今から20年ほど前、初めての小選挙区選挙で、子どもが通っていた小学校の体育館にしつらえてあった投票所から出てくると、左腕にNHKの腕章をつけたお兄さんから呼び止められ、出口調査というものを初めて経験したことがある。
今でこそ選挙のたびに、出口調査が期日前投票所の玄関前で行なわれており、当落予想の重要な資料となっているが、当時はまだそれほど重要視されてなかった様な気がする。
その重要な出口調査は、TV各局が独自でやっているはずで、県内選挙区の投票所は数が多いから、アルバイトした人はいないかな~と思いながら探したところ、身近におられました。
で、お話を伺いましたところ、某民放TV局の仕事で、4つの小学校区、つまり投票所4ヶ所を担当された様子。
20年近く前に取材された出口調査は、担当者から質問された回答を、担当者が自分で用紙に書き込む形だったと記憶しているが、某民放局のやり方は、①アンケート用紙に自分で記入した貰う方法で、また②アンケートをお願いする際は、必ず3人から4人、間を空けてお願いする、そして③1つの投票所で45名以上の方々に書いて貰い、数時間おきの定時に、放送局に直接報告するというのが責務だったようだ。
お願いして断られるケースもありましたけど、それこそ出口調査という言葉がニュースでよく流れていましたので、声を掛けられるのを待っておられた方々も多かったという。
ちなみに、アルバイト料は、前回の立会人の方よりも、2割ほど高かったようだ。
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