【九州・街づくり事情】鹿児島 ドルフィンポート(上) 

(07年8月号掲載) 

2011年に迫った九州新幹線の全線開通。「人や金を福岡に吸い上げられる傾向がさらに強まるのではないか」。九州内の各自治体が抱える危機感は尋常ではない。

さらに相次ぐ郊外型商業施設の進出も、人の流れを変え街の中心部を空洞化させるなど、大きな脅威となっている。

自治体としての「生き残り」を賭け、いかに地元の魅力をアピールするか、街を活性化させるか―。様々な取り組みが行われる中、今回は新幹線の終点に当たる鹿児島の例を取り上げる。


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