3月16日告示、23日投開票となっている豊前市長選挙、小さな市であるが既に激しい選挙戦が繰り広げられている。
7月に行われる参議院選挙、福岡選挙区が3議席となってからは自民党と公明党、立憲民主党がそれぞれ議席を分け合い、公認を得られた時点でプラチナチケットと呼ばれている。
「令和の米不足」に対し、日本政府が備蓄米の放出を決めるも、市場に出回るのが3月後半ということもあり、依然として全国のスーパーでは米不足と価格の高騰が続いている。
新年度の予算編成で揺れる国会では、過半数割れした自民党の石破茂総理大臣を筆頭に、連日野党の要求を検討しながら、年度内の成立を目指し奮闘している。
今年に入って初めての大型選挙で、夏の参議院選挙の前哨戦として注目を集めていた北九州市議会議員選挙も終わった。
令和に改元されて初めての国政選挙となった2019年の参議院選挙の福岡選挙区では、自民党で現在は幹事長を務めている松山政司氏が58.3万票でトップ当選、公明党の下野六太氏は40.1万票を獲得、立憲民主党の野田国義氏が36.5万票となり3人が無事に当選した。
福岡は博多湾に面して姪浜や伊崎などの漁港があり、その先には魚種が豊富な玄界灘に繋がっており、昔から新鮮な魚介類に恵まれたことで寿司文化が成長してきた。
1月23日午後6時から須恵町のアザレアホールにて、「吉松もとあき新春の集い」が開催された。
今年のお正月は9連休の方も多かったと聞いておりますが、天候にも恵まれ、皆様におかれましては家族で楽しく過ごされたのではないでしょうか。 池田 俊一
昨年行われた衆議院選挙において少数与党に落ち込んだ自民党だが、その後における石破総理の言動では、世論調査においても自民党支持率の低迷は回復しておらず、最近は夫人の着る衣服でさえ厳しい批判の対象になっている。
宮崎県高千穂町は、八百万の神々の神話が息づく地として知られています。高千穂峡や高千穂神社、天岩戸神社といった名所を有し、神話の舞台として多くの人々を魅了してきました。そんな高千穂で、800年もの間受け継がれている伝統行事が「夜神楽(よかぐら)」です。
福岡市は博多湾に面する港町が大きくなり、江戸時代には黒田家の城下町として発展し、戦後空港の開設と新幹線の開通によって地方の支店経済都市として人口も160万人を超え、国内5番目の大都市に成長した。
特殊詐欺グループも警察の取り締まりを警戒しながら、息子から警察官、弁護士など登場人物を変え、また電話からSNSなどに舞台を変えるなど、言い方が適切かどうかは別にして、手口は日々進化しており被害は増加傾向が続いている。
国会も閉会を控え慌ただしく動いているが、立憲民主党福岡県連においては、先の総選挙で候補者を立てるも、惜しくも落選した意志堅固な候補者の次なる当選を目指し、関係幹部会において各選挙区の支部長を決定したようだ。
昭和38年に門司、小倉、戸畑、八幡、若松の5市が合併し政令都市北九州市が誕生、当時の人口は確か107万人だった。
福岡県の有権者が増加したことで参議院福岡選挙区においては、平成28年度から1議席増の3議席となり、自民、立憲、公明の3党が議席を分け合い、それぞれの党公認が決定した時点で当選が保証されるプラチナチケットと呼ばれる様になった。
北九州市が複合公共施設建設を進めている旧門司駅遺構、話し合いも道半ばであるが、武内市長はお構いなしに28日から取り壊しを開始した。
今から18年前の平成18年8月25日、海の中道大橋において飲酒運転による傷ましい事故が発生し、幼い子供たち3児の尊い命が奪われた。
AV機器メーカーの老舗ブランド「船井電機」が東京地裁において破産開始を受けたのが10月24日、負債総額は461億円という巨額倒産となった。
2~4人程度の集団が窓ガラスなどを突然破り一般家庭に侵入、住民である高齢者や女性を縛り暴行を行った上で金銭を奪う事件が関東を中心に頻発している。
10月27日に衆議院の総選挙が終わったと思ったら、福岡市に隣接する粕屋郡篠栗町の町長選挙が、11月12日(火曜日)に告示、17日(日曜日)が投開票日となっており、同町では早くも再び選挙の準備が進められている。
秋空が広がる10月29日、福岡市立中央市民センターにて、福岡県民新聞社が主催する「第10回 福博おしゃべりコンサート」が開催された。
28日に行われた衆議院総選挙、当初から激戦が予想されていた福岡2区。
10月27日投開票の総選挙も残り1週間を切り、各陣営は最後の力を振り絞って懸命な選挙活動を行っている。
第50回衆院選挙が10月15日に公示され、全国289小選挙区、11ブロックの比例代表、計465議席を争う激しい闘いの火蓋が切って落とされた。
大手電機メーカーのパナソニックホールディングス㈱(大阪府門真市)は、子会社であるパナソニックコネクト㈱(本社:東京都中央区銀座・本店:福岡市博多区美野島)の、佐賀工場(佐賀県鳥栖市)を令和7年9月に閉鎖することを発表した。
新たな船出となった石破新内閣、世論調査の支持率も50%台に回復する中、早くも10月27日の総選挙を行うと明言した。
自民党の岸田総裁と立憲民主党の泉代表の任期満了に伴う党首選挙、立憲民主党の代表選は9月7日告示、同23日投開票、自民党の総裁選は9月12日告示、同27日投開票となり、与野党第一党の新党首が同じ週に決まる。
秋の政局の皮切りとなる立憲民主党の代表選挙が7日に告示を迎えた。
数ヵ月前から積水ハウスが、「福岡の一等地で、極めて取得が難しい凄い土地を手に入れた」という情報が入り、不動産関係者らの話題となった。
9月12日告示・27日に投開票が行われる自民党総裁選挙、不出馬を表明した岸田総理はダンマリを決め込むが、何もしない訳もなく動きが気になるところ。
8月末に九州を襲った台風10号の影響で、市内では百貨店を始め多くの飲食店などが臨時休業を余儀なくされた。
南海トラフ地震臨時情報は、想定される震源域および震源域の太平洋側50km先までのエリアで一定以上の規模の地震や異常な現象が発生した際に発表される。
今から約3週間前の8月8日午後4時43分ごろ宮崎県沖日向灘を震源とする、マグニチュード7.1の地震が発生、日南市で最大震度6強を記録し熊本、鹿児島の各県で物的、人的被害が出た。
自民党総裁選のメディア報道についてネットで囁かれているのが、殆どのテレビ局が青山繁晴参院議員の総裁選出馬の意向を全く報じないことである。
総裁選不出馬を表明した岸田総理であるが、任期中、内閣支持率は超低空飛行を続け自民党の支持者離れが進んだ。
山口県といえばふぐが有名だが、鯨肉も多く取り扱っている。
梅雨が明け、子どもたちは夏休みに入った。
広川町と八女市立花町を結ぶ「国道3号広川八女バイパス」は、国の予算も付いて現地調査が進められてところだが、弊社では一貫してその疑惑を報じてきた。
約2週間後にはパリオリンピックが開幕!豊前市長選挙
現職で4期目を目指す後藤元秀氏(74歳)に真っ向から勝負を挑んでいるのは、
西元健氏(45歳)で、武田良太前衆議院議員の秘書を経て、地元築上郡・豊前市選挙区で県議会議員として4期務めて来た人物。
人口2万2659人、有権者数は2万人前後であるが、前回市長選挙では顔ぶれは違うものの投票率は70.83%という数字、今回も1万4000票の奪い合いが始まっている。
また、西元氏が県議を辞職したため県議補欠選挙も同日に行われる模様で、元市議で後藤氏が推す尾澤満治氏(62歳)と、西元氏と共に選挙戦をしている自民党公認の戸成祥平氏(40歳)も激突しており、豊前市が真っ二つに割れている様相。
現時点では後藤氏に少しだけ風が吹いているようだが、追い掛ける陣営には武田良太氏が付いており、更に激しい選挙戦になるだろう。
続きを読む 2025年参院選・福岡選挙区・国民民主党 候補者決定
その後も、順当に選挙が行われ何ら問題はなかったが、令和4年に行われた参院選では、N党が3人の候補者を擁立したこともあり過去最多の16人が立候補、選挙の乱れが生じ始めた。
その後、衆院選や東京都知事選挙など、あらゆる選挙が荒れ始めたと言っても過言ではなく、他候補の誹謗中傷から選挙妨害、選挙ポスターの猥褻写真や広告としての販売化など、かつては思いも付かない選挙が行われているのが実情だ。
参議院選挙に立候補を予定している自民の松山政司氏は現幹事長など要職を歴任、存在感は大きく前回選挙もトップ当選しており何ら問題は無いだろう。
一方で、現在「103万円の壁」で支持率が一部のメディアにおいて立憲民主を超えた国民民主が候補者を決定した模様。
その候補者は早良区出身の川元健一氏(45歳)、久留米附設出身で一橋大学を卒業、ソニーなど大手企業で実績を残し、現在は宇宙開発事業を手掛ける企業の取締役に名を連ねる。
発表は3月初旬になる模様であるが、玉木雄一郎氏も代表に復帰するタイミングであり、かなりの強敵になるだろう。
自民は支持率が回復したとしても、相応の票が国民民主に流れる可能性もある上に、高齢化が進む公明は組織票を固めた上で自民の票を奪いに来ると思われる。
一番厳しいと予想されるのが立憲民主、組織力を背景に総力を傾けた闘いを挑むと思われるが、現時点で国民・維新の陰に隠れた形となっており、全県下で組織力の弱い国民民主に相対し、どの様な選挙態勢と戦略を組むかが重要となってくるだろう。
続きを読む 山積みされたコメ
九州産の米は5キロ2000円台前半であったものが、今では4000円を超えているのが実情、日頃から米研ぎが体力的にも難しいため無洗米を購入している高齢者も、数が少ない上に価格は更に高騰しており、唯一の楽しみでもある白米(食事)を制限せざるを得ない事態にもなっている。
そんな中、「道の駅 おおとう桜街道」では、米5キロが山積みされており「安ければ購入したい」と思い価格を見るも表示はなし。
その傍には、「大任町住民 家計支援事業」とあり、「非販売品です」の文字。
来月3月31日までに商品引換券を持参した大任町民だけがお米やその他の商品と交換できる模様。
余りにも太っ腹な大任町の支援事業、一部では悪名高き永原譲二町長だが地元住民には寄り添い、米5キロや現金5万円を、物価高騰による経済対策として支援している。
大任町の財政調整基金は令和6年10月末で残高は51億円もあり何ら問題はない。
平成17年の初当選以来5期を務める永原町長、3月30日には6期目を目指して町長選挙が行われるが、町民の圧倒的支持があり万全な態勢で勝利を収めるだろう。
続きを読む 玉木雄一郎代表復帰?
衆議院は定数465議席、過半数は233議席であるが、政権与党である自民党と無所属議員合計は196名で、公明党の24名を加えても220名と過半数には届かず、野田佳彦氏率いる立憲民主党の攻撃論戦を受けて、連日苦しい議会運営が続いているのが現状だ。
前回の総選挙で「103万円の壁」を旗印に玉木雄一郎氏が代表を務める国民民主党が、思わぬ追い風が吹き始め、昨年の衆院選では議席数を28議席に伸ばし大躍進、最近の世論調査でも支持率を伸ばしている。
玉木代表は更なる拡大を目指していた矢先に、元グラビアアイドルとの不倫問題が発覚し、カメラの前で潔く男女の関係を認めて夫人にも謝罪し、役職停止3ヶ月の処分を受けた。
いとも簡単な記者会見で事無きを得ているが、国民民主党内や家庭内の問題は完全に解決したのだろうかと、他人事ながら心配していたら、月日が経つのは早いもので3月4日には喪が明ける予定となっている。
国民民主党の玉木代表の身から出た錆とはいえ、一兵卒で国民民主党の為に頑張る姿をニュースやユーチューブでも見たが、この約3カ月の間に日本維新の会(38議席)が自民党に擦り寄っており、イニシアティブを握る政党問題を含め、取り巻く環境は大きく変わった様にも思える。
国民民主党の顔は名実ともに玉木氏であったが、不倫事件発覚から脱玉木を口にする国会議員も現れ、果たしてすんなり3月4日が迎えられるのか、政治の世界だけに水面下では国民には見えない戦いが行われているように思える。
7月に予定されている参議院福岡選挙区は3議席であり、これまでは自民党、立憲民主党、公明党が議席を分け合い、公認の決定時点で当選が確定するプラチナチケットと揶揄されていたのも事実。
しかし今回は、福岡市早良区出身で一橋大学卒業の川元健一氏(45)が、国民民主党公認での出馬が噂されており、どこの票を喰うのか分からないが、当選ラインに浮上するとの予測もあり、他の候補者もピリピリし始めるだろう。
続きを読む 罪を憎んで人を憎まず
大方の予想通り各政党候補者や前回の選挙で落選した実力議員も返り咲き、低投票率が幸いしたのか波風立たぬ結果になった気がする。
中でも、公明党は支持者や婦人部の高齢化や弱体化が懸念されていたが、13人の候補者が全員当選し喜びに沸いていた。
しかし1月末に、参議院議員秋野公造氏の公設秘書である前田洋氏(47)が横断歩道の一時停止しなかった違反で免停中が発覚、現行犯逮捕されたことをマスコミが報じていた。
国会議員は多忙であるため、常日頃は先生よりも秘書と接することの方が多く、その中でも特に頑張っている印象が強い前田秘書とは親交も深く何事も電話で連絡をする仲だっただけに、直ぐに関係者に問い合わせを行った。
人身事故や衝突事故ではなかったが、2日間の留置が10日間延長された情報が入り、心配していたら罰金の略式命令で収まったようで一応は安堵した。
しかし、道交法違反で秘書の仕事を失うことになり、馬鹿な事をしたと思う反面、これまでの努力を見ているだけに前田秘書に同情したのは言うまでもない。
諺に「罪を憎んで人を憎まず」というのがあるが、秋野公造議員は自ら公明党九州トップの役職から引くことでケジメを付け、学会や公明党の様々な関係者が、前田秘書を励まし慰めていた話も伝わってきた。
今回の事件が他の政党で起こった場合、国会議員の秘書は自ら身を引き大半が表舞台から消えるのが普通とされる。
しかしそこは支持母体が学会だけに、周囲が温かい支援の手を差し伸べた後日談を楽しみにしている。
続きを読む 夏の参議院選挙
因みに次点には共産党の河野祥子氏17.1万票、その次に国民民主党の春田久美子氏が14.3万票であった。
これまでは参議院選挙において福岡選挙区は自民党と公明党、立憲民主党が1議席ずつ分け合い、立憲民主党においては、公認が出れば「プラチナチケット」と揶揄されてきた。
当初は立憲の野田代表が1人区において野党統一候補の擁立が出来れば29勝3敗で勝てると言い出し、また日本維新の会においては野党候補の一本化に向けた予備選実施案が飛び出すなど昨年の衆院選を鑑み様々な意見が飛び交っていた。
1月の北九州市議会議員選挙では野党の明暗がはっきりと分かれ、国民民主は獲得票を含め躍進が目立つも、立憲と維新は議席も減らし埋没感が否めずの状態、これでは統一候補一本化の足並みは揃わないだろう。
国民民主の榛葉幹事長は参院選において、「複数人区の重視は変わらないが、1人区でも積極的に擁立していく方針」と発言、他の野党に対しての揺さぶりもあると思うが、党代表の玉木代表が不倫問題で「党役職停止3ヶ月」の処分中のため、解除される3月4日以降に何らかの動きが出てくるだろう。
松山参院幹事長は揺るぎないが、組織力が弱いとは言え支持率が上昇している国民は、候補者を選定中で現在は4人にまで絞られている模様。
票を喰われる立憲と都議選が近い公明は議席喪失の可能性もあるだけに、7月の参院選はかなり熱くなりそうだ。
続きを読む 寿司の名店「河庄」が建て替えで長期休業に
その福岡を代表する寿司の名店「河庄」(福岡市中央区西中洲5-13)だが、今年3月から長期休業に入る。
昭和22年創業の同店だが、建物の老朽化などもあって2月末までは通常営業を行うが、3月から休業し解体に入り、新たに建て直す予定、リニューアルオープンは令和8年夏頃が計画されている。
続きを読む 吉松もとあき新春の集い
吉松県議においては、昨年10月の衆議院議員選挙に立候補し落選、その後の県議補欠選挙にて見事に返り咲きを果たした。
約1ヶ月という短期間に2度の選挙を行い、地元支援者に感謝の言葉を述べると共に、県議21年の実績と今後も私利私欲なく地元のために頑張る決意を述べた。
特に糟屋郡地区の交通インフラ整備に注力するとして、博多駅から長者原駅までの地下鉄延伸、都市高速の香椎インターから新宮方面への大型車を除く自動車専用道路構想など、今後の県政への取り組みを表明し、地元支援者からの大きな拍手を受け終了した。
自らが空けた県議の補欠選挙で、かなり厳しい選挙であったのは事実であるが、見事に完勝したことで地元支援者の温かな笑顔が印象的な「新春の集い」だった。
続きを読む 御礼
さて、1月16日に福岡経営企画主催の「第33回新春賀詞交歓会」を開催致しましたところ、多くの皆様にご参加頂き盛会のうちに無事終えることができました、心より感謝申し上げます。
20年間勤務した東京経済㈱を退社し、1人で始めた福岡経営企画の「第1回 新春賀詞交歓会」は、昨年取り壊されたタカクラホテル福岡で行い約80名のお客様を、中国から帰国されたばかりの胡弓奏者趙国良氏の演奏で迎えたことが昨日のように蘇って参ります。
これをご縁に当時福岡では無名だった趙国良氏をメイン奏者に迎え、小さな事務所ですが「中国音楽の夕べ」として毎年開催し20年間続けることが出来ました。
21回目からは「気ままに音楽の夕べ」と名を変え、チャリティコンサートとして今年も6月11日にアクロス福岡シンフォニーホールにて開催する予定で準備を進めております。
これまで賀詞交歓会では、多くの来賓の方々に挨拶を頂きましたが、福岡銀行元専務であった今は亡き杉浦博夫氏にご縁を結んで頂いた創価学会元副会長の佐藤正春氏に今年も中締めの挨拶を頂戴しました。
「継続は力なり」をモットーに、激動となるであろう今年も頑張りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
続きを読む
注目の北九州市議選
年が変わり新年を迎えると人の気持ちも若干上向くのではと、儚い小さな希望を持ってはいたものの、短い期間でも総理の心労は計り知れず、新年度の予算が成立すれば、総理自ら辞任の意向を表明する噂さえ流れ始めた。
そんな政局の世論調査よりも国民の真意を問う恰好な題材として、政令都市の北九州市議会議員選挙の告示が迫っており、定数57の議席に対して現職45人、元職6人、新人44人が、立候補の準備を進めている。
特に公明党は、創価学会のトップであった池田大作氏が亡くなられ、選挙の主力部隊であった婦人部の高齢化、若い学会員らは夫婦共働きで従来の活動人員が大幅に減少するなど、選挙の弱体化を多くの人が認めており、今回の市議選を新たな出発点として組織の強化を図っているようだ。
共産党も若返りを目指すも新たな動きは見られず、苦しい戦いを今回も強いられる状況にある。
中でも前回最下位の得票と僅かな票差で落選した自民党市議のドンは、元市のОB幹部などが選対本部に入り、万全の態勢で臨んでいるようだが、選挙は一瞬の油断が命取りになる可能性もあるだけに、周囲の関係者は成り行きに注目している。
今回行われる北九州市議会選挙の後には、3月に福岡県知事選挙、その後に東京都議会議員選挙、7月には参議院議員選挙もあり、それぞれの選挙結果によって総選挙の日程が変わる可能性も十分にあり、各々の先生方にとっては頭の痛い慌ただしい選挙の年になりそうな雲行きになってきた。
続きを読む 神話の里・高千穂で「棚田夜神楽」初開催!伝統と自然が織りなす特別な夜
天照大神が天岩戸に隠れた際、神々が宴を催し、天鈿女命が舞ったことを起源とする夜神楽は、五穀豊穣の感謝と来年の祈願を込めた神事として、毎年11月から2月にかけて行われています。今年、新たな試みとして、夜神楽を高千穂の棚田で披露する「棚田夜神楽」が12月1日に開催されました。会場となった「タカチホ棚田キャンプ」は農閑期に棚田をキャンプ場として活用する場所で、美しい景観と地域文化を融合させる場となっています。
棚田に立つ神庭の神秘的な光景
当日は、棚田の一角に夜神楽を舞う舞台の神庭(こうにわ)が設置され、急峻な山々と深い渓谷を背景に、その荘厳な姿が際立ちました。会場には定員100名の観客が集まり、宮崎や熊本をはじめ、遠く岡山、京都、神奈川、新潟からも訪れるなど、大変な賑わいを見せました。さらに、福岡からは(株)ハルク様の往復バスツアーが企画され、多くの方が参加されました。
地産の野菜やお米の直売、猪汁や棚田米のおむすび、鹿の竜田揚げのふるまいなど、高千穂の味覚も楽しめる内容で来場者をもてなしました。
圧巻の夜神楽
夜神楽は「舞い込み」と呼ばれる神事から始まり、「神迎え」「お祓い」を経て、番付の演目が次々と披露されました。今回は「杉登」「山森」「手力雄」「鈿女」「戸取」「舞開き」の6番が舞われ、ライトアップされた神庭と舞手が幻想的に浮かび上がる様子に、観客は息を飲みました。
新たな挑戦「棚田夜神楽」の未来
高千穂の伝統文化「夜神楽」と、地域の暮らしを象徴する「棚田」が交わる「棚田夜神楽」。この取り組みは、高千穂の魅力を多角的に楽しむ新たな形として注目を集めています。来場者の皆様にとって、特別な夜となったこのイベントが、地域文化の継承と発展に寄与するものとして、今後も続けていきたいと思います。
次回の「棚田夜神楽」にもぜひご期待ください!
合同会社Trailhead 代表 福島優
https://tanacam.kntf.jp/
続きを読む 福岡に進出した建設会社
更に発展すべく世界有数の金融都市を目指し、中核エリアである再開発プロジェクトに、「天神ビックバン」「博多コネクティッド」の名前を付け、建物の高さ制限や容積のボーナスを与え、次々に建て替わるビルの完成が話題になっている。
支店経済で発達した福岡市だけに、受注側はスーパーゼネコンを筆頭に地元大手建設会社も名を連ね、更にそれに伴う商業施設やオフィスビル、ホテル、マンションの建設を目指し、九州各地から地場ゼネコンが進出して来たのは言うまでもない。
中には後継者がいない地元建設会社を探し、手っ取り早いМ&Ąで成功した会社もあるが、福岡支店を開設し下請け企業で苦労している企業も見受けられる。
建設業界も週休2日制の現場が増えており、深刻な人手不足は慢性化しているが、長崎県に本社のあるゼネコン福岡支店では現場管理なども見て見ぬふり、手抜きが横行し書類作成に至っては施主と同姓の三文判が堂々と勝手に押印され書類が提出されている始末だ。
建築士の資格がない者が設計した図面で工事が進められ、ミスが発生しても隠ぺいする有様で、本社には内緒で支店ぐるみの悪質な行為は、既に監督官庁である福岡県には告発書類が提出され、大きな問題に発展する可能性もある。
問題企業が建設した個人住宅においては、図面の仕様とは違う断熱材が使用されている噂も聞かれ、地元ではトップクラスとして名の通った企業だけに、福岡からの飛び火で大火事になりかねない様相が出て来た。企業を狙った特殊詐欺
福岡県内でも昨年末、小倉南区の男性(60)が警察官を名乗る男から「連続強盗事件の主犯格として捜査している」と告げられ、昨年の最高額となる1億1880万円を騙し取られた。
また、宮若市に住む会社役員の男性(69)は、未公開株の話で釣られ1億0274万円を騙し取られている。
今回、高額被害にあった2人は何れも60代、メディアなどで詐欺話もそれなりに聞いていたと思われるが、やはり詐欺グループのテクニックが一枚上回っていた模様だ。
ネット上には詐欺で搾取されたお金を取り戻す弁護士事務所なども散見されるが、中には1度被害にあわれた方を更にもう一度騙すグループもいるようで気を付けた方が良いだろう。
因みに詐欺グループに搾取されたお金が戻ってきたという話は皆無とは言わないが、ほとんど無いと言ってよいだろう。
また最近では、企業のドメインを利用した詐欺が横行している模様、「.com」「.jp」などを大手ドメイン会社で登録した企業を狙い、取得から1年や3年というピンポイントのタイミングで確認や更新と称して法人クレジットカード番号をフィッシング詐欺し、国内はもちろん海外で使用されたりもしている。
警察も必死になって摘発に力を入れているが、なかなか上位の指示者、反社の逮捕までには至っていない。
企業においても、常に防衛意識をもってメールなどの対応も必要、新入社員から役員まで全体で学習する必要があるだろう。
続きを読む 立憲民主福岡
衆議院福岡1区の丸尾圭祐氏、3区の仁戸田元氣氏、7区の亀田晃尚氏の3名を、夫々の選挙区における候補予定者に決め、立憲民主党として全面的に支援を続ける模様。
最近は様々な政党が誕生して選挙を賑やかにしているが、歴史の浅い政党は下部組織がぜい弱で、候補者を公募しても党幹部の眼鏡にかなう応募者は現れず、各方面に声を掛けるもかなり苦慮している話はよく聞かれる。
中でも、福岡3区の仁戸田元氣氏は福岡市西区の元県議会議員で、既に失職して空席の補欠選挙が福岡知事選挙と同じ3月に予定されており、後継候補者の選定を巡り関係者が動き始めた。
福岡3区はかつての大先輩である藤田一枝氏が、現在も党内部において活躍し存在感があるだけに、立憲民主党の県議会議員は早良区の後藤香織氏、糸島市においては川崎俊丸氏の後継として嘉村薫氏の女性2人が現職で頑張っている。
総選挙後は西区から男性候補者の擁立が考えられ、議員経験者や現職市議会議員などの名前が浮上するも、最近は関係者の間で女性候補者の名前も出ている様だ。
いずれにしても立憲民主党の議席だっただけに、仁戸田元氣氏にしても今後の自分の選挙を考えるならば、当然確保しておきたい議席だけに候補者選びに苦慮している模様だが、期日が迫っており関係者は頭が痛いことだろう。
続きを読む 北九州市議会議員選挙
その後に就任した末吉興一市長を始め歴代市長の努力で、一時期はインフラ整備が政令指定都市で一番進んでいたのも事実。
日本四大工業地帯の一角を担っていた北九州市も、中心であった製鉄所の移転撤退などで人口流出が続き、現在は90万人を辛うじて維持している状況が続き、高齢化と少子化に歯止めが掛からず、中心部の火災も相次ぎ往年の勢いが感じられない状況が続いていた。
最近は服部誠太郎福岡県知事と武内和久北九州市長との連携で、新しい新規事業の計画が次々に進められている。
その様な北九州市であるが、来年早々に行われる市議会議員選挙には、現時点で57名の定数に対し98名の候補者が準備を進めていると聞く。
最近の選挙では、余り資金の無い新人候補者がSNSなどネットを活用し票を上積みし、期数を重ねた党の重鎮が落選の憂き目を見る例もある。
北九州市の場合は先に行われた市長選挙や総選挙のしこりが残る中、現在与党第一党の自民党も選挙後は分裂の噂も聞かれるだけに、水面下ではかなり激しい選挙戦が始まっている。
北九州市の企業経営者は過去の技術に誇りをもって、九州、日本に限らず常に世界に目を向けており、次のエネルギー革命の主導権を狙って未来を見つめているだけに、企画などのレベルにおいて北九州市との若干のずれがある様に思える。
それだけに1月に行われる市議会議員選挙では、従来の常識では考えられない新人議員の当選で新しい会派が生まれる可能性もあり、議会運営が難しくなるのは必定で、夏の参議院選挙を控えて自民党福岡県連も成り行きを静観している節が窺える。
続きを読む 参議院福岡選挙区
来年7月に予定されている参議院福岡選挙区には、自民党の公認は5期目を狙う松山政司氏、立憲民主党は3期目に挑戦する野田国義氏が決定しており、公明党は2期目を目指し下野六太氏が早くから活動を開始している。
しかし、先の総選挙で議席を伸ばした国民民主党の支援母体が、女性の候補者を公募し立候補させる情報が流れており、早くも荒れ模様の展開が予想される。
昨年11月、創価学会の池田大作氏が亡くなられてからは、上部からの指令に対して下部組織が反発する情報も聞かれ、往年の創価学会を牽引拡大して来た人々も高齢化が進みパワーの低下は避けられず、公明票が減少しているのは事実だ。
高齢化が進んでいるのは日本共産党も同じ、最近は若者を中心に共産党らしく真面目な会を立ち上げ、活動の一環として新聞赤旗の拡張を行いながら、将来の党員拡大を目指しているが、道のりはかなり険しそうな状況でもある。
優勢を誇っている自民の松山政司氏の支持票を狙って、公明党や(ゆ)党と呼ばれ始めた国民民主の候補者陣営が動くのは必定で、更に早くも衆参同時選挙の噂も流れ始めており、年明けから激しい選挙戦が始まるだろう。
加えて春には福岡県知事選挙もあって、現職の服部誠太郎知事も立候補を既に表明、現時点で共産党以外の政党が立候補を擁立する情報はないが、時代の流れを反映して安易に立候補者が出てくる可能性も考えられる。
服部知事に関しては、行政運営に全くと言って良いほど支障は聞かれないが、何が起こるか判らない。
昨年あたりから選挙が可笑しな方向へ進み始めており、予想を超えた選挙や手法が使われ出していることも含め、年明けと同時にどの選挙においても準備は必要で、何が起こるか判らない部分も含め油断大敵と言えるだろう。
続きを読む 武内北九州市長、なぜ急ぐ?
昨年、見つかった明治時代の初代門司駅の遺構は、ユネスコの諮問機関・イコモスの国内委員会が「ヘリテージ・アラート」を出し保存案を求めているほか、市民団体などが取り壊し工事の契約破棄を求めて住民監査請求をおこなっている。
埋蔵文化財調査を行った際、旧門司駅の期間車庫の基礎や石垣、港跡の一部遺構が発見され、現地保存を求める声が上がるも、武内市長は一部を現地保存、その他を取り出した上で保存することで幕引きを図ろうとしている。
武内市長はこれまでも粛々と計画を推進する中で、イコモスや市民団体との協議も行っているが、現地保存するのは期間車庫の一部のみ、その他は記録保存し別の場所に移設し展示するとしており、イコモスや市民団体は全くと言って良いほど納得していない。
とりわけ急ぐ必要性も感じないが、武内市長は「遺構の発掘調査も終わり、福岡県への届け出、文化財保護法に基づいて適法、適切に行っている」として譲らない。
市民の安心・安全を第一に粛々と進む複合公共工事の建設、今後も一波乱ありそうな気配が漂っており、順調に滑り出した武内市政に暗雲が漂い始めた。
続きを読む 飲酒スタイルが大きく変化!
その後も飲酒運転による事故は後を絶たず、樋口明県議会議員(南区選出)が先頭に立ち、福岡県飲酒運転撲滅県民大会などを開催すると同時に、福岡県独自の飲酒運転撲滅条例を施行、その後も令和2年6月には福岡県飲酒運転撲滅条例改正も行うなど、積極的な対応を取って来た。
しかし、簡単には無くならないのが飲酒運転、今でも毎日のように逮捕者が出ている。
飲酒運転は確信犯の他にも、「仮眠をとったのでアルコールは残ってないと思った」「代行運転が直ぐ来なかったから」「自宅までちょっとの距離だったから」など理不尽な理由を述べる輩は後を絶たず、今後も県民挙げての撲滅運動は継続しなければいけないだろう。
この18年間で福岡市民の考え方もだいぶ変わり、真面目に飲酒運転撲滅に賛同する市民が大多数を占めるようになった。
今年11月からは自転車における飲酒運転への罰則も強化、こちらは自動車運転者の意識レベルにまで浸透していないのか、福岡県内でも自転車の飲酒運転摘発は続いており、それこそ「近所だった」では済まされないだけに、アルコールを飲むと想定される場合は自転車も絶対に運転してはいけない。
一方で、ローカル地域における飲食店や立ち飲み屋などからは売上が下がって経営に支障が出ている話も聞くが、法令順守は当たり前の話で何らかの対策が必要だろう。
現在では、本物と間違うくらいレベルの高いノンアルコールビールや梅酒もある。
人によっては飲酒の時間を午後9時、または11時までと決めている人もおり、開店時間を早めるのも一つの方法、筑紫野市の飲食店ではコストは掛けられないので配達用の軽トラで送迎サービスを開始、アルコールを飲む人は高級車でも軽トラでも構わない、とにかく安全に家に辿り着けば良いのであって、かなり好評と聞く。
現在、飲酒運転で逮捕されると酒気帯び運転でも3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられ、アルコール濃度が高ければ飲酒運転や酒酔い運転となり罰則は更に厳しくなり、死亡事故ともなれば懲役刑は免れず社会復帰も容易ではなくなる。
アルコールを口にして、自動車はもちろん自転車でも事故を起こせば逮捕され、その後に社会的・金銭的にもどういう処罰を受けるか、学生はもちろん、社会人、高齢者など年代を問わず更なる周知徹底をしなければいけないだろう。
続きを読む 船井電機の倒産劇と原田義昭氏
また、25日の給料日前日ということで約550人の社員は給与が支払われず、更には解雇を言い渡された事態に多くの非難の声が聞かれたのは言うまでもない。
しかし、この倒産劇には不可解な部分も多く残されている。
福岡5区で衆議院議員を務め、第26代環境大臣を務められた原田義昭氏が、代表権がある会長に就任し、自身が知らない内に破産に至り、更には破産開始が進む中で「伝統ある船井電機を破産で終わらせるわけにはいかない」と、取り消しを申し立て民事再生の準備を始めていること。
原田氏は弁護士資格も持ち表面上は適任かとも思われるが、長く政治家人生を歩んで来られる中、御年80歳の傘寿を迎えられており、これだけの大型倒産の後始末どころか裁判所の決定を覆し再生できるのは至難の業と思われる。
原田氏のフェイスブックには以下の様な書き込みがある。
「8月末に船井電機の役員が来て、少し経営に苦戦している、先生、側面から応援してくださいと言う」「どんな相談でも前向きに応えるのが私の習慣」「私は会社顧問か顧問弁護士にでもなるかと受け取っていたが、直ぐに大阪本社に連れて行かれ、役員会で挨拶、全部の役員と名刺交換、あとで私は『代表権』を持つ『会長』になったと知らされた」
「それから半月余り、10月24日の破産報道に正直私こそが一番驚き、一番狼狽(うろた)えていた。起こったことは仕方ない、しからばそれを解決するのも自分の運命だろう、と胎(はら)をくくった」「従業員だけは守らなければならない、ふつふつと炊き上がる政治家のミッション(使命感)でもあった」と記している。
3年前に船井電機の社長に就任した上田智一氏、事業の多角化を図り脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を買収するも1年で売却。
しかも多額の広告未払いが発覚し差し押さえを受ける事態となり、更には300億円にも及ぶ資金流失が発覚、債務超過額も117億円。
9月に上田氏が退任し、原田代表取締役会長が誕生、10月24日の破産決定、余りにも無茶苦茶な倒産劇と言ってもよいだろう。
原田氏は過去にも詐欺的なマルチ商法で全国に被害が広がった化粧品会社との密接な関係が疑われたこともあるが、政治家もようやく引退し今年秋には長年住み慣れた福岡を引き払い、東京に居を移したタイミングでもある。
この裏には「幕引き屋」としての報酬が発生したのでは、と驚く噂も実しやかに流れており、関係者は同社の動向に注目している。
続きを読む 突然の訪問者に拒否する訓練を!
中には家人が死亡する事件も起こっており、警察も合同捜査本部を設置して対応に当たっているが、実行犯やリクルーター、回収係などの逮捕はするも、指示役などトップにまでは行き着いておらず、他人名義の携帯電話及び特殊なアプリを使った事件の複雑さが捜査を混迷させている。
関東で起こった事件では、逮捕された犯人が筑豊ナンバーの車で現地まで行っており、現在ではトクリュウ組織は全国に存在していると思われる。
福岡県内でも先月、早良区百道地区で不審な電話会社を名乗る男が住宅を訪問、在宅時間や家族構成を聞きまわっていた。
今月に入ると、城南区でも給湯器の検査業者を名乗る男が一般家庭を訪問している。
家にいた高齢者は日頃からニュースを見ており、家族でも防犯意識を共有していたが、やはり突然の訪問では対処が難しく、思わず敷地内に入れてしまった。
幸いにして屋内は拒否出来た模様であるが、何かを探っている様子で住民は恐怖を感じている。
警察も防犯対策を推奨しているが、やはり大手警備会社では年間コストが高額になり、市販の防犯グッズも高齢者には判り難い。
警察がトクリュウ組織の壊滅をしてくれることが一番であるが、先に述べたように複雑な犯罪組織構造もあり時間はまだまだ掛かると思われ、家族はもちろん、市議会議員などを巻き込んで地域での防犯対策や見回りなど新たな取り組みも必要となるだろう。
続きを読む 篠栗町長選挙
篠栗町と言えば四国霊場を模した、篠栗八十八か所の巡礼コースが現存している町で、町内各所に寺や札所があり、多くの御参りする人々を見掛ける。
そんな長閑な町も工業団地が整備され、九州自動車道の福岡インターも近いところから、最近は流通関係者や福岡市のベッドタウンとして転入が多少はあるものの人口減少は続いている。
現職の三浦正町長は、50歳で福岡銀行を退職し町長選挙に出馬して見事初戦を飾り、以後5期20年に亘り大きなトラブルもなく県町村会の副会長を務め、今回は古希を迎えて6期目の出馬になっている。
一方の新人、冨永芳行氏は41歳、元県議会議員で県土整備委員会に所属していただけに篠栗町が今後進むべき道も若者としてアイデアや知恵を持っており、元篠栗町長を務めた横山久義氏の娘婿。
多選という声以外、現時点で現職について何ら問題はないものの、役場内の空気は20年の年月で澱んだ感もあり、若者や子育て世代、高齢者まで幅広い層で新旧交代を望む声も聞かれる。
続きを読む 第10回福博おしゃべりコンサート ~高橋俊伎Sax Live~
総選挙の直後であり、ソフトバンクVS横浜DeNAの日本シリーズ第3戦もみずほペイペイドームで同時間帯での開催であったため、来場者に影響が出るのではと心配されたが、有難いことに去年以上にたくさんの観客に来場して頂いた。
今回のテーマは「サックスで謳う昭和メロディ」、サクソフォンはもちろん高橋俊伎氏、ピアノは下村恭子さん、ヴァイオリンと司会を原田陽子さんが務められた。
誰もが知っている「銀河鉄道999」をオープニングに、「もしもピアノが弾けたなら」や「川の流れのように」、「栄光の架け橋」、「ハナミズキ」など、たくさんの名曲で盛り上がり、最後の曲が終わっても拍手が鳴りやまずアンコールとなった。
アンコールでは、10月17日に亡くなられた西田敏行さんを偲び、名曲「もしもピアノが弾けたなら」を再び演奏し、今度は観客全員が歌詞カードを見て一緒に歌い、中には涙ぐむ人もいるなど、他ではあまり見られない素晴らしい演奏会だった。
たくさんのご来場、心よりありがとうございました。
続きを読む 福岡2区 鬼木誠氏比例復活!
これまで4期連続の当選を果たして来た鬼木誠防衛副大臣だったが、投票日まで1週間を切ったタイミングで「裏金議員に2000万円」が大きく報道され、鬼木氏は「裏金」も全く無い候補者であったが無党派層はもちろん、自民党支持層にも大きく影響し小選挙区で苦杯を喫する結果となった。
しかし、その様な状況の中でも86,698票を獲得、見事に比例での当選を勝ち取った。
県議10年、衆議院議員4期12年を一度も落選することなく勝ち続けて来た鬼木誠氏。
その誠実で真面目な政治活動を見て来た有権者からは、小選挙区で負けたショックはあったと思われるが、今後はこれを糧に更に地元を固め「強い鬼木誠」になって欲しいとの声が届いている。
続きを読む 選挙ハガキの怪
福岡市内に住む60代男性の自宅に、日本維新の会に所属する候補者から、10月15日の消印で1枚の選挙ハガキが届いた。
ところが、宛名には31年前に亡くなった男性の実父の名前が。
当然のことながら、31年前に日本維新の会は結党されておらず、実父が支持する訳もない。
気分も悪く、気味も悪いので事務所に電話を掛け、どこで名前と住所を知ったか尋ねると、ご友人の方からの紹介と言い放った。
実際にハガキ下部のスペースには、「私も〇〇〇〇〇〇さんを推薦します!」の欄があるのだが、その推薦者は一切書かれていない。
ご友人の紹介と言ったが、亡き父は生きていれば110歳に達しており、友人知人もほぼ亡くなっている状況、ちゃんとした説明も出来ない事務所スタッフには呆れるばかりだ。
選挙違反にはならないだろうが、余りにもふざけたやり方だと男性は憤っている。
続きを読む いざ総選挙!
過半数となる233議席が一定の目安となるが、自民党に対するメディアの裏金批判は止まるところを知らず、無党派層の中には「自民党に政権を渡さないために自民党以外に1票を投じる」と断言する有権者もいるほどだ。
福岡県内では全11選挙区のうち7選挙区で5人以上が立候補、いきなりの総選挙になった上、立憲の野田新代表の影響も少なからずあり自民VS立憲の一騎打ちは限定的、多くは野党共闘が実現していない。
しかし、今回の選挙では福岡市内においても、SNSの影響が功を奏しているのか、参政党や無所属候補に至るまで相応の支援者が手弁当で応援に駆け付けており、ポスター貼り一つを見てもかなりの速度で貼り終えるなど無視できない状況にある。
裏金問題と全く関係の無い自民党候補も、大きな影響を受け無党派層中心に票離れを肌で感じており、各候補者はこれまでの選挙以上に危機感を募らせている。
裏金問題を引きずる自民党、野党共闘が進まなかった立憲、支持率が下降気味の維新、SNSで支援者拡大を図る参政党や無所属候補、今回の総選挙も政党・候補に一長一短があり有権者の投票行動は今一つ見通せないものがある。
5回連続で前職2人が激戦となる2区、保守分裂となった上に前職の維新、参政、国民、社民が候補を立てた4区、議席奪還に挑む5区などは最後の最後まで予断を許さない選挙区になるだろう。
続きを読む パナソニック・佐賀工場を閉鎖に
佐賀工場は、昭和39年に操業を開始し電池やプリンター、電話、FAX、コピー機などの製造を手掛けて来たが、スマートフォンやメールなどの普及で需要が減退、門真工場に生産を移管する予定。
同社は、今年に入り津山工場(岡山県)を閉鎖、来年には福島工場(福島県)の閉鎖も予定しており、工場拠点の見直しを進めている。
佐賀工場の跡地については現時点で未定。
続きを読む 福岡5区 栗原渉氏の想い
福岡県内の与野党を問わず各候補陣営は、事務所の設営に取り掛かっているが、時間がいくらあっても足りないと慌てている。
前回の衆議院選挙では断腸の思いで出馬を断念した福岡5区 栗原渉氏(59)も出馬準備に余念がない。
国会議員の秘書を19年間、そして県議会議員を4期、更には第69代福岡県議会議長も務められた栗原氏、「地方重視」の精神で信念をもって政治活動を行っている。
特に九州北部豪雨などの際には、いち早く長靴で現場に入り、被害状況の把握はもちろん、そこで暮らす住民の方々の困っていることなど幅広く聞き取り、「現場主義」を第一に素早く動いる姿は「働く政治家」だった。
更には、要望をまとめ少しでも早く被災者の方々が安心して生活が出来るよう、国や県を動かす実行力を伴う栗原氏、信念を持ち国政に臨む政治姿勢は一変の曇りもない。
バッジを付けても何もしない国会議員も多いが、やはり何度も豪雨被害にあった福岡5区には栗原渉氏が必要だろう。
続きを読む ダブル党首選後の政局
ダブル党首選後は、新内閣の支持率が高いうちに解散総選挙が行われる可能性が高いとみられている。
9月27日に新総裁が決まった後は、先ず9月30日の週に開催される臨時国会で総理大臣指名選挙が行われる。
この後、組閣および自民党役員人事と続き、所信表明演説とそれに対する代表質問といった新内閣発足後の動きが続くが、新総理は並行して経済対策の編成を閣僚に指示する見込みだ。
秋の経済対策については岸田首相が6月に予告をしており、先日も水産業に対する支援を盛り込むと表明、総選挙を行う可能性が高いことから大盤振る舞いの内容になるであろう。
その場合、補正予算の編成が不可欠となるが、審議を行うと早期の解散総選挙が難しくなるため予算の概要を示し、その信を問う形での解散となるだろう。
制約条件となる主な外交日程は、米国大統領選(11月5日)、APEC首脳会議・ペルー(11月10~16日)、G20首脳会議・ブラジル(11月18~19日)が挙げられる。
そのため年内に解散総選挙を断行する場合は、10月15日告示・27日(先負)投開票、11月12日告示・24日(先負)投開票、11月19日告示・12月1日(大安)投開票、この日程のどれかで行われる可能性が高い。
今回の総裁選は候補者が乱立し、選挙期間も長いことから誰がキングメーカーになるかを含め一筋縄ではいかないだろう。
究極の権力闘争である総裁選を経て、勢いをつけ解散総選挙に臨めるか、全ての国会議員は自身の選挙を見据え蠢いている。
続きを読む 立憲民主党代表選スタート
テレビニュースなどではまだ始まってさえいない自民党総裁選が先に報じられるケースが多く、やはり埋没感は否めない。
8日には九州ブロックの街頭演説会、候補者討論会が福岡市で開催。
討論会では「20年後を見据えた国家ビジョン」をテーマとして論戦が繰り広げられた。12日に告示される自民党総裁選までに少しでも注目を集めたいところだ。
当初は現職代表である泉健太現代表や女性候補らの推薦人集めが難航し、枝野幸男前代表、野田佳彦元総理の見慣れた顔の一騎打ちになるかと思われたが、告示前日に泉が、当日に1期生の吉田はるみが滑りこみ、4人での勝負となった。
吉田の推薦人リストが興味深い。
吉田は若手や女性議員を中心に擁立運動が行われたが、20人に届かず、最後の椅子を争った江田憲司と一本化を行った。
そのため江田本人をはじめ複数の江田陣営の議員が含まれているのは当然として、なぜか野田陣営の議員が複数入っている。
これは代表選全体の注目度を上げるために野田陣営が吉田に推薦人を貸したと解釈できるが、同時に決選投票を見据えた策略でもある。
今回は小沢一郎と組んだ野田佳彦が本命視されているが1回目の投票で過半数を取るのは難しいとみられており、決選投票となることが見込まれる。
そして既に野田の右派色を嫌う他陣営では下位連合を組み、決選投票に残った陣営に投票を集中させる調整が進んでいた。
そのため野田陣営は下位連合を分断するために吉田陣営に恩を売ったと考えられる。
若手を中心に清新さを求める層が吉田につく可能性はあり、それが最後野田に集まれば盤石ということだ。
しかし吉田は江田との一本化にあたり消費税の5%時限減税、食料品の消費税0%といった政策合意を結んでいる。
吉田としてはこれを反故にして野田につけるか、はたまた消費税を巡る遺恨を乗り越えて小沢と組んだ野田が減税を受け入れる目はあるのか。
争いは長丁場の論戦を経て23日の臨時党大会で決着をみる。
続きを読む 凄い土地を手に入れた
旧読売福岡ビル(中央区赤坂1-12-15)及び、隣接する駐車場の一部も積水ハウスが取得し超高級分譲マンションの建築も予定され、これが該当物件かとも噂されたが違った。
本命は、積水ハウスと九電不動産が新たに中央区荒戸に着手する物件の様だ。
元々は日本銀行・荒戸家族寮(中央区荒戸3丁目2-50)があって現在はマンション建物2棟が解体された更地。
概要は鉄筋コンクリート及び鉄骨造29階建・162戸、設計はIAO竹田設計 九州事務所の分譲マンション。
関東などとは違って、福岡では絶大な人気を誇る積水ハウス、浄水通りと同じように人気が高い大濠公園エリアだけに、瞬く間に完売することだろう。
続きを読む 自民党総裁選挙・2
当選4回の小林鷹之氏(49)は、大臣経験者であるとは言え知名度が低かったが、1番手で名乗りを上げたことが功を奏し、「コバホーク」などと異名を付けられ一躍時の人となった。
しかし、今回は「裏金問題」で麻生派を除く派閥が解消されており、拘束力が弱まったからなのか次々に立候補者が表れ、現時点では石破茂氏を筆頭に12名が名乗りを上げ、マスコミの記者は連日取材に追われる日が続いている。
大方の予想では、1回目の投票で過半数の獲得は誰も難しく、1位と2位の決選投票で決まる見通しだ。
こうなると自民党議員が持つ1票が大きな役割を果たすため、元派閥の領袖など実力者がキングメーカーを目指す動きもある中、決選投票に残れない候補者も一定数の議員票をまとめ、新内閣で自身のポストを狙う者など、水面下での暗躍を想像するのも非常に頭の体操になって楽しい。
岸田内閣でも副総裁の肩書で支えて来た麻生太郎氏は、長くNO2の位置を確保しているものの、仮に小泉進次郎氏が総裁に当選すれば、かなり状況は変わることが予想される。
日本の総理を決める自民党総裁選挙は、選挙区の国会議員候補を決めることとは訳が違い、候補者の義理や人情、面子はもちろん、これまでのしがらみや政治家としての歩みなど全てが重んじられる。
麻生太郎氏はキングメーカーだけに、過去に嘘を言ったり、裏切ったりする行為は皆無、第3の人物が浮上する可能性も考えられ、益々面白くなって来た。
台風にも負けない・うどん「三勝」
29日の午後から公共交通機関などが相次いで運休、30日も計画運休に伴い臨時休業も発表され、月末金曜日の昼食に困った人も多かった様だ。
困ったときの神頼みを思い出し、半ば諦めながらも筥崎宮の参拝を兼ねて、筥崎宮近くのうどん屋「三勝」を訪ねてみると、有難いことに店にはしっかりと暖簾が出されており、友人と2人で早めの昼食を食べたのは言うまでもない。
働き方改革が進む日本にあって、家族経営ならではの第1・第3日曜日の月2回しか休みを取らずに頑張っているうどん屋「三勝」は流石である。
ずっと猛暑日が続いていたが、台風の暴風雨で冷えた身体には昆布といりこで採った美味しい出汁が心地よく、やわもち触感のうどんも最高だった。
9月になれば小さい頃から聞いていた、「な~しも、か~きも放生会」のお祭りが始まるが、町人文化連盟が主催で企画されている「幕出し」の案内も届いており、お腹いっぱいで満足した昼下がり、秋の足音が聞こえて来るようだった。
~うどん「三勝」~
住所 福岡市東区馬出5-36-1
電話 092-651-6119
アクセス 箱崎宮前駅から徒歩3分
続きを読む 南海トラフ地震臨時情報 その2
まず調査を開始する時点で「調査中」の情報が発表され、その後評価検討を経て、観測された地震の規模等に応じて、「巨大地震警戒」、「巨大地震注意」、「調査終了」のいずれかが発表される。
「巨大地震警戒」、「巨大地震注意」については相対的に大規模地震の発生可能性が高まっていることから、それぞれの情報に応じた防災対応をとることとなる。
具体的には、「巨大地震注意」の場合は日頃からの地震への備えの再確認を行い、いざ地震が発生した際にはすぐに避難するための準備が必要だ。
この場合、1週間程度は注意情報が続くことになる。
「巨大地震警戒」はより切迫性が高く、日頃の備えの再確認に加え、沿岸部の住民や高齢者や障がい者といった要配慮者など地震発生後の避難では間に合わない可能性がある住民ついては事前避難を行うこととなる。
この場合は1週間ほど警戒を続け、2週間経過するまでは「巨大地震注意」と同様の体制をとることが想定される。
今回は「巨大地震注意」が発表された。
あくまで通常より巨大地震発生の可能性が高まっているということであって、必要以上に焦る必要はなく水や食料の買い占めなどもってのほかだ。
福岡県にとっても対岸の火事ではなく、北九州市、行橋市、豊前市、苅田町、吉富町、築上町は想定震度6弱以上や想定津波高3m以上で海岸堤防が低いなどの条件で、指定される南海トラフ地震防災対策推進地域となり、県も注意喚起を行なっている。
今週は非常に強い台風10号が九州に上陸する可能性も高く、不要な外出は避け、大地震と同様に激しい暴風雨に万全の備えをしておくことが大事と思われる。
南海トラフ地震臨時情報 その1
津波注意報も発令されたが津波による大きな被害は確認されず同日22時には全て解除されたが、今回の地震では初めて「南海トラフ地震臨時情報」が発表されている。
静岡県沖から宮崎県沖にかけて日本列島が位置するユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込んでいる場所を南海トラフと呼ぶが、このエリアでは過去1400年の間で約100年から200年周期で巨大地震が発生している。
最後に発生した昭和南海地震(1946年)から80年近く経っていることから、近い将来に次の大規模地震が発生することが懸念され、我が国では昭和51年に地震予知推進本部が設置されて以降、昭和53年に「大規模地震対策特別措置法」が、平成14年に「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」が制定されるなど地震予知体制や防災体制の整備を進めてきた。
政府中央防災会議の検討会議に設置された被害想定ワーキンググループが2012年に試算した被害想定では30都府県で最大32万3000人の犠牲者が出るとし、インフラなどの経済被害は最大220兆円に上るとされ、発生すれば我が国の経済・社会に甚大な影響を及ぼすまさに国難と言える災害となるであろう。
現在の科学的知見では地震の正確な予知は難しいとされている。
一方、南海トラフ地震については直近の2事例で大きな地震が発生した後にそれぞれ32時間後、2年後に南海トラフの別の領域で大規模地震が発生したことから、今回のように想定震源域で大規模地震が発生した後に続いて別の大規模地震が発生する可能性を告知し、避難の準備などの体制をとることを防災の軸としてきた。
そこで今回発表されたのが「南海トラフ地震臨時情報」である。
約3週間が経過し徐々に日常が戻っているとは思われるが、やはり突如として襲ってくる大地震、日常生活はもちろん仕事の上でも事前に準備を少しでも行っておくべきだろう。
続きを読む 青山議員を黙殺か?
青山氏は自身の動画チャンネルで、10ヵ月も前から総裁選に出馬することを繰り返し表明してきた。
例えば日本テレビ、8月21日のニュース番組で「名前が挙がる11人」を紹介したが、青山氏の名前はここにない。
11人の中に、現時点で推薦人が集まるかどうか分からない議員も複数いるので、それが基準ではないことは分かる。
また、青山氏が参院議員だからという理由は、2012年に参院議員だった林芳正氏が立候補しており、それも成り立たない。
現在、内閣官房長官を務める林氏は、総理総裁になることを目指して参議院から衆議院に鞍替えをした。
しかし、青山氏は参院議員だからこそ自民党総裁に相応しいと持論を述べる。
その理由として、参議院には解散がないので党利党略で解散時期を決めないこと、そして、衆院議員は地元選挙区の利益を優先しがちだが、参院議員(全国比例)は常に日本全体のことを考えられることを挙げている。
青山氏は知名度が高く、自民党の党員獲得数で3年連続1位となっている。
推薦人の引き剝がしにあっていることを吐露しているが、立候補できれば党員投票で上位に食い込む可能性がある。
そういう意味においても、名前が挙がっておかしくはないはずだが。
続きを読む 自民党・総裁選挙
その原因に「政治と金」の問題があったのはもちろんだが、行き過ぎたアメリカ追従に嫌気がさした人も少なくないだろう。
実質賃金下落に歯止めを掛けるよりステルス増税を進め、巻き上げた金でアメリカから旧式のミサイル購入、多額のウクライナ支援、更には無駄な新型コロナウイルスワクチン購入を進め、米国の軍需産業や製薬会社に利益を与えた。
また、3年前に掲げた「新しい資本主義」は所得格差の是正と思っていたら、蓋を開けてみれば「投資で所得倍増」、国民の貯蓄を投資に回し米国株を買ってアメリカ経済の下支えをさせられた様にも感じる。
ところで、9月の自民党総裁選に向け現在10人前後の名前が取り沙汰されているが、マスコミはもちろん国民の関心度は非常に高まっている。
自民党が次期衆院選に勝つことだけを考えれば、若手筆頭である小泉進次郎元環境相(43)が最適かもしれない。しかし、激動の世界情勢の中で我が国の舵取りを任せるには少々荷が重いだろう。
総選挙を睨んでのワンポイントリリーフならぎりぎり構わないが。
これから総裁候補の政策が発表される。
・国益を最優先し米国追従の政治から脱却。
・国際金融資本を利するだけのグローバル化に歯止め。
・国民の人権を制限する緊急事態条項に反対。
こうした政策を打ち出せる候補がいたら応援したいが、一長一短の候補者たち、中々いないのが実情だ。
いずれにしても日本の今後を左右する総裁選挙、関心を持って見守りたい。
続きを読む ~食文化が大きく変わる~
中高年以上であれば学校給食で鯨肉を食べていた思い出もあり、食べたいと思うことはあっても実際に価格を見てみるとかなりの高額、諦めた方も多いのではなかろうか。
昔は鯨の鍋をハリハリ鍋として福岡でも食されていたが、最近は日本人全般が鯨肉離れになっている。
そうなると現在の若者にとって鯨肉は「?」の存在、一度も食べたことがない若年層がほとんど、これでは鯨肉の未来は厳しいと見ざるを得ない。
大正8年に創業し105年の業歴を持つ、山口県下関市に本社を持つマル幸商事だが、7月19日に山口地裁下関支部に破産手続きの開始決定を受けたことが判明、負債総額は約10億円に上ると見られる。
同社は鯨肉を中心にふぐや冷凍魚、すり身などの水産加工品の製造・販売も手掛けていたが、やはり本業である鯨肉の漁獲量の減少から仕入れ価格の高騰が続き、売上が減少したことで財務面は後退し債務超過に陥っていたが、遂に資金繰りは行き詰まり今回の事態となった。
食文化において最近は、固いモノは食べなくなり、箸の代わりにスプーンやフォークを多用する若者が増えている時代になった。
気候変動の影響で、今や北海道が日本一の米どころ、様々な野菜や果物に影響が出ているほか、烏賊など魚介類においても地域における漁獲量が加速度的に変化している。
数年後には、日本国内で夏場は40℃を超す猛暑日が当たり前になるかもしれず、この気候変動によって農家や漁業はもちろん、屋外での仕事など全てのライフワークに影響を及ぼし始めている。
続きを読む 小学館の図鑑ネオぽけっと
夏休みといえば夏休みの宿題の代表格である自由研究のテーマ決めに子や孫とともに頭を悩ませる日も近い。
動植物観察や昆虫採集などの自由研究に不可欠とも言える図鑑であるが、近年では手軽にスマホを通してインターネットの情報に頼ることが多くなっていないだろうか?
ネットの情報は書き手の名前が見えず、不正確な情報も多い。
やはり研究であるからちゃんとした文献で調べることを教えたいものである。
小学館の図鑑にはNEO POCKET(ネオぽけっと)というシリーズがある。
新書ほどのサイズに豊富な情報が詰め込まれており、子どもでも持ち歩きやすい。
そのシリーズの17巻「プランクトン」が先日発売された。
水辺ならいたるところで採集できるプランクトンは身近な存在であるが、本格的な図艦はこれまであまりなかったそうだ。
本書はさまざまな分野の研究室に散在しているプランクトン研究者たちを結びつけることから取り組みを始め、約60名の研究者の協力によって作られた。
またプランクトンの写真についても既存の資料写真で済まさずに、ゼロから写真家の協力を得て収集した結果、美しく精彩な写真で構成できるようになったという。
多くの専門研究者によって書かれているだけあり、児童向けではあるが、大人が読んでも思わず唸る情報量である。
プランクトンといえばミジンコやミドリムシなどが思い浮かぶが、フグやスズキ、カレイなどの魚類の幼生がプランクトンであることから、脊椎動物に関する情報も網羅している。
また、「殺人アメーバ」などとして近年話題になっているネグレリア・フォーレリなどの危険なプランクトンについても紙面を割いており、知的好奇心が刺激される。
プランクトンの採集方法や顕微鏡の使い方、写真の撮り方なども写真入りで解説してあり、親子で楽しめる一冊となっている。
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続きを読む TSMC第三工場? トップの弱み握る土地ブローカーの妄想
→ 弊社記事「歪んだ3号線広川~八女バイパス」
このバイパスの発端は、市のトップの弱みを握る鷹羽氏(仮名)というブローカーが、自身が所有開発する土地を工業団地にすることで、ひと儲けを企んだところから始まった計画、まさに利権道路である。
その鷹羽氏、年齢は90を超えるも金銭欲が旺盛で、今なお政治を動かそうとしているという。
ところで、熊本県で半導体工場を操業開始したTSMCの第三工場が福岡県八女市に決まったという噂が流れている。
これが本当なら八女市にとっても悪い話ではなさそうだが、場所がなんと広川八女バイパス沿い、鷹羽氏が所有する土地というのだ。
そう聞くと もろ手を挙げて賛成する訳にはいかない。
何でも、鷹羽氏は「60億円を値引きして50億円で売却」と吹聴して回っているらしい。
だが、半導体工場となると大量の水が必要だが、近くの矢部川水系は水量に余裕はないと言われ、筑後川から引いてくるにしても水利関係団体のコンセンサスを得ることが必要だ。
また、工場からの排水についても地域の環境に影響が出てくるが、地元でそういった根回しがされているとの話は一切聞こえてこない。
肝心の水や排水の問題が片付かない上に、バイパスの完成まで約10年掛かると言われており、本当にTSMCがハンコを押すとも思えない。
この話に絡んで、もうひとつ黒い噂がある。
鷹羽氏は、所有する土地のうちTSMCが購入しなかった土地(残地)を、八女市に売却しようとしているというのだ。
弱みを握られているトップは今年11月の任期で勇退を表明しており、鷹羽氏はその前に市に購入を決定させる魂胆らしい。
9月議会に提案すると否決される可能性もあるので、8月までに専決処分で鷹羽氏の土地購入を決めて、9月議会で事後的に承認をしてもらうという絵を描いているという。
筆者の見立てではTSMCの話は鷹羽氏の妄想(作り話)、それをネタに所有地を売却しようと企んでいるだけ、いくらなんでも八女市が応じるとは思えないが。
関係者の間では、政治家の弱みに付け込むやりたい放題は、来世まで続くと囁かれている。
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ONE九州で、世界へ!
前回の東京オリンピックでは、水谷隼選手と伊藤美誠選手が混合ダブルスに出場、世界ランキング1位の中国人ペアを相手に凄まじい激闘の末、史上初の金メダルを獲得した。
今回も張本智和選手や早田ひな選手を筆頭に、平野美宇選手、戸上隼輔選手、張本美和選手、篠塚大登選手などが代表に選ばれており、メダルを含め大活躍を期待したい。
今では中学校の部活動人口も大幅に増えている卓球、中でも「ONE九州で、世界へ!」を合言葉に戦う女子プロ卓球チームの「九州アスティーダ」が今年も躍動する季節がやって来た。
卓球のTリーグ2024―2025シーズンは8月末から開幕、日本全国の会場で熱き闘いが繰り広げられる。
九州では、8月31日(土)・9月1日(日)に飯塚市総合体育館で始まる今シーズン、是非とも会場に足を運んで生のラリーを観戦すれば、その激しさや技術の高さに誰もが魅了されること間違いないだろう。
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