福岡8区に兵誕生

3月11日に投開票が行われた、福岡8区の福岡県嘉麻市選挙区で、自民党福岡県連の重鎮であった、故吉原太郎氏が急逝された事で、県議会議員の補欠選挙が行われ、吉原議員の身内である江頭祥一氏が立候補した。
しかし同選挙区は福岡8区選出の、目下話題の財務大臣麻生太郎氏の地盤でもあり、同地区出身の秘書である小田忍氏が、弔い合戦なのに食指を動かし、手を上げ自民党に公認申請を行い、
財務大臣の威を借り公認を手中に収めたのは言うまでもない。
当初は企業や団体の推薦を集め、国会議員並みの選挙を繰り広げ、有利に選挙戦を進めていたが、江頭祥一氏が地道なドブ板選挙を行った為に、無所属の候補者江頭祥一氏に2693票の差で、公認候補でありながら敗れる。
8区には自民党公認候補を破って、選挙に勝利し自民党に入党して、活躍している議員も多いところから、また1人頼もしい議員が誕生し拍手を送りたい。

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嘉麻市の次を読む

3月11日に行われた、嘉麻市の県会議員補欠選挙は、故吉原太郎氏の身内である江頭祥一氏(36)が、弔い合戦を旗印に立候補し、見事に初当選を果たした。
当初は過疎化と高齢化が進む選挙区で、副総理兼財務大臣の麻生太郎氏の秘書である小田忍氏(42)が、自民党の公認を取り付け有利な選挙戦を繰り広げていたが、国会議員並みの選挙運動で懸念されていたのも事実である。
加えて投票日の2日前から、森友学園に関する書類改ざんが大きくなる中で、財務省職員の自殺や佐川国税庁長官の辞任などが起こった。
麻生太郎氏が大臣に就任している財務省が中心だけに、記者会見の様子もマスコミで報じられていたが、実際の選挙情勢には余り影響も無く、むしろ筑豊の選挙区では義理と人情が、未だに生きていた証の選挙だった。
補欠選挙で江頭祥一氏が初当選したことで、来月8日告示、15日投開票で予定されている嘉麻市市長選挙が、混沌としてきたと言われ始めている。

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県議補選・嘉麻市選挙区 新人3氏が立候補予定

吉原太郎県議(83)の死去に伴い3月2日告示、11日に投開票される県議補選・嘉麻市選挙区(定数、改選数ともに1)に立候補予定の説明会が2月13日、嘉麻市役所であった。

2015年にも出馬した不動産会社社長井上誠二氏(59)、故吉原太郎氏の妻の甥で薬剤師の江頭祥一氏(36)、麻生太郎副総理の前秘書の小田忍氏(42)の3氏が出馬予定。
3氏とも、既に自民党県連に公認申請をしている。

2017年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万3,593人(男性1万538人、女性1万8,206人)嘉麻市選挙管理員会調査。

前回の選挙では投票率48.78%で現職吉原太郎氏(80)が8,636票、井上誠二氏(56)6,312票。前々回(2011年)で吉原太郎氏11,531票、井上誠二氏5,684票と言う結果であった。

今回、注目されるのは、麻生事務所の猿渡所長が、公明党藤総支部長を通じて初めて創価学会筑豊文化会館を訪問し、支持依頼をしている点である。
他の2人も、当然、同じ様に公明党藤総支部長を通じて創価学会筑豊文化会館を訪問し、支持依頼をしている。

公明党は自主投票を決め、公明票5,000~5,500票の行方で当選が決まる。3陣営は公明票の獲得を目指し、ありとあらゆる手段を講じている。



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嘉麻市の補欠選挙

自民党福岡県連の重鎮だった、嘉麻市選出の吉原太郎氏が1月20日に83歳で急逝されたことで、補欠選挙が3月11日の投開票予定で行われる事になり、立候補予定者の3名は慌ただしく選挙準備を進めているようだ。
吉原太郎氏が突然現職で急逝されたことで、遺族は葬儀や法要に追われていたが、嘉麻市を選挙区とする麻生太郎副総理の秘書であった、小田忍氏(42歳)が余りにも早い出馬表明で周囲を驚かせ、慌てた吉原家は親戚にあたる江頭祥一氏(36歳)に白羽の矢を立てた模様。
過去2回の選挙で吉原太郎氏と戦い、敗れていた井上誠二氏はチャンス到来とばかり、16日出馬表明の記者会見を行った。
いずれも3名が保守系候補だけに、公明党は候補者の推薦はせず自主投票を明言しているが、ここに来て有権者の10%を占めると言われている、創価学会票の流れに注目が集まっていることは間違いない。

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