花火の種類

花火には、大きく分けると2種類あります。
○「割物(わりもの)」と呼ぶ星(光る部分)と割火薬が入ったもの。
○「ポカ物」と呼ぶ星と割火薬以外の物(落下傘、煙など)

割物の中にも菊の花のように尾を引いて広がる「菊」、尾を引かない「牡丹」がありこれらは日本の代表的な花火です。他にも「冠菊」「千輪」「ヤシ」などがあります。
ポカ物は、和紙や煙玉、旗などが入った物、運動会などのイベントで使われる「合図花火」のことをいいます。
他にも割物とポカ物の間の「小割物」、仕掛け花火の「水中花火」「滝」「回転物」などなど、どこから見ても真円に見える「盆」があります。

形や色合いの他、大きさも花火の楽しみの一つ。
小さい「2.5号玉」は、高度80mほど打ち上がり直径50mほど広がります。
それから「4号玉」「5号玉」「7号玉」、最大「10号玉」は福岡タワーよりも高い300mほどまで打ち上がり直径280mほど広がります。
きれいな花火とともに種類や大きさも見分けながら鑑賞すると楽しくなりますね。

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花火ファンタジア

7月18日、今年2回目を迎えた「シーサイドももち花火ファンタジア」が開催されました。
今までにない花火と音楽がコラボレーションしたエンターテイメントショーです。

世界的な東京日本橋「丸玉屋」が総合演出を行い、百道浜の幅1km、高さは最大450mに打ち上げられる花火は壮大なスケールです。

花火と音楽を合わせた「芸術花火」は、百道浜海岸エリアおよび地行浜エリアの有料ゾーンのみで楽しめます。

20時から1時間ほどの間に、プロローグに全6章そして特別企画のプログラム構成でした。
各プログラムに特色があり、
はじめは、プロローグとともに「WELCOME TO FUKUOKA」と題し華々しく打ち上げていきました。
第2章は、昨年7月5日の九州北部豪雨からの復興を願った花火でした。
特別企画は、小学生の「夢」をテーマにした作文とともにイメージに合ったものを打ち上げました。
第3章は、「花火のいろは」。花火の種類や大きさなどを解説とともに打ち上げ。
第4章は、投票で選定された曲にシンクロした花火でした。
第5章は、日本の誇る花火師たちの競演。各地の花火師たちが精魂込めてつくった芸術的な花火を披露していただきました。
第6章は、フィナーレ。6分半の間に5,500発の花火を打ち上げる規模はまさに圧巻でした。

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