マスクを外そう

アメリカでは3月下旬に屋内でのマスク着用義務が解除されたが、我が国では未だに公共交通機関をはじめ、店舗や飲食店等でのマスク着用が当たり前、外していると白い目で見られることもある。

厚労省のホームページを見ると、「他者と身体的距離(2m以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合のみマスク着用」としている。
屋内で2m以上離れて過ごすことは実際無理なので、学校で子どもたちは給食の黙食時以外 マスクを着けて過ごしている。

誰もが異常と思っているのにどうしようもない現実。
こうした中、「大人たちが責任を持って子どもたちをマスクから解放しよう」という動きが出てきてた。
SNSで拡散されている「マスクを外そう」という動画には、様々な職種の大人、そして子どもたちが登場して呼び掛けている。

今月7日、政府はマスク着用のルールについて整理していく方針を明らかにしたが、マスクだけではなく、2類を5類にする議論とセットで検討する必要があるだろう。

岸田総理が利権団体の抵抗に打ち勝って、「屋内のマスク着用は不要」という思い切った方針を打ち出せるかどうか、ほんの少しだけ期待したい