内閣支持率低下

各社世論調査で 岸田内閣の支持率が下がってきた。
一番の理由はワクチン3回目接種の遅れであるが、それよりも 何をしたいのか分からないというイメージが定着しつつある。

新しい資本主義についても いつまでたっても中身が見えず、株価はいっこうに上昇する気配はない。
外国の首脳からも相手にされる気配もなく、これでは 拉致問題、領土問題はじめ、様々な外交交渉の進展は期待できそうもない。
参院選を控えるも野党が弱すぎて心配するには及ばないが、選挙協力の在り方を巡って公明党とも亀裂が入り始めている。

聞く力が働いて、あっちにもこっちにも 気を遣い過ぎている様だが、復職を狙う 元首相、前首相の動きが日々報じられている。
せめて憲法改正、本気で取り組まないと 何も残さない内閣になってしまう。



 

与党に擦り寄る連合

衆院選が終わって2ヵ月半が経過し、当初予想に反し 最新の世論調査では岸田内閣の支持率も57%と徐々に上昇している。
政党支持率は1位自民党 41.1%、2位には日本維新の会が 5.8%、3位が議員数では野党第一党の立憲民主党は 5.4%で、特に政党を支持しないが 34.0%。
立憲の5.4%は選挙前より低く、労働者の信頼を失った結果が数字に表れた。

そんな数字は我関せず、立憲の支持母体である連合の代表が与党に接近する姿が最近目立っている。
非正規雇用の割合は増え格差は拡大するばかり、そもそも非正規より正規を守るのが組合、かと言って正規の平均賃金も上がらず 物価上昇で可処分所得は減るばかり。
企業の内部留保積み上げの最大の功労者は連合という声もある。

これまで労働者の味方のふりをしてきたが もう誤魔化しはきかなくなっている様で、今後組織として 力を保っていけるかどうか疑問だ。
となると、連合頼みだった政治家の選挙も変わってくるだろう。

今後それぞれの選挙前には思惑が入り混じって、野党の十八番となっている離合集散が始まるかもしれない。

 

小池都知事のサプライズに注意

マスコミ各社は世論調査を行っているが、読者や視聴者の層で若干の違いはあるが同じ傾向が見られ、政治家も常に気にしている。
どの社も最初の質問は内閣の支持率、今年の1月から4月までは「支持する」「支持しない」は拮抗していたが、5月に行った世論調査ではコロナワクチン接種の遅れと不手際が理由で、各社「不支持」が上回った。

一方で自民党はじめ各野党支持率も低下しており、浮動票と言われる「支持政党なし」の数字が、自民党支持率の2~3倍となっている調査もある。

今年の夏に行うオリンピックやパラリンピックの開催に、6割~8割が反対という調査結果もある中、東京都議選(7月4日投開票)前に、小池都知事が中止を公約に掲げる可能性も指摘されている。
サプライズ演出大好きの小池氏、発表すれば何等かの方向に雪崩現象が起こることも考えられる。

希望の党の悪夢が蘇ってくるが、もう狸に騙されないよう心の準備を万全にしておきたい。



 

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次の総理(後)~ 岸田氏が浮上するには ~

昨日の続き、世論調査における 次の総理であるが、6位に2%で 野田聖子元総務相と岸田文雄元外相が並んでいる。

野田氏については、夫が暴力団組員だったと書いた週刊誌を相手取り 名誉棄損で1100万円の損害賠償を求め裁判を起こすも、裁判所が 報道内容を真実として認定し 請求が棄却されたという報道があった。
二階派に所属、初の女性総理の呼び声はあるが、元暴力団の夫を持つ野田氏を推薦する国会議員が どれだけいるだろう。
1審判決なので 最終的に確定していないが、総理候補としては もうアウトだ。

さて、岸田氏、ここ数ヶ月で世論調査の数字が急落し 参議院の広島補選での敗戦は致命傷となっている。
しかし、4月26日の弊社記事をお読みなったかどうかは分からないが、ついに動き出した様だ。

福岡県民新聞:自民党の膿を出す! (2021年4月26日)

5月12日、党本部において二階俊博幹事長と面会、河合夫婦による買収の原資になったとの指摘がある 1億5000万円の使途について国民に説明するよう申し入れ、同時に「政治とカネ」の問題で 離党した議員に対し、説明責任を果たさせること等を求めている。

だが、二階氏は直前に与党協議を済ませるなど、岸田氏の手柄にならないように先手を打った様だ。
岸田氏が 与党内で再び浮上するには これに止まらず、全国で燻っている公認問題や 定年制の導入など強い態度で党内に提言していくしかないと思われる。


また、「森友問題で非公開となっている文書」、「安倍前総理による桜を見る会の私物化」、「総務省のNTT優遇」、「東北新社への便宜供与」などの真相究明について、国民の声を代弁していけば  再び世論調査の上位への返り咲きは 可能だろう。

次の総理(前)~ 菅首相続投か ~

最近のマスコミの世論調査では、次の総理に 1位 河野太郎行革相(23%)、2位 石破茂元幹事長(19%)、3位 小泉進次郎環境相(13%)、4位 安倍晋三前総理(11%)、5位 菅義偉総理(4%) という結果が出ている。

1位の河野氏、12日のテレビ番組で、次の総理を狙っているかの質問に対し否定せず、「まず自分の与えられた仕事をやった上で、それで世の中の評価が決まってくる」と答え意欲を見せた。
ワクチン担当として采配を振るうも、全国で予約に混乱が生じている状況、しかし テレビ出演が増えて知名度がUPしている様だ。
現在8期目、過去には外務大臣、防衛大臣、国家公安委員会委員長、法務副大臣と幅広い閣僚経験もポイントは高いが、あとは所属派閥(麻生派)はじめ、国会内の勢力を取り込めるかどうか、自民党内でのハードルは更に高く時期尚早か。

相変わらず上位にランクインする 石破氏は、マスコミにしばしば登場し 鋭い意見を述べているが、派閥会長を辞任しており 次の総裁を狙うのは難しいだろう。
小泉氏に至っては、テレビ番組での「(温暖化ガスの削減目標46%の数値決定について)おぼろげながら浮かんできたんです、46という数字が。シルエットが浮かんできたんです。」と語っており、この人に これからの日本は任せらないと思った方が大半ではなかろうか。

そして4位に 最近専ら顔色がよくなった安倍氏、再々登板があるというマスコミ報道も増えてきたが、長期政権で課題を解決するどころか、行政を歪めてしまった点について反省の色もない。
政治課題が大き過ぎると病気になるような プレッシャーに弱い方に、3回目はない。


5位の菅総理はわずか4%、自民党支持率が37%という中でのこの数字だ。
しかし、解散権を持つ菅氏が そうやすやすと手放すはずもなく、上位1~4位にそれぞれ 難点があることを踏まえると、党内において 消去法で菅総理で落ち着く可能性が高い。
9月の総裁選前、衆議院を解散し 自身の顔で総選挙を戦い一定の勝利を収めれば、総裁選で交代という流れにはなりにくいと思われる。

ー 続 く ー

支持率で引退説?

嘘で塗り固めた安倍総理が引退し、菅新政権が発足した当初、朝日新聞社の世論調査では65%という高い内閣支持率を誇った。

しかし、コロナ第三波によるGоTоトラベルの停止や「桜を見る会」問題の再燃で、あっと言う間に支持率は38%まで下落、自民党幹部も慌てた様で永田町では早くも菅内閣4月引退説が流れ始めた。

確固たる派閥の地盤を持たない菅内閣は、世論調査の数字に弱く、朝令暮改の政策が続くと更に国民の信頼を失い、自民党の支持率まで下げることになるだろう。



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首を宣告された事業者

マスコミが行った最新の世論調査では、91%が国内で再び感染拡大する「第2波」への不安を感じていて、88%が「新しい生活様式」を続けたいと答えている。

期限を示さない新たな生活様式においては、買物は通販、食事は持ち帰りや出前、筋トレやヨガは自宅で動画を活用、様式に沿わない事業者は政府から首を宣告されたようだ。

自粛明けで飲食店は営業を再開するも、多くの店舗がソーシャルディスタンスで席数をこれまでの半分近くに減らしており、これはそのまま売上減を意味している。

国民の不安が続く限り、席数を戻したくても戻せない。
半年先、1年先となると、「売上及び収益面はかなり厳しく、とても経営は成り立たない」とオーナーの本音が聞こえて来る。



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無法国家

コロナの影響で最近はカジノの話が影を潜めているが、逆に自粛拒否で営業を続けたパチンコ店が話題を集め、更には麻雀がクローズアップされている。

安倍政権の解釈変更で、賭け麻雀もテンピンで月2回程度であれば賭博罪に当たらないということになった。

今後は全国の麻雀ファンからは、官邸の守護神と言われていた黒川元検事長の功績を称賛する声が集まり、検察庁の前で黒川レート(テンピン)での麻雀大会を開催する話も出ていると聞く。

また、河合前法務大臣が、6月の国会終了後には公選法違反で逮捕される公算が大きいという報道もある。

これまで日本は法治国家と長く信じてきたが、最近は内閣がご都合に合わせて法解釈を変更したり、大臣が率先して法を犯したりと、恐ろしい国で暮らしている気がしてきた。

同様の考えをもつ国民も多いようで、既に世論調査の支持率も30%を切っており、自民党内部や公明党からも安倍総理を見限る声が出てきたようだ。

支持率を伸ばす維新

日本維新の会の支持率が伸びている。

創立者の橋下徹氏が離れ、求心力を失ったことで支持率が下降、一時期は内部のゴタゴタもあり、安倍内閣の補完勢力と呼ばれるようになって、昨年末には支持率も1%を切っていた。

しかし、今回のコロナ対策で安倍政権の迷走ぶりが目立つ中、44歳でルックスも備えた吉村洋文大阪府知事の的確な対応が際立っており、同氏のイメージが維新の支持率アップに直結している。

最新の世論調査における日本維新の会の政党支持率は、日本経済新聞・テレビ東京の調査で7%(前回3%)、共同通信の調査で8.7%(前回5.3%)と急伸しており、次期衆院選で比例票を大きく伸ばす可能性も出てきた。

新しいリーダー

歴代最長となった安倍内閣であるが、夫人やお友達の所業で窮地に立つも、何とか今日まで乗り切って来た。

しかし、思いがけないコロナウイルスの出現に対応が後手に回り、最新の世論調査では不支持率が支持率を上回るなど総理大臣の椅子も危うくなってきた。

後継者に岸田文雄政調会長の名前が取り沙汰されているが、総理のポストを禅譲で待つような人物では、この国難を乗り切るのは難しいのではなかろうか。

安倍総理が理に適っていると言う布マスク2枚の配布は逆効果、岸田氏に対して党内若手からも不満が燻っており、誰かが火をつけ爆発したら、一挙に思わぬ方向に雪崩が起きるだろう。



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保守系から安倍政権批判

国賓で招待する予定の習近平国家主席を気遣ったのか、中途半端な水際対策が失敗に終わり、ここに来てこれまで安倍総理の応援団だった保守系からも政権批判が公然と行われるようになった。

確かに、先月来、中国からの入国拒否をと提言してきた保守系論客は少なくなかったが、安倍総理は耳を貸さなかった。

百田尚樹氏は、「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ!という意志も能力もないことが明らかになりました。」とツイッターに投稿。

今回のダイヤモンドプリンセス号に対する対応も、米国はじめ各国から非難されており、危機管理の甘さを露呈した格好、共同通信の世論調査でも他の要素も絡んで支持率が急落しており、政権の命取りになりかねない状況だ。



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国民が求める新党

1月の世論調査で、国民は立憲民主党と国民民主党の単なる合併には期待していないということが分かった。
無理もない。

野党共闘の名の下、根っこが違う者同士を無理やり一つにしようとするところに何の共感を得ようか。

政治屋たちは、次の選挙で勝つことなど損得だけを考え、政治信条もプライドもとっくに捨ててしまっている。

国民の底流には、自民党に変わり政権を担える強い野党への期待感が確実にあることは、次のような現象が物語っている。
民主党が衆院選で勝って鳩山由紀夫首相が誕生した時、橋下徹大阪市長と元東京都知事の石原慎太郎氏が合流し日本維新の会を結成した時、そして、小池百合子都知事が希望の党結成を宣言した瞬間。

当時を振り返って「悪夢のような」と安倍総理は形容したが、一瞬でも日本中が高揚感に包まれたのも事実である。

国民が望むのは強い野党、政権を担える中道右派政党だ。

野党が力を合わせることは必要だが、共産党とは一線を画し、政府の批判に終始する議員、中国や韓国の代弁をしているような議員、あるいは、言葉尻を捉えて枝葉末節で重箱の隅を突くような議員は要らないと多くの国民は思っている。

政府・自民党に対案を示し、堂々と政策論争を戦わせ、国家百年の計を掲げ下、日本の国益を追求する政治のプロ集団、そういう新党が生まれれば、必ずや国民の支持は得られることだろう。



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逆風が吹き始めたIR

IR事業は経済圏の人口が大きく影響することになるが、事業の利益は、例えば、カンボジアにあるIR施設1ヶ所で年間2000億円前後という。

それだけIR事業には魅力があり、前捌きの金も半端な金額ではなく、事業進出を画策する企業も数社の名前が浮上している。

しかしながら、IRに対する風当たりは次第に厳しくなってきている。

秋元司前IR担当副大臣が逮捕され、また、複数の政治家に現金が渡ったという報道もあり、IR事業者と国会議員との間には癒着があると国民は思っている。

また、昔から博打には酒と女性は付きもので、風紀や治安が乱れ、IRが暴力団の新たな資金源になるのは確実と見ている。

1月に行なわれた共同通信の世論調査において、IR整備をこのまま進める事について70%以上が見直すべきと回答、数字がIRに対する不安を物語っている。



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安倍総理来福

21日の投開票に向かって参議院選挙が盛り上がりを見せる中、自民党総裁の安倍総理が福岡入りするようだ。

急遽決まった来福には裏があるようだが、7月11日午後5時45分より、福岡市役所広場前、天神ツインビル(福岡市中央区天神1-6-8)で街頭演説会が開催される。

福岡選挙区の世論調査でトップを走る松山政司候補だが、安倍総理の応援で更なる票の積み上げが出来るか、国会議員と自民党福岡県連の関係がギクシャクする中、マスコミを含め関係者の注目が集まっている。



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最新の世論調査

参議院選挙も中盤に入った。
各党の党首は7月6日・7日の週末は候補者の応援で全国を走り回っているが、中には街頭演説会においてマスコミ関係者の方が聴衆より多い例もあるようで、野党党首の人気の無さが際立つと同時に、福岡選挙区の情勢が鮮明になってきた。

世論調査によると、1位は自民党松山候補が40.8%、2位は立憲民主党野田候補で24.5%,3位が公明党下野候補で14.7%と当選圏内、4位は日本共産党河野候補で9.5%とあと一歩。

無謀な立候補となった国民民主党春田候補は6.2%と予想通りで、同党の議員の先生方もやる気が起きないだろう。



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春田久美子・参議院予定候補

衆参同時選挙も噂されていたが、国会も閉会し、参議院選挙に向けて立候補予定者は一斉に走り出した。

前回から福岡選挙区は、定数が1議席増えて3人区となり、公明党は下野六太氏の公認をいち早く決定し、議席確保を目指している。

それに比べ国民民主党福岡県連は、民進党だった野田国義氏が立憲民主党入りしたため、足並みが揃わず最後までもたついた。

5月の時点では、国民からは擁立せず、野田氏を支援すると決定していたが、党本部の意向で弁護士の春田久美子氏を急遽擁立することになり、選対本部長には前回の参院選でトップ当選を果たした古賀之士氏が就任した。
しかし、福岡2区の衆議院議員稲富修二氏は選対役員就任を固辞し、挙党体制とは言いがたい状況のようだ。

昨日、春田氏の事務所を訪ねてみたが、1週間後に公示日を控えているにも拘らず、スタッフが1名のみ、討議資料すら準備されておらず、空しい雰囲気が漂っていた。
ある陣営が実施した世論調査によると、春田氏の支持率は5%に満たないという結果で、もう泡沫と囁かれ始めている。

負け方によっては春田氏の経歴に傷がつくことになりかねず、地元を完全に無視した党本部の無謀さには呆れるばかりである。



 

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静岡の敵を福岡で・国民民主党

国民民主党本部の平野幹事長が福岡を訪れ県連幹部と会談し、夏の参議院選挙に新たに候補者を擁立することを決めた。

現在、福岡選挙区においては、自民党、公明党、立憲民主党、日本共産党、幸福実現党と、5党の候補者が出馬を表明し、選挙準備を進めている。

参議院選挙は選挙区における知名度も重要な要素であり、党本部が世論調査の数字と共に、福岡の実態を把握しているのか、理解に苦しむところだが、県連幹部らが本部の方針に反発しながら参議院選挙に挑んだとしても勝つことはないだろう。

この様な体たらくでいる限り、参議院選挙後には国民民主党所属の議員は櫛の歯が抜けるように、一人去り又一人去っていく現象が起こるのではなかろうか。



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衆参同日選挙

5月14日、令和となって初めてのNHK世論調査の結果が出た。
安倍内閣の支持率が48%で先月より1ポイント上がり、不支持率が32%と先月より3ポイント下がって、16%も差が開いたのは前回の衆議院選直後以来1年半ぶりである。

また、消費税率10%引き上げへの賛否では、賛成27%、反対40%、どちらともいえない26%で、反対が賛成を13ポイント上回るも、消費増税を予定通り行なっても中止にしても影響は限定的のようだ。

さらに、衆参同日選挙への賛否では、賛成20%、反対23%、どちらともいえない50%で、賛成と反対が拮抗しており、大きな批判も出ないようである。

こういった結果を考え合わせてみると、衆参同日選挙に向けて自民党に風が吹いてきたのではなかろうか。
この夏、拉致問題などの外交で何らかの成果を上げ、消費増税の延期で民意を問うという形で、衆参同日選挙に踏み切るというシナリオが、現実味を帯びてきた気がする。



 

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最新の世論調査

統一地方選挙の真っ最中となる4月6日~7日に、東京の民放テレビ局が世論調査を行い、支持政党では自民党が40,4%、立憲民主党が9,6%、国民民主党は1,6%と低い数字となっている。

また別の質問で、夏の衆参同時選挙については、反対よりも賛成の方が2ポイント高く、この数字が今後どの様に変化するのか、衆議院の先生方は気になる数字だろう。

忖度発言で辞任に追い込まれた国交省元副大臣の塚田一郎氏ついては、辞任が当然とする人が7割を超えており、誰が福岡に呼んだのか名前が知りたいものだ。

あくまでも推測だが、同じ麻生派の参議院議員で塚田氏の挨拶で名前も出ていた、武内和久氏の選対本部長を務めていた方ではなかろうか。



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福岡県知事選の最終世論調査

新年号「令和」と共に4月を迎え、終盤選となった30日、31日に、自民党本部は分裂している福岡知事選挙の世論調査を行った。

結果は予想通り無所属の小川洋候補が64,3%,自民党公認の武内和久候補は12,8%で、共産党公認の篠田清候補は3,6%の数字となっており、これを覆す事は至難の技である。

既に期日前投票でも、小川洋候補が圧倒的な強さを発揮して、出口調査では約8割の得票を獲得しているとの情報もあり、マスコミ各社は投票の締め切りと同時の4月7日午後8時に、「当確」を打ち出す情報も流れ始めた。



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世論調査の数字

統一選挙を控えた3月16、17の両日に、民間のテレビ局が行った世論調査で、安倍内閣の支持率は前回同様に「支持する」が42,7%で、「支持しない」が42,8%と言う数字が、発表されて均衡を保っている。

政党別では、「支持する政党は無い」が、一番多く40,8%と浮動票が4割を占め、最大支持率を誇る自民党も34,0%で情けない数字だが、それ以上に政党としての信頼を失っているのが、国民民主党で何と0,9%の数字、何回見直しても間違いではなかった。

一方で国民民主党には、過去の遺産である政党助成金が100億円あるとも言われ、それに目を付けたのが衆議院議員の小沢一郎氏で、国民民主党の党首を抱きこみ、野党統一を旗印に一本化を提唱し、そっくり頂戴する皮算用をしている。



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なぜ?福岡県知事

4月7日に投開票が行われる福岡県知事選挙は、現在3名の候補者が立候補を表明しており、3月21日の出陣式に向けて3陣営は準備を進めている。

某陣営の世論調査によると現職の小川洋氏が、投票総数の7割を獲得し、2番手に自民党推薦の武内和久氏が2割の票で、3番手は共産党篠田清氏が1割の得票予想だ。

麻生太郎副総理の発言が県民の反感を買っている中、最近では麻生事務所がメディアチェックを行い、執拗なクレームでマスコミも辟易しているとの噂もあり、武内和久候補の足を引っ張っているのは事実の様だ。

武内和久氏は久留米附設を経て東大を卒業し、厚労省に入省してからは若きキャリア官僚として、日の当たる王道を歩くエリートだっただけに、泥まみれになる人物ではなかったはずだ。

当初の予定では今頃は福岡市の副市長に就任し、時には高島市長の代理で地域の行事にも参加することで、地域の人の輪に溶け込み約3年半後の福岡市長選挙に立候補すれば、見事に当選して市長の椅子に座る事が出来たはずだ。

それが誰か判らないが、甘い口車に乗ったばっかりに、福岡県知事選挙の候補に祭り上げられ、万が一にも無残な落選のレッテルを貼られた暁には、当分は立ち直る事はできないだろう。



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春一番で雪崩が起こる

4月7日が投開票となっている福岡県知事選挙、党本部の思惑とは裏腹に、国会議員が相次いで現職小川洋知事の支持を表明、さも春一番が吹き荒れて雪崩が起こり始めた様だ。

その背景には、安倍一強を支えている麻生太郎副総理が強引に新人武内和久候補の推薦を決めた事への反発が大きく、マスコミはもちろん全国が注目し始めた。

自民党本部が3月9日、10日に行った、最新の世論調査の結果は、現職の小川洋候補が68,2%で、新人の武内和久候補者が16,1%と、差は全く縮まっておらず、選挙関係者の間では、その数字を含め情報が稲妻の速さで流れている。

武内和久候補陣営が選対会議を開いても、今や大家敏志参議院議員と井上貴博衆議院議員(福岡1区)だけで、形勢が悪いと判断した麻生太郎副総理は、秘書が代理で出席する有様である。

日和見主義で中途半端な態度だった先生らも、小川洋候補の支援に舵を切り始めたようだ。



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福岡県知事小川洋氏が優勢

福岡県知事選挙に立候補している元厚労省出身の武内和久氏に、華が無いのを承知の上で、自民党本部へ推薦願いを提出、様々な異論が出る中でも、麻生副総理の安倍総理に対する直談判が功を奏し、1月末に推薦が決定した。
麻生副総理を筆頭に強力な選対が組まれ、元福岡県知事麻生渡氏が後援会長に就任し、ダブル麻生の強力な選挙運動が始まり、表面的には企業や支援団体が増えるも、実態は伸び悩みで頭を痛めている。
しかしその選挙運動の方法は従来どおりで、上意下達方式の命令で運動員は動いており、実際の指揮は大家敏志参議院議員が行い、数年前に行われた福岡6区補欠選挙のように、猛烈な叱咤激励が連日続いているようだ。
先日行われた世論調査においても、自民党本部が数字を改ざんしている噂も聞かれ、国民を欺いている様子が窺える。
数字を自分に都合の良いように、改ざんし弄ぶと痛いしっぺ返しの被害を蒙ることになり、数字は正直であり、敢えて直視して逃げないことだ。



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最新の世論調査

1月19、20両日にマスコミが行った、最新の世論調査によると、政府の統計を信頼できるかの問いに、信頼できるは12.1%で信頼できない78.2%と、多くの国民が政府に対し、不信感を持ち始めている結果が出て来た。
最後の質問で夏の参議院選挙に合わせて、衆議院を解散し衆参同時選挙に対して、賛成が41.6%で反対は41.7%と、ほぼ同率のパーセントに驚いている。
回答した人の政党支持率は自民党が39.4%で、立憲民主党は10.4%とあったが、国民民主党は公明、共産、日本維新の会よりも低い1.2%で、政党としての存在感が日増しに、低くなっているように思える。



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1月27日の山梨知事選挙

国会が召集される1月28日の前日に、投開票が行われる山梨県知事選挙、現職と新人による4名の争いも終盤になり2名に絞られ、野党連合が推す現職無所属の後藤斎氏(61)と、自公両党が推す新人無所属の長崎幸太郎氏(50)の激しい攻防が繰り広げられ、その結果によっては安倍内閣の命運を左右する、雲行きになって来そうだ。
後藤、長崎両陣営が独自に世論調査を行っているが、結果の数字は自分の陣営が有利な数字を発表し、甲乙付け難い状況になっており、マスコミが行った最新の世論調査では、33対32で現職が1ポイントリードしている模様で、双方が拮抗しているのは事実のようである。
過去の経緯から信頼と裏切りが、水面下では火花を散らしており、一寸先は闇と良く言ったもので、果たして知事の栄冠は誰が握るのだろう。



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立憲民主・華の六人衆

民進党から旧希望の党に入党を拒否された、はぐれ者の集団が立憲民主党となり、世論調査の支持率も10%を維持しながら、今や野党第一党となって頑張っている。
来年行われる統一選挙には、福岡県議会議員候補として現職議員で、無所属から立憲民主党に入党し3期目に挑戦する堤かなめ氏(57)を先頭に、早良区から元気の良い頑張り屋と言われる新人の後藤香織氏(38)、久留米市からは外国勤務の経験を持つ新井富美子氏(51)などが、立憲民主党の公認を受け立候補の準備を始めた。
福岡市の市議会議員候補には東区から、福岡大学経済学部を卒業後スポーツクラブに勤務し、テニスのインストラクターをしている、ついちはら陽子氏(36)に続き、博多区から元オリンピックで銀メダルを獲得した、スピードスケートの山田由美子氏(49)が公認候補に名を連ねている。
立候補について最後の調整を行っているのが、南区から出馬予定の労組出身N氏で、ほぼ公認が確定しているものの、正式に決定すれば福岡県における立憲民主党、華の六人衆が出揃う事になる。



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最新の世論調査

FNNが7月21日22日に行った、世論調査のデータが送られてきた中で、秋の自民党総裁選挙を見据えての質問に、安倍総理を含む6人の名前が挙げられ、1人を指名する方式で国民は何かを考えているようだ。 続きを読む

世論調査・小泉進次郎

6月23、24日に毎日新聞が行った世論調査で、次の自民党総裁に誰がふさわしいかの問いに、1位は安倍晋三氏(21)で、2位は小泉進次郎氏(18)の数字で迫り、3位が石破茂氏(17)と発表されていた。
後日、国会で2回目の党首討論が行われ、その様子はテレビの国会中継やニュースで報じられたが、野党の比例配分された質問時間では短く、安倍総理を追い詰めることは出来ず、与野党共に国民は不満を持っている。
その後、小泉進次郎議員が国会内で、国会改革を目的とした超党派での議員会合が行われ、首相官邸はビリビリしているようだが、多くの国民は期待を持って見守っているようだ。

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週明けの支持率?

3月17、18日に行われた世論調査では、安倍内閣の支持率は大きく下がり、「支持しない」が「支持する」を上回る逆転で、自民党幹部は先を見据えた動きを始めた様だ。
週明けの27日には佐川元国税庁長官が、国会で厳しい質問攻めに合うだろう、と思われる証人喚問が予定されており、テレビ中継に注目が集まることは間違いない。
早くも永田町では安倍総理に見切りを付けた、先生方の動きが始まり、ポスト安倍が囁かれている、石破元幹事長や岸田政調会長などの、周辺が賑やかになっている。
しかし大本命とも言われる、岸田政調会長のスキャンダル写真が、週刊誌に登場する情報が伝わって来た。
大半の国民は森友学園問題の張本人は、安倍総理大臣夫妻と思っており、発端は昭恵夫人と知っているだけに、早くも離婚話さえ週刊誌が取り上げている。
過去には彼女との手切れ金が、300万円で話題になった総理大臣もいたが、安倍総理大臣は逆に夫人から、貰いたいのが本音ではなかろうか。

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安倍第3次内閣・スタート

第3次内閣は無事に認証式も終わり、低姿勢の挨拶で始まった記者会見が功を奏したのか、世論調査でも支持率が10ポイントほどアップしていることから、安倍総理もさぞほっとしていることだろう。

無難な人選で、大臣の失言失策は無いと思われるが、森友学園、加計学園、自衛隊日報問題などの疑惑はまったくといっていいほど解消されてないため、時間の経過とともに支持率がアップしていくようには思えない。

だが仮に安倍総理が失脚しても、自民党内に受け皿となる総理大臣候補者が不在で、一方の民進党も細野豪志議員の離党で崩壊寸前だけに、国民はまだまだ我慢を強いられることになりそうだ。

森友、加計、日報問題が解明される過程で、安倍総理に少しでも非があり、そこで誰かが手を挙げれば、安倍政権は音を立てて崩れ始めることだろう。

閉会中審査 ~ さらなる支持率の低下へ

毎日新聞が22日と23日に行なった世論調査で、安倍内閣の支持率は前回の調査から大幅にダウンして、26%まで落ち込み、慌しい雰囲気になってきた。

普段はNHKの国会中継などは見ない人も何かを期待して、昨日の閉会中審査の実況中継を見られた方も多かったのではないだろうか。

50%を大きく越える内閣支持率を背景に、安倍総理は強気で国会を運営してきたが、急激な支持率低下で、国会の閉会中審査を急遽受け入れざるを得なかったが、安倍総理の回答はとても国民が納得できるような説明ではなく、支持率低下に拍車を掛ける内容でしかなかったように思う。

幼少の頃、「うそつきは泥棒のはじまり」と教えられたものだが、昨日の答弁はすべて、「うそは方便」どころか、強弁であり詭弁。

安倍総理の「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」というコメントを、「忖度」というプロテクターで幾重にも包み、さながら、「総理はそんなこと一言も言ってないからね」、「だれもそんなことは聞いていないはずだよ」、「総理が言うわけ無いじゃないですか」、などと言い立てているような、極めて愚かな回答ばかりだった。

明日もおそらく、質問と答えはかみ合わないだろうし、支持率はさらに下落するだろう。

安倍内閣にかげり

国会中継を見ていると、野党の質問に鋭さが欠けていることは否めない。
だが安倍総理は質問をはぐらかし、関係ないことを強弁するだけで、多くの国民が余りの横暴さに腹を立ており、与論調査に影響が出て支持率が下がり出した。

国民を小馬鹿にした国会答弁を続けるようであれば、火傷するような熱く、苦いせんじ薬を飲ませるしかない。

次の東京都議会選挙で、自民党の都議会議員の大多数を落選させて打撃を与えることだ。
そうすれば国会を解散せずに、自らの進退を考えるだろう。
自民党の救世主も現れて、野党に政権を渡すことなく自民党の大掃除が出きる。

公明党も初心に戻り、結党の精神を思い出せば、今度こそ国民の中に根を張るだろう。

正確な電話世論調査のために~携帯・スマホにも架電!

英国のEU離脱やトランプ大統領の当選など、事前の世論調査と最終的な結果が異なるケースが増えている。

菅官房長官の働きで一度は沈静化した森友学園問題は、週刊誌が取材を継続し、また新たに加計学園問題にも着手し始めているため、安倍総理は相当ダメージを受けているはずだが、マスコミ各社の世論調査では、依然として高い支持率を維持している。

現在主流となっている電話による世論調査は、無作為にコンピュータで選択された番号に機械音声で電話する方式で、市外局番でエリアが指定できるため、固定電話が対象となっている。

ところでわが国の固定電話保有状況(平成27年末時点)を調べてみると、
50代~  90%以上
40代   78.5%
30代   48.6%
20代   11.2%
となっており、結果は皆さんが予想された通り。

だがこれでは電話による世論調査と実態との間にズレが生じるということで、マスコミ各社や日本世論調査協会、またテレマーケティング会社は、携帯電話やスマートフォンしか持っていない若年層へのアプローチ方法を各種実験中だ。

しかし調査エリアを絞り込む方法や、運転中で携帯が取れないケース、また知らない番号からの着信を警戒する場合など、解決しなければならない事柄は多い。

当分の間、事前の世論調査と事後の結果には開きがあるものだと認識した上で、得られたデータは活用しなければならないだろう。


 

福岡6区~なぜ負けた~墓穴を掘った選挙参謀

日本国民は大本営発表を信じ、軍の暴走を止めることが出来ず、敗戦を迎えた。

これと同じようなことが行なわれたのが福岡6区の選挙で、自民党本部が毎週末に実施した世論調査の結果を、蔵内陣営の選挙参謀は入手していたにもかかわらず、動員した大量の運動員を有効に活用することが出来ずに、僅か2万票の得票に止まり、惨敗した。

ほとんどメンバーが真剣に運動していなかった、動いたフリをしていた、などとはいわないが、毎朝選挙事務所の前には黒塗りの乗用車がズラリと並び一種異様な雰囲気に包まれ、周辺の住民からは暴力団が選挙運動をしていると陰口をたたかれる始末だったが、なにを勘違いしているのか、こうした光景を事務所責任者は自慢げに吹聴していたようで、感性以前の問題であり、負けるべくして負けたといえるだろう。

負け戦が終わった今、誰もが沈黙し、誰も責任をとろうとしない、まさに大本営と同じだ。


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福岡6区・第26弾~8日と9日の世論調査結果は?

自民党本部は、いまや恒例化した週末ごとの福岡6区の世論調査を、8日と9日に実施した。

結果は、
鳩山二郎  54.5%
新井ふみ子 17.6%
蔵内謙   14.1%
西原忠弘   1.1%
だった。


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福岡6区・第16弾~今日の最新情報

昨日9月30日、鳩山二郎候補、蔵内謙候補ともに公認せず、当選後に追加公認すると、福岡県連に正式な使者が伝えたものの、どちらが当選するか気になる自民党本部は、10月1日と2日の両日、5回目の世論調査を行なった。

結果、
鳩山二郎氏  50.7%
新井ふみ子氏 18.3%(共産プラス)
蔵内謙氏   15.6%
だった。


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福岡6区~最新情報11

今年6月2日現在で福岡6区の有権者数は37万1052人。
福岡県内に11ある選挙区のうちでは、八幡西区主体の9区38万人よりは小さく、宗像市中心の4区35万人よりはやや大きい、7番目の規模だ。
この狭いエリアで週末毎にたびたび世論調査を行なえば、数字が狂ってくるのではと心配するほどだが、自民党本部は5回目の世論調査を9月24日と25日の両日実施した。
関係者だけでなく、マスコミの注目度も高いことから、今回は月曜日の夕刻には結果が伝わって来るほどで、余りの速さに驚いた。
先日の麻生太郎氏と古賀誠両氏の街頭演説効果が出て、蔵内謙氏の数字が伸びることを予測していたが、なんと結果は、鳩山二郎氏50.4%、蔵内謙氏14.4%、そして新井ふみ子氏18.4%、差が広がっただけでなく、蔵内謙氏は野党候補にも負けていた。
しかし蔵内謙氏を公認候補として選定した自民党福岡県連は、どうしても納得がいかなかったのだろう、自民党本部の質問事項とは異なる質問形態で、別途に24日と25日の両日、世論調査を行なった。
だがそれでも結果は、鳩山二郎氏20.5%、蔵内謙氏11.8%、新井ふみ子氏7.8%で、共産党の数字2.5%を加えると、こちらも野党候補が蔵内謙氏に肉薄する数字となった。
投開票日まで1ヶ月を切った現時点で、どの様な奇策を用いれば、蔵内謙氏が鳩山二郎氏を上回り当選を勝ち取るのか、ここが選挙参謀の腕の見せ所と言っていいだろう。
一部には鳩山二郎氏が大川市長時代の政治資金について、刑事告訴を行なったとの噂も聞くが、あまりにも姑息な手段であり、蔵内謙氏にとってはマイナス材料でしかないだろう。
久留米市を中心にしたエリアには独特のプライドがあり、隣の選挙区から越境してきた蔵内謙氏について、よそ者のイメージを持っている人が多く、そうした地域に福岡から来たよそ者の運動員が支持をお願いしても無理な話だ。
鳩山ファミリーの情に訴える作戦は成功しており、蔵内謙氏の健康を心配する声が聞こえてきそうな空気になってきた。


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