分譲マンションの「アンピール」シリーズで高い知名度を持つ、新栄住宅㈱(福岡市中央区大名2-11-25 代表者木庭律明氏)は、令和2年2月10日付けで内装・塗装・防水工事業者の㈲シンエイ(熊本市東区石原3-10-3 代表者岡村英寿氏)を完全子会社にしたことを発表した。
この結果、同社は新栄グループとして、下記の7社を傘下に更なる発展を目指している。
・新栄総合管理㈱
・新栄不動産販売㈱
・三和不動産㈱
・アンピールケアプラン
・㈱イエノタネ
・小西建装㈱
・㈱新栄地建
・㈲シンエイ
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新栄住宅
新栄住宅 ~ 第48期決算発表
分譲マンション「アンピール」シリーズでよく知られ、また来年早々にも「イエノタネ糸島体感ハウス」を公開、戸建住宅事業でも積極的にまい進している、新栄住宅㈱(福岡市中央区大名2-11-25、木庭律明社長)の第48期(2017年9月期)決算報告会が、12月15日に同社会議室で行われた。
第48期は、マンション分譲は熊本の「新水前寺」46戸のうち38戸、鹿児島の「武之橋」78戸のうち51戸、合計86戸を販売、また「エ・メゾン百道」6戸の一棟販売を含め、収益物件の売却などもあり、売上は前期比倍増の49億8716万円となった。
収益面は経常ベースまでほぼ計画通りの推移となったが、在庫物件の評価損と修繕引当金などで計2億6856万円を特別損失計上したことから、当期純利益は1億9926万円、また配当は5%、415万円。
一方、分譲マンション開発資金や、開発用不動産の購入資金などで、長短借入金は83億5927万円となり、前期比7億円余りの増となったが、現預金は22億円を数え、純資産も57億円、率にして35%をオーバーしていることから、資金財務面に問題はなく、健全。
第49期、平成30年9月期は、マンション事業で「水前寺」の残り8戸、「武之橋」残り27戸と、新規供給物件として、熊本市の「新町」52戸のうち36戸を、また早良区で「祖原」14戸のうち10戸を販売、28億9600万円の売上を計画しており、また戸建事業で12戸、4億6400万円、身体事業収益で8億0900万円、そのた19億96万円で合計61億6500万円、経常ベースで9600万円の利益計上を予定している。
なお、熊本の「月出」マンション48戸は、今期販売を開始するが、竣工は平成30年9月以降となるため、売上計上は第50期となる。
第49期もほぼ順当に計画値を達成していくことになる。