先週の日曜日、6月4日、今津湾沿岸の散歩から少々気分を変えて、眺めのいいところに登ってみようと思い、いつものTシャツに短パン、ジョギングシューズに帽子という格好で、デジカメを持って叶岳に出かけた。
202号バイパスをくぐり、七寺川沿いに上流に向けて南下、八雲神社を過ぎ、着いたところが叶獄宮前バス停で、叶岳ハイキングコースを現した写真左下の現在地。
叶岳は標高341Mの模様。
写真は登山道入口から200メートルほど歩いて、人家が無くなったあたりの今来た道とこれから行く道。
5分歩いたかどうか。
叶獄神社の扁額が掲げられた鳥居が20基ほど連なり、着いたところが叶獄神社遥拝所。
眺めはひじょうによろしい。
下の写真は遥拝所から北の今津湾方面を眺めたもの。
アップすると下の通り。
中央の小さな島は今津日赤病院先の宝島。
同じく、中央を横切っている高架は、国道202号線。
遥拝所には稲荷神社があり、隣には勝軍地蔵も祭られております。
遥拝所の横手を少し下ると、叶獄神社参道。 途中のアジサイ。
しかし、この参道、道とはいえないようなところもかなりありましたな。
四合目、五合目あたりは、こういう楽な道もありますが、
八合目の当たりは堀切か、掘割のような参道。
両サイドは砂岩。
少々戻って、七合目付近だったかな?
かなりへばっており、記憶が定かでは・・・。
北の博多湾方面。
上から下に、斜めに7~8本ほど流れている線は高圧線。
これがロープウェイだったら、観光名所になるほどの景色なんですが・・・。
アイランドシティの高層マンション、トリプルタワーやIタワーが見えますな。
右のほうで、高圧線とかぶっている背の高い建物は西区豊浜のマリナタワー。
さらに左に目を転じると、奥が志賀島、その手前が能古島、中央が長垂山、はさまれた湾を東に航行しているのは海上保安庁の巡視船。
左下の白く丸いのは西部瓦斯のガスタンク。
頂上近くの九合目近くに、不動岩あり。
ようやく着いた、叶岳の展望台からの眺め。
中央やや右に都市高速道路の福重ジャンクション。
その奥に福岡タワーとドーム。
かなたに立花山。
左を見ると、小戸ヨットハーバーにマリナタウン、博多湾をはさんだその奥には、
海の中道海浜公園とマリンワールドかな?。
そして、叶獄神社本殿。
前面の鳥居は、1000回登られた方が寄進されたもの。
ところで登りや下りの途中でも、この本殿の周囲でも、行き交う登山者はほとんど、長袖、長ズボン、リュック、シューズ、丸つばの帽子(ハット)の完全装備でした。
Tシャツ、短パン、ジョギングシューズは独りもいなかった。
叶岳は独立峰ではなく、写真のように高祖山登山歩道の一角で、皆さん縦走されていたようでした。
ただ、登りの8合目付近ですれ違ったご家族は、お父さんがたぶん1歳くらいの赤ん坊を入れた籠を担がれて、お母さんは4歳前後の女の子の手を引いておられまして、おそらくハイキングで登ってこられたのでしょう。
8合目で下り始めとはいえ、女の子は元気でした。
家を出たのが午前11時。
帰宅したのは午後3時でした。
しんどかった。
八雲神社近くから望む、南の叶岳。