に発展する可能性もある。
問題企業が建設した個人住宅においては、図面の仕様とは違う断熱材が使用されている噂も聞かれ、地元ではトップクラスとして名の通った企業だけに、福岡からの飛び火で大火事になりかねない様相が出て来た。企業を狙った特殊詐欺
福岡県内でも昨年末、小倉南区の男性(60)が警察官を名乗る男から「連続強盗事件の主犯格として捜査している」と告げられ、昨年の最高額となる1億1880万円を騙し取られた。
また、宮若市に住む会社役員の男性(69)は、未公開株の話で釣られ1億0274万円を騙し取られている。
今回、高額被害にあった2人は何れも60代、メディアなどで詐欺話もそれなりに聞いていたと思われるが、やはり詐欺グループのテクニックが一枚上回っていた模様だ。
ネット上には詐欺で搾取されたお金を取り戻す弁護士事務所なども散見されるが、中には1度被害にあわれた方を更にもう一度騙すグループもいるようで気を付けた方が良いだろう。
因みに詐欺グループに搾取されたお金が戻ってきたという話は皆無とは言わないが、ほとんど無いと言ってよいだろう。
また最近では、企業のドメインを利用した詐欺が横行している模様、「.com」「.jp」などを大手ドメイン会社で登録した企業を狙い、取得から1年や3年というピンポイントのタイミングで確認や更新と称して法人クレジットカード番号をフィッシング詐欺し、国内はもちろん海外で使用されたりもしている。
警察も必死になって摘発に力を入れているが、なかなか上位の指示者、反社の逮捕までには至っていない。
企業においても、常に防衛意識をもってメールなどの対応も必要、新入社員から役員まで全体で学習する必要があるだろう。
続きを読む 立憲民主福岡
衆議院福岡1区の丸尾圭祐氏、3区の仁戸田元氣氏、7区の亀田晃尚氏の3名を、夫々の選挙区における候補予定者に決め、立憲民主党として全面的に支援を続ける模様。
最近は様々な政党が誕生して選挙を賑やかにしているが、歴史の浅い政党は下部組織がぜい弱で、候補者を公募しても党幹部の眼鏡にかなう応募者は現れず、各方面に声を掛けるもかなり苦慮している話はよく聞かれる。
中でも、福岡3区の仁戸田元氣氏は福岡市西区の元県議会議員で、既に失職して空席の補欠選挙が福岡知事選挙と同じ3月に予定されており、後継候補者の選定を巡り関係者が動き始めた。
福岡3区はかつての大先輩である藤田一枝氏が、現在も党内部において活躍し存在感があるだけに、立憲民主党の県議会議員は早良区の後藤香織氏、糸島市においては川崎俊丸氏の後継として嘉村薫氏の女性2人が現職で頑張っている。
総選挙後は西区から男性候補者の擁立が考えられ、議員経験者や現職市議会議員などの名前が浮上するも、最近は関係者の間で女性候補者の名前も出ている様だ。
いずれにしても立憲民主党の議席だっただけに、仁戸田元氣氏にしても今後の自分の選挙を考えるならば、当然確保しておきたい議席だけに候補者選びに苦慮している模様だが、期日が迫っており関係者は頭が痛いことだろう。
続きを読む 北九州市議会議員選挙
その後に就任した末吉興一市長を始め歴代市長の努力で、一時期はインフラ整備が政令指定都市で一番進んでいたのも事実。
日本四大工業地帯の一角を担っていた北九州市も、中心であった製鉄所の移転撤退などで人口流出が続き、現在は90万人を辛うじて維持している状況が続き、高齢化と少子化に歯止めが掛からず、中心部の火災も相次ぎ往年の勢いが感じられない状況が続いていた。
最近は服部誠太郎福岡県知事と武内和久北九州市長との連携で、新しい新規事業の計画が次々に進められている。
その様な北九州市であるが、来年早々に行われる市議会議員選挙には、現時点で57名の定数に対し98名の候補者が準備を進めていると聞く。
最近の選挙では、余り資金の無い新人候補者がSNSなどネットを活用し票を上積みし、期数を重ねた党の重鎮が落選の憂き目を見る例もある。
北九州市の場合は先に行われた市長選挙や総選挙のしこりが残る中、現在与党第一党の自民党も選挙後は分裂の噂も聞かれるだけに、水面下ではかなり激しい選挙戦が始まっている。
北九州市の企業経営者は過去の技術に誇りをもって、九州、日本に限らず常に世界に目を向けており、次のエネルギー革命の主導権を狙って未来を見つめているだけに、企画などのレベルにおいて北九州市との若干のずれがある様に思える。
それだけに1月に行われる市議会議員選挙では、従来の常識では考えられない新人議員の当選で新しい会派が生まれる可能性もあり、議会運営が難しくなるのは必定で、夏の参議院選挙を控えて自民党福岡県連も成り行きを静観している節が窺える。
続きを読む 参議院福岡選挙区
来年7月に予定されている参議院福岡選挙区には、自民党の公認は5期目を狙う松山政司氏、立憲民主党は3期目に挑戦する野田国義氏が決定しており、公明党は2期目を目指し下野六太氏が早くから活動を開始している。
しかし、先の総選挙で議席を伸ばした国民民主党の支援母体が、女性の候補者を公募し立候補させる情報が流れており、早くも荒れ模様の展開が予想される。
昨年11月、創価学会の池田大作氏が亡くなられてからは、上部からの指令に対して下部組織が反発する情報も聞かれ、往年の創価学会を牽引拡大して来た人々も高齢化が進みパワーの低下は避けられず、公明票が減少しているのは事実だ。
高齢化が進んでいるのは日本共産党も同じ、最近は若者を中心に共産党らしく真面目な会を立ち上げ、活動の一環として新聞赤旗の拡張を行いながら、将来の党員拡大を目指しているが、道のりはかなり険しそうな状況でもある。
優勢を誇っている自民の松山政司氏の支持票を狙って、公明党や(ゆ)党と呼ばれ始めた国民民主の候補者陣営が動くのは必定で、更に早くも衆参同時選挙の噂も流れ始めており、年明けから激しい選挙戦が始まるだろう。
加えて春には福岡県知事選挙もあって、現職の服部誠太郎知事も立候補を既に表明、現時点で共産党以外の政党が立候補を擁立する情報はないが、時代の流れを反映して安易に立候補者が出てくる可能性も考えられる。
服部知事に関しては、行政運営に全くと言って良いほど支障は聞かれないが、何が起こるか判らない。
昨年あたりから選挙が可笑しな方向へ進み始めており、予想を超えた選挙や手法が使われ出していることも含め、年明けと同時にどの選挙においても準備は必要で、何が起こるか判らない部分も含め油断大敵と言えるだろう。
続きを読む 武内北九州市長、なぜ急ぐ?
昨年、見つかった明治時代の初代門司駅の遺構は、ユネスコの諮問機関・イコモスの国内委員会が「ヘリテージ・アラート」を出し保存案を求めているほか、市民団体などが取り壊し工事の契約破棄を求めて住民監査請求をおこなっている。
埋蔵文化財調査を行った際、旧門司駅の期間車庫の基礎や石垣、港跡の一部遺構が発見され、現地保存を求める声が上がるも、武内市長は一部を現地保存、その他を取り出した上で保存することで幕引きを図ろうとしている。
武内市長はこれまでも粛々と計画を推進する中で、イコモスや市民団体との協議も行っているが、現地保存するのは期間車庫の一部のみ、その他は記録保存し別の場所に移設し展示するとしており、イコモスや市民団体は全くと言って良いほど納得していない。
とりわけ急ぐ必要性も感じないが、武内市長は「遺構の発掘調査も終わり、福岡県への届け出、文化財保護法に基づいて適法、適切に行っている」として譲らない。
市民の安心・安全を第一に粛々と進む複合公共工事の建設、今後も一波乱ありそうな気配が漂っており、順調に滑り出した武内市政に暗雲が漂い始めた。
続きを読む 飲酒スタイルが大きく変化!
その後も飲酒運転による事故は後を絶たず、樋口明県議会議員(南区選出)が先頭に立ち、福岡県飲酒運転撲滅県民大会などを開催すると同時に、福岡県独自の飲酒運転撲滅条例を施行、その後も令和2年6月には福岡県飲酒運転撲滅条例改正も行うなど、積極的な対応を取って来た。
しかし、簡単には無くならないのが飲酒運転、今でも毎日のように逮捕者が出ている。
飲酒運転は確信犯の他にも、「仮眠をとったのでアルコールは残ってないと思った」「代行運転が直ぐ来なかったから」「自宅までちょっとの距離だったから」など理不尽な理由を述べる輩は後を絶たず、今後も県民挙げての撲滅運動は継続しなければいけないだろう。
この18年間で福岡市民の考え方もだいぶ変わり、真面目に飲酒運転撲滅に賛同する市民が大多数を占めるようになった。
今年11月からは自転車における飲酒運転への罰則も強化、こちらは自動車運転者の意識レベルにまで浸透していないのか、福岡県内でも自転車の飲酒運転摘発は続いており、それこそ「近所だった」では済まされないだけに、アルコールを飲むと想定される場合は自転車も絶対に運転してはいけない。
一方で、ローカル地域における飲食店や立ち飲み屋などからは売上が下がって経営に支障が出ている話も聞くが、法令順守は当たり前の話で何らかの対策が必要だろう。
現在では、本物と間違うくらいレベルの高いノンアルコールビールや梅酒もある。
人によっては飲酒の時間を午後9時、または11時までと決めている人もおり、開店時間を早めるのも一つの方法、筑紫野市の飲食店ではコストは掛けられないので配達用の軽トラで送迎サービスを開始、アルコールを飲む人は高級車でも軽トラでも構わない、とにかく安全に家に辿り着けば良いのであって、かなり好評と聞く。
現在、飲酒運転で逮捕されると酒気帯び運転でも3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられ、アルコール濃度が高ければ飲酒運転や酒酔い運転となり罰則は更に厳しくなり、死亡事故ともなれば懲役刑は免れず社会復帰も容易ではなくなる。
アルコールを口にして、自動車はもちろん自転車でも事故を起こせば逮捕され、その後に社会的・金銭的にもどういう処罰を受けるか、学生はもちろん、社会人、高齢者など年代を問わず更なる周知徹底をしなければいけないだろう。
続きを読む 突然の訪問者に拒否する訓練を!
中には家人が死亡する事件も起こっており、警察も合同捜査本部を設置して対応に当たっているが、実行犯やリクルーター、回収係などの逮捕はするも、指示役などトップにまでは行き着いておらず、他人名義の携帯電話及び特殊なアプリを使った事件の複雑さが捜査を混迷させている。
関東で起こった事件では、逮捕された犯人が筑豊ナンバーの車で現地まで行っており、現在ではトクリュウ組織は全国に存在していると思われる。
福岡県内でも先月、早良区百道地区で不審な電話会社を名乗る男が住宅を訪問、在宅時間や家族構成を聞きまわっていた。
今月に入ると、城南区でも給湯器の検査業者を名乗る男が一般家庭を訪問している。
家にいた高齢者は日頃からニュースを見ており、家族でも防犯意識を共有していたが、やはり突然の訪問では対処が難しく、思わず敷地内に入れてしまった。
幸いにして屋内は拒否出来た模様であるが、何かを探っている様子で住民は恐怖を感じている。
警察も防犯対策を推奨しているが、やはり大手警備会社では年間コストが高額になり、市販の防犯グッズも高齢者には判り難い。
警察がトクリュウ組織の壊滅をしてくれることが一番であるが、先に述べたように複雑な犯罪組織構造もあり時間はまだまだ掛かると思われ、家族はもちろん、市議会議員などを巻き込んで地域での防犯対策や見回りなど新たな取り組みも必要となるだろう。
続きを読む 篠栗町長選挙
篠栗町と言えば四国霊場を模した、篠栗八十八か所の巡礼コースが現存している町で、町内各所に寺や札所があり、多くの御参りする人々を見掛ける。
そんな長閑な町も工業団地が整備され、九州自動車道の福岡インターも近いところから、最近は流通関係者や福岡市のベッドタウンとして転入が多少はあるものの人口減少は続いている。
現職の三浦正町長は、50歳で福岡銀行を退職し町長選挙に出馬して見事初戦を飾り、以後5期20年に亘り大きなトラブルもなく県町村会の副会長を務め、今回は古希を迎えて6期目の出馬になっている。
一方の新人、冨永芳行氏は41歳、元県議会議員で県土整備委員会に所属していただけに篠栗町が今後進むべき道も若者としてアイデアや知恵を持っており、元篠栗町長を務めた横山久義氏の娘婿。
多選という声以外、現時点で現職について何ら問題はないものの、役場内の空気は20年の年月で澱んだ感もあり、若者や子育て世代、高齢者まで幅広い層で新旧交代を望む声も聞かれる。
続きを読む 第10回福博おしゃべりコンサート ~高橋俊伎Sax Live~
総選挙の直後であり、ソフトバンクVS横浜DeNAの日本シリーズ第3戦もみずほペイペイドームで同時間帯での開催であったため、来場者に影響が出るのではと心配されたが、有難いことに去年以上にたくさんの観客に来場して頂いた。
今回のテーマは「サックスで謳う昭和メロディ」、サクソフォンはもちろん高橋俊伎氏、ピアノは下村恭子さん、ヴァイオリンと司会を原田陽子さんが務められた。
誰もが知っている「銀河鉄道999」をオープニングに、「もしもピアノが弾けたなら」や「川の流れのように」、「栄光の架け橋」、「ハナミズキ」など、たくさんの名曲で盛り上がり、最後の曲が終わっても拍手が鳴りやまずアンコールとなった。
アンコールでは、10月17日に亡くなられた西田敏行さんを偲び、名曲「もしもピアノが弾けたなら」を再び演奏し、今度は観客全員が歌詞カードを見て一緒に歌い、中には涙ぐむ人もいるなど、他ではあまり見られない素晴らしい演奏会だった。
たくさんのご来場、心よりありがとうございました。
続きを読む 福岡2区 鬼木誠氏比例復活!
これまで4期連続の当選を果たして来た鬼木誠防衛副大臣だったが、投票日まで1週間を切ったタイミングで「裏金議員に2000万円」が大きく報道され、鬼木氏は「裏金」も全く無い候補者であったが無党派層はもちろん、自民党支持層にも大きく影響し小選挙区で苦杯を喫する結果となった。
しかし、その様な状況の中でも86,698票を獲得、見事に比例での当選を勝ち取った。
県議10年、衆議院議員4期12年を一度も落選することなく勝ち続けて来た鬼木誠氏。
その誠実で真面目な政治活動を見て来た有権者からは、小選挙区で負けたショックはあったと思われるが、今後はこれを糧に更に地元を固め「強い鬼木誠」になって欲しいとの声が届いている。
続きを読む 選挙ハガキの怪
福岡市内に住む60代男性の自宅に、日本維新の会に所属する候補者から、10月15日の消印で1枚の選挙ハガキが届いた。
ところが、宛名には31年前に亡くなった男性の実父の名前が。
当然のことながら、31年前に日本維新の会は結党されておらず、実父が支持する訳もない。
気分も悪く、気味も悪いので事務所に電話を掛け、どこで名前と住所を知ったか尋ねると、ご友人の方からの紹介と言い放った。
実際にハガキ下部のスペースには、「私も〇〇〇〇〇〇さんを推薦します!」の欄があるのだが、その推薦者は一切書かれていない。
ご友人の紹介と言ったが、亡き父は生きていれば110歳に達しており、友人知人もほぼ亡くなっている状況、ちゃんとした説明も出来ない事務所スタッフには呆れるばかりだ。
選挙違反にはならないだろうが、余りにもふざけたやり方だと男性は憤っている。
続きを読む いざ総選挙!
過半数となる233議席が一定の目安となるが、自民党に対するメディアの裏金批判は止まるところを知らず、無党派層の中には「自民党に政権を渡さないために自民党以外に1票を投じる」と断言する有権者もいるほどだ。
福岡県内では全11選挙区のうち7選挙区で5人以上が立候補、いきなりの総選挙になった上、立憲の野田新代表の影響も少なからずあり自民VS立憲の一騎打ちは限定的、多くは野党共闘が実現していない。
しかし、今回の選挙では福岡市内においても、SNSの影響が功を奏しているのか、参政党や無所属候補に至るまで相応の支援者が手弁当で応援に駆け付けており、ポスター貼り一つを見てもかなりの速度で貼り終えるなど無視できない状況にある。
裏金問題と全く関係の無い自民党候補も、大きな影響を受け無党派層中心に票離れを肌で感じており、各候補者はこれまでの選挙以上に危機感を募らせている。
裏金問題を引きずる自民党、野党共闘が進まなかった立憲、支持率が下降気味の維新、SNSで支援者拡大を図る参政党や無所属候補、今回の総選挙も政党・候補に一長一短があり有権者の投票行動は今一つ見通せないものがある。
5回連続で前職2人が激戦となる2区、保守分裂となった上に前職の維新、参政、国民、社民が候補を立てた4区、議席奪還に挑む5区などは最後の最後まで予断を許さない選挙区になるだろう。
続きを読む 福岡5区 栗原渉氏の想い
福岡県内の与野党を問わず各候補陣営は、事務所の設営に取り掛かっているが、時間がいくらあっても足りないと慌てている。
前回の衆議院選挙では断腸の思いで出馬を断念した福岡5区 栗原渉氏(59)も出馬準備に余念がない。
国会議員の秘書を19年間、そして県議会議員を4期、更には第69代福岡県議会議長も務められた栗原氏、「地方重視」の精神で信念をもって政治活動を行っている。
特に九州北部豪雨などの際には、いち早く長靴で現場に入り、被害状況の把握はもちろん、そこで暮らす住民の方々の困っていることなど幅広く聞き取り、「現場主義」を第一に素早く動いる姿は「働く政治家」だった。
更には、要望をまとめ少しでも早く被災者の方々が安心して生活が出来るよう、国や県を動かす実行力を伴う栗原氏、信念を持ち国政に臨む政治姿勢は一変の曇りもない。
バッジを付けても何もしない国会議員も多いが、やはり何度も豪雨被害にあった福岡5区には栗原渉氏が必要だろう。
続きを読む 凄い土地を手に入れた
旧読売福岡ビル(中央区赤坂1-12-15)及び、隣接する駐車場の一部も積水ハウスが取得し超高級分譲マンションの建築も予定され、これが該当物件かとも噂されたが違った。
本命は、積水ハウスと九電不動産が新たに中央区荒戸に着手する物件の様だ。
元々は日本銀行・荒戸家族寮(中央区荒戸3丁目2-50)があって現在はマンション建物2棟が解体された更地。
概要は鉄筋コンクリート及び鉄骨造29階建・162戸、設計はIAO竹田設計 九州事務所の分譲マンション。
関東などとは違って、福岡では絶大な人気を誇る積水ハウス、浄水通りと同じように人気が高い大濠公園エリアだけに、瞬く間に完売することだろう。
続きを読む 台風にも負けない・うどん「三勝」
29日の午後から公共交通機関などが相次いで運休、30日も計画運休に伴い臨時休業も発表され、月末金曜日の昼食に困った人も多かった様だ。
困ったときの神頼みを思い出し、半ば諦めながらも筥崎宮の参拝を兼ねて、筥崎宮近くのうどん屋「三勝」を訪ねてみると、有難いことに店にはしっかりと暖簾が出されており、友人と2人で早めの昼食を食べたのは言うまでもない。
働き方改革が進む日本にあって、家族経営ならではの第1・第3日曜日の月2回しか休みを取らずに頑張っているうどん屋「三勝」は流石である。
ずっと猛暑日が続いていたが、台風の暴風雨で冷えた身体には昆布といりこで採った美味しい出汁が心地よく、やわもち触感のうどんも最高だった。
9月になれば小さい頃から聞いていた、「な~しも、か~きも放生会」のお祭りが始まるが、町人文化連盟が主催で企画されている「幕出し」の案内も届いており、お腹いっぱいで満足した昼下がり、秋の足音が聞こえて来るようだった。
~うどん「三勝」~
住所 福岡市東区馬出5-36-1
電話 092-651-6119
アクセス 箱崎宮前駅から徒歩3分
続きを読む 南海トラフ地震臨時情報 その2
まず調査を開始する時点で「調査中」の情報が発表され、その後評価検討を経て、観測された地震の規模等に応じて、「巨大地震警戒」、「巨大地震注意」、「調査終了」のいずれかが発表される。
「巨大地震警戒」、「巨大地震注意」については相対的に大規模地震の発生可能性が高まっていることから、それぞれの情報に応じた防災対応をとることとなる。
具体的には、「巨大地震注意」の場合は日頃からの地震への備えの再確認を行い、いざ地震が発生した際にはすぐに避難するための準備が必要だ。
この場合、1週間程度は注意情報が続くことになる。
「巨大地震警戒」はより切迫性が高く、日頃の備えの再確認に加え、沿岸部の住民や高齢者や障がい者といった要配慮者など地震発生後の避難では間に合わない可能性がある住民ついては事前避難を行うこととなる。
この場合は1週間ほど警戒を続け、2週間経過するまでは「巨大地震注意」と同様の体制をとることが想定される。
今回は「巨大地震注意」が発表された。
あくまで通常より巨大地震発生の可能性が高まっているということであって、必要以上に焦る必要はなく水や食料の買い占めなどもってのほかだ。
福岡県にとっても対岸の火事ではなく、北九州市、行橋市、豊前市、苅田町、吉富町、築上町は想定震度6弱以上や想定津波高3m以上で海岸堤防が低いなどの条件で、指定される南海トラフ地震防災対策推進地域となり、県も注意喚起を行なっている。
今週は非常に強い台風10号が九州に上陸する可能性も高く、不要な外出は避け、大地震と同様に激しい暴風雨に万全の備えをしておくことが大事と思われる。
TSMC第三工場? トップの弱み握る土地ブローカーの妄想
→ 弊社記事「歪んだ3号線広川~八女バイパス」
このバイパスの発端は、市のトップの弱みを握る鷹羽氏(仮名)というブローカーが、自身が所有開発する土地を工業団地にすることで、ひと儲けを企んだところから始まった計画、まさに利権道路である。
その鷹羽氏、年齢は90を超えるも金銭欲が旺盛で、今なお政治を動かそうとしているという。
ところで、熊本県で半導体工場を操業開始したTSMCの第三工場が福岡県八女市に決まったという噂が流れている。
これが本当なら八女市にとっても悪い話ではなさそうだが、場所がなんと広川八女バイパス沿い、鷹羽氏が所有する土地というのだ。
そう聞くと もろ手を挙げて賛成する訳にはいかない。
何でも、鷹羽氏は「60億円を値引きして50億円で売却」と吹聴して回っているらしい。
だが、半導体工場となると大量の水が必要だが、近くの矢部川水系は水量に余裕はないと言われ、筑後川から引いてくるにしても水利関係団体のコンセンサスを得ることが必要だ。
また、工場からの排水についても地域の環境に影響が出てくるが、地元でそういった根回しがされているとの話は一切聞こえてこない。
肝心の水や排水の問題が片付かない上に、バイパスの完成まで約10年掛かると言われており、本当にTSMCがハンコを押すとも思えない。
この話に絡んで、もうひとつ黒い噂がある。
鷹羽氏は、所有する土地のうちTSMCが購入しなかった土地(残地)を、八女市に売却しようとしているというのだ。
弱みを握られているトップは今年11月の任期で勇退を表明しており、鷹羽氏はその前に市に購入を決定させる魂胆らしい。
9月議会に提案すると否決される可能性もあるので、8月までに専決処分で鷹羽氏の土地購入を決めて、9月議会で事後的に承認をしてもらうという絵を描いているという。
筆者の見立てではTSMCの話は鷹羽氏の妄想(作り話)、それをネタに所有地を売却しようと企んでいるだけ、いくらなんでも八女市が応じるとは思えないが。
関係者の間では、政治家の弱みに付け込むやりたい放題は、来世まで続くと囁かれている。
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ONE九州で、世界へ!
前回の東京オリンピックでは、水谷隼選手と伊藤美誠選手が混合ダブルスに出場、世界ランキング1位の中国人ペアを相手に凄まじい激闘の末、史上初の金メダルを獲得した。
今回も張本智和選手や早田ひな選手を筆頭に、平野美宇選手、戸上隼輔選手、張本美和選手、篠塚大登選手などが代表に選ばれており、メダルを含め大活躍を期待したい。
今では中学校の部活動人口も大幅に増えている卓球、中でも「ONE九州で、世界へ!」を合言葉に戦う女子プロ卓球チームの「九州アスティーダ」が今年も躍動する季節がやって来た。
卓球のTリーグ2024―2025シーズンは8月末から開幕、日本全国の会場で熱き闘いが繰り広げられる。
九州では、8月31日(土)・9月1日(日)に飯塚市総合体育館で始まる今シーズン、是非とも会場に足を運んで生のラリーを観戦すれば、その激しさや技術の高さに誰もが魅了されること間違いないだろう。
続きを読む うきは市長選・権藤英樹氏が見事に当選!
開票の結果、元市議会議員の権藤英樹氏(48)が4784票、自民党・公明党推薦の元福岡県議会議員小河誠嗣氏(70)が4281票、日本郵便社員の中島洋次郎氏(43)は2040票となり、12年ぶりの市長選挙は権藤英樹氏が見事に当選を果たした。
うきは市は人口2万7000人余り、若者の定住や農業、上水道整備など課題も多いが、若さ溢れる市長として額に汗を搔き、頑張って頂きたい。
続きを読む どげんね!うきは市長選
主催したのは、「どげんね!うきは」、地元在住のレストラン経営者、書店経営者、言語聴覚士の3人が共同代表を務め、対話を通じた町づくりをコンセプトに令和4年から活動をしている。
当初より上水道問題を取り上げ「どげんね水」や「どげんね!子育て!~教育の巻」などをテーマとした企画を行なうなど、日々の生活面や政治と市民を繋ぐ取り組みを活発に行なっている。
投票証明書があれば、市内の飲食店で特典が受けられるようにするなど、店舗経営者ならではの視点と実行力が注目されている。
「どげんね!選挙!ガチで決めなきゃうきはの未来」と題された座談会は、ステージに候補予定者3人らが聴衆と向き合う形、事実上の公開討論会といった様子で、会場には予約不要の託児所も用意される中、子供連れの家族や若者から高齢者まで幅広く約120名の参加があった。
参加した立候補予定者は元福岡県議会議員の小河誠嗣氏(70)、市議会議員の権藤英樹氏(48)、日本郵便社員の中島洋次郎氏(43)の3人。
そんな中で一人ベテランの小河氏は、同市の大きな課題が分かっているからか、前向きな発言があまり感じられず、控えめな態度が印象的だった。
40代の候補予定者2人のうち、政治経験のない中島氏は若いだけに自身がやりたいことを発言する姿勢は素晴らしかったが、うきは市の課題をしっかり把握できているのか疑問が残った。
現職市議である権藤氏は1期目ではあるが、民間企業勤務や労働組合での活動など下積み経験もありバランスが取れていた様に感じた。
若き有志らの努力により、うきは市民が選挙への関心が高まる理想的な環境が整っており、3人の候補者たちが短い選挙期間にどのような熱い想いを市民に届けられるか注目したい。
続きを読む うきは市長選挙は拮抗
そのうきは市であるが、現職で3期目の高木典雄市長(72)が今季限りで引退を決意、後継指名を出さない中で3人の候補が名乗りを上げ、6月23日告示、6月30日投開票に向けて前哨戦を繰り広げている。
立候補を表明しているのは、元福岡県議会議員の小河誠嗣氏(70)と、市議会議員の権藤英樹氏(48)、日本郵便社員の中島洋次郎氏(43)の3人。
小川氏は昨年の県議選において、旧うきは市選挙区が久留米市選挙区の合区となった影響を受け次点で落選、今回は自民党の推薦を得て選挙戦に挑んでいるが、年齢や体調を気遣う声も聞かれる。
権藤氏は西日本鉄道の元社員であったが、同4年4月のうきは市議会議員選挙に立候補し初当選、子育て支援の充実や積極的な経済振興を提案してきた中で幅広い支援を求めている。
一方で中島洋次郎氏は、日本郵便㈱の内部監査部監査職、生まれ故郷であるうきは市(旧吉井町)を思い立候補を表明、ネット戦略にも長けており3人の中では一番の若手であるが、出遅れ感もある中でどこまで浸透させられるかに注目が集まる。
いずれにしても同市は、上下水道敷設やごみ処理・し尿処理施設整備など課題が山積、市民の意見が割れることも十分に想定され、市政運営には並々ならぬパワーが必要と思われる。
福岡市から近く観光客も増加傾向、非常にポテンシャルが高いうきは市、現時点では3者が拮抗した状況となっている。
新市長には更なるうきは市の発展を望むだけに、熱い地元愛で真っすぐ最後まで走り続けた人が勝利を手にするだろう。
博多祇園山笠
式典には服部誠太郎知事も駆けつけお祝いの言葉を述べる中、関係者など300人が参加し、780年に及ぶ山笠の歴史と先人らへの感謝の言葉が多く聞かれた。
既に6月1日から様々な行事も行われており、福博の街ではこの期間は、結婚式や公式な場でも背広と同等の正装となる長法被を着用した舁き手たちの姿も見られるようになる。
博多祇園山笠は7月1日に開幕し、10日や14日に自流の地域内を舁く流舁や、11日早朝の朝山、夕方に他流舁、12日の追い山ならし、13日は集団山見せ、そして15日4時59分に行われる追山笠でフィナーレを迎える。
今年はまだ梅雨入りしていないが、福博の街では早くも舁き手たちの熱い夏が始まっている。
続きを読む これでいいのか町議員!
日本全体で人口減少傾向が続いており、少子化対策は待ったなしの状況だが、吉富町も例外ではなく、町では「女性がイキイキと活躍する社会の実現」や「子育て支援」にも注力、厳しい行政予算の中で様々な施策を打ち出している。
その様な中で、吉富町の社会福祉法人「わつなぎ会」が運営する、つくしんぼ保育園(福岡県築上郡吉富町幸子392-2 定員40人 開所時間7時~19時)の認可申請から建築に至るまで怪しげな話が漏れ聞こえて来た。
つくしんぼ保育園は令和4年にA理事長が役場を訪れ、子供たちへの想いや保育所運営について素晴らしいプレゼンを行い、認可申請や補助金の申請を行った。
このA理事長の熱い想いは役場職員なども非常に共感したが、同行していた「わつなぎ会」の事務職員が、議会で常に顔を合わせるX議員であった。
そして未来を担う子供たちのためと考え、認可申請を許可し補助金(約9000万円)についても問題なく対応したそうだが、それからが大変だった。
同4年10月に着工するも、設計やスケジュールに関して余りにも杜撰だったのか、何らかの圧力によるものなのか、急な設計変更等もあって工期が遅れるなどのトラブルが頻発、結局は同5年3月15日が竣工予定であったものが、3ヵ月遅れとなる6月15日に完成引き渡しとなり、役場としても期を跨がざるを得ない状況となってしまった。
詳細は不明であるが、一部建設予定地をはみ出して保育所は完成、登記の段階で判明したとのことだが、その一部の土地名義はX議員の親族が所有している。
工期の遅れやはみ出した土地については明らかに問題があると思われるが、先ずは何よりも開園を待っている子供たちの事を最優先し、建設会社や町職員も一丸となって乗り越え、同年7月には無事に開園の運びとなった。
今では吉富町はもちろん、近隣市町に住む子供たちを含め約40人が通っている。
しかし、未来の子供たちに対する熱意に満ち溢れ、素晴らしいプレゼンを行ったA理事長は開園直前に突然の辞任、新たにB理事長となった訳だが、これにも疑問が残る。
もしかすると、B理事長は仮で、次にX議員の親族が理事長に就任する予定なのではとも勘ぐってしまう。
もちろん議員をしながら、社会福祉法人の事務職員として働いていても何ら問題はないが、役場への申請に同行し、保育所の土地やはみ出した土地の一部所有者は親族となっており、保育所を舞台に今後何十年間に亘って地代を受け取るシステムには疑問が深まるばかりだ。
周辺自治体においても、公共工事や老健施設などを舞台に公金を搾取する不届きな町長や議員も散見されており、今後も動向を注視していきたい。
続きを読む 自由民主党福岡県連年次大会
原口剣生県連会長の挨拶では、来年は自由民主党が結党して70年を迎える節目の年、政治資金パーティー券問題で支持率が下がり選挙でも連敗中だけに、危機感を募らせていた。
また、来年が選挙となる参議院議員選挙では現在、参議院幹事長を務めている松山政司氏を候補として党本部に申請する旨も発表された。
その後は麻生太郎副総裁が中央情勢報告を行い、「国民に政治不信が生まれる事態となった」、「自民党には逆風が吹いている。皆さんも肌で感じておられると思う」と一連の問題などを謝罪すると同時に、「自民党は変えなければならないものは変え、そして正すべきものは正す。住んで良かった、生まれて良かったと思われる国を作り続けなければならない」と語った。
今年はセキュリティの問題もあり、年次大会への参加方法も一部変更されたため出席者は約700名前後に止まり空席も見受けられた。
昨年末から続く政治資金問題、岸田総理のガバナンスの効かない状況に、自民党員・党友の気持ちは大きく離れている。
6月の解散・総選挙はなくなったが9月の総裁選まで3ヵ月、早急に手立てを打たねば取返しの付かない事態にもなりかねない。
政治の世界では岸田総理の迷走により先が全く読めない状況であるが、地方に住む一般市民においては更に見通せない経済状況に一層の不安感が募っており、自民党の先生方においては日本のため、また地元のためにも、早急な対応でもって政治・経済を牽引して頂きたいと思う。
続きを読む 故津田隆士
コロナ禍において近親者のみの家族葬が主流となり、コロナが5類となった昨今でも流れは変わらず、社葬など大きな葬儀も少なくなり、積善社福岡斎場に行く機会も些か減った気がする。
その様な中でも故津田隆士氏の通夜には、1000人を超える支援者や友人、知人が参集し、故人の人脈の広さを改めて知らされた。
また、会場内はもとより廊下や屋外駐車場まで供花で埋め尽くされ、津田隆士はもとより後継者で福岡市議会議員として4期目を務めている津田信太郎氏の人脈を多くの参列者が改めて知ったと思う。
葬儀委員長は元自民党副総裁であった山崎拓氏が務められたが、私の記憶では、確か故人の実父である故津田敬一郎氏の葬儀の際も、山崎氏が葬儀委員長となり執り行われた記憶を思い出す。
山崎拓氏が初陣で衆議院に立候補するも落選した後、故妹尾謙介議員が故津田敬一郎氏を紹介し、次の当選はもちろん衆議院議員として活躍する山崎氏を長きに亘り津田家で応援していたことを覚えている。
その後、津田敬一郎氏の後継として津田隆士氏が立候補した際は、逆に山崎事務所挙げての選挙応援があり、今でも語り継がれている。
山崎氏はその後、衆議院議員に12回当選し大臣はもちろん自由民主党の副総裁にまで上り詰め、日本のため福岡県のために活躍された。
引退してもなお津田家とは長い縁が続いており、地方政治の世界において三世代に亘っての付き合いは珍しいのではなかろうか。
隆士先生の想いは、息子である津田信太朗市議会議員に見事に受け継がれており、安心してお眠りください。
本当に長きに亘り、お疲れさまでございました。
合掌
続きを読む 飯塚市総合体育館は素晴らしい
次回のインターハイは福岡開催のため、開催地枠も含め2校が内定していることから勝っても負けても出場は可能だが、そこは名門チームの意地もあり激しい戦いが繰り広げられた。
両校一歩も譲らない激しい攻防の中、大濠のキャプテン湧川裕斗の活躍もあり、結果は71―61で大濠高校が勝利した。
高校生の爽やかな戦いに加え、立派な飯塚市総合体育館の素晴らしさにも驚いた。
飯塚市は車イステニスなど障がい者に対しての対応が既に出来ている。
もちろんハード面はもとより受け入れ態勢など、ソフトの部分においても一歩進んでいると言われている。
思い返せば、飯塚市総合体育館は令和5年4月にオープンしたが、その5ヵ月後の9月に体育館建設に尽力した故片峯誠市長が67歳の若さで急逝した。
大濠高校の片峯聡太監督は故片峯誠飯塚市長のご子息。
爽やかな天候の下で行われた高校バスケットのインターハイ県決勝、片峯市長が思いを寄せた飯塚市総合体育館の素晴らしさ、優勝に向かって懸命に戦った片峯聡太監督率いる大濠高校のメンバー、最後まで戦い抜いた第一高校の選手たち、全ての想いが詰まった素晴らしい大会だった。
続きを読む 福岡市初の分譲マンション建て替え工事
そこで平成27年10月から耐震診断やマンション敷地売却決議などを経た上で組合を設立、自治体の認定を得て福岡市では初となる「マンション敷地売却制度」を活用した建て替え計画がスタートした。
元から西鉄電車と地下鉄七隈線に近い好立地にある「パール福岡」(地上9階建て・住居85戸・店舗6戸・1497㎡・容積率400%)は、令和3年5月より解体が始まった。
新たな分譲マンションは、旭化成不動産レジデンスが施主となり、マンション建て替え法の容積率特例許可も得て400%が567%となり、アトラス薬院タワーレジデンスの名称で、設計リーメック㈱、㈱福田組が施工、建て替えにより地上19階建て(住居130戸・店舗3戸・容積率567%)で、令和6年9月の竣工予定であった。
しかし、解体工事は早くから完了しているものの、建設においては更地のままで、完全に止まっている状態。
関係者の間では箝口令が敷かれており詳細は不明であるが、大幅な設計変更や建築費の高騰などが噂されており、仮住まいで新居を心待ちにしている区分所有者らは苛立ちを見せ始めている。
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5月27日代替わり
最も凶暴性を発揮していたのは、北九市を本拠地とする工藤会であったが、一般市民を巻き込んでの暴力事件などが多発し、福岡県警は特定危険指定暴力団に認定し、以降はトップを含め幹部組員を次々に逮捕、組織はかなり弱体化、ギリギリのところまで追い込まれているのが実状だ。
福岡県警が次なるターゲットに定めたのは、久留米市に本拠地を置く道仁会で、これまでも慎重な調査をする傍ら、事件が起これば逮捕してきた。
道仁会はそれらの動きを察知し、今後は工藤会同様に特定危険指定暴力団に認定される恐れもあって、二代目松尾誠次郎会長は道仁会そのものの生き残りを図るため、次期会長に福田組福田憲一組長を就任させる代替わりを決めた様だ。
現在の四代目小林哲治会長を総裁にし、五代目福田憲一会長誕生の代替わりを行うことで、福岡県警の組織観察資料は一から作成することになり、当然ながら慎重な仕事になるだけに、数年は掛かるのではなかろうか。
水面下で流れている代替わり儀式は、現時点では5月27日、場所は道仁会が所有している久留米市のホールと言われており、当日は暴力団の黒服と機動隊の出動服姿が多数周辺に溢れ混雑することが予測されるも、今後福岡県警の動きによっては日時が変更されることも考えられる。
また、今回の代替わりで理事長に就任する前田一家水上強総長は、隣県の佐賀市に組織本部があり組員は100名前後と多く、最近は玄海町周辺に足を運んでいる噂も耳にする。
佐賀県で暴力団が介入し甘い汁を吸っているのは、有明海のクラゲと唐津湾の海砂と言われているが、これに玄海町の原発も絡めばかなりの現金が動くことも予想され、県警の動きも更に活発になるだろう。
続きを読む うどん三勝
たまたま通りかかった筥崎宮近くに、昭和28年創業のうどん店「三勝」を発見し、迷うことなく食してみると昆布といりこでとった出汁や、やわもち食感の麺も博多っ子好み。美味しさはもちろん価格も非常にリーズナブルで直ぐに感動し次第に通う回数も多くなって来た。
店名の「三勝」が気になりその由来を店主に聞くと、飲食業は「味」「量」「サービス」の三点が大事としていた創業者の考えから、店名にしるし常日頃から真剣に考え疎かにしない様に「三勝」と決められた様だ。
今だにその家訓は受け継がれており、現在も店主とその家族で店を切り盛りし、出前にも店主がバイクで対応、店休日も第1・第3日曜日の月2回だけ、祭日も営業している。その「味・量・サービス」が勝っている「三勝」には、ランチタイムなど客が途切れる事なく訪れている人気店だ。
日本企業の大多数は中小零細企業で、従来から創業の原点である労働力は家族、親族、社員で賄われ、社員においても家族同様の付き合いが長年に亘って戦力となっていた。
しかし最近は、社員はもちろん身内においても、休暇が少ない上に長時間労働が敬遠され、自身のライフワークを重視する傾向となり、そのための仕事選びが主になったことで、後継者不在の中小零細企業も多くなっている。また、その中でも自由を求めるあまり義務を忘れて権利ばかりを主張する社会人も多くなってきた気がする。
日本は小さな島国で原材料やエネルギー源が乏しかっただけに、勤勉な労働力に支えられて成長してきたが、この歪を早く修正しないと元気と笑顔に満ち溢れた日本は遠くなるような気がする。
一度「三勝」に食事に行くと、一杯のうどんが働くことの喜びを教えてくれ、更に働くことのエネルギーになるだろう。
~うどん「三勝」~
福岡市東区馬出5-36-1
電話092-651-6119
アクセス 筥崎宮前駅から徒歩3分
㈱KIZUNAが自己破産申請
申請代理人は小宮通充弁護士(TEL092-406-5514)で、負債総額は約4億8000万円が見込まれる。
同社は平成20年に設立するも、しばらくの休眠状態を経て同24年に事業を再開、主に通信販売業者のバックアップシステムなどで、令和4年には年商12億円を計上していた。
しかしながら、通信販売業者の不振や不良債権の発生で財務面が悪化、コロナ禍においても制度融資などを活用し業容拡大で業績回復を図っていたが、新たな収益の柱にはならず、債務超過に転落、遂に資金繰りに行き詰まり今回の措置となった。
続きを読む
アサヒビール新九州工場は、佐賀県鳥栖市へ
様々な候補地が浮かぶ中、このほど移転先として佐賀県鳥栖市を候補地とし、土地譲受申込書を鳥栖市に提出したことが明らかになった。
予定地は鹿児島本線、肥前旭駅近くで県道336号線に面した場所になる模様。
今後は鳥栖市議会の議決を経て、正式に決定する。
2026年から新九州工場(仮称)として創業を開始する予定。
また博多工場跡地については現時点で未定。
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カテゴリーアーカイブ: 福岡・博多の街の情報
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