続・建造物以外放火事件~追起訴は?求刑は?

6月18日13時10分から、福岡地裁第5号法廷で開廷した建造物等以外放火事件、分かりやすく言えば、福岡銀行薬院支店放火事件の第2回公判の冒頭で、検察から追起訴はない、つまり昨年7月1日発生した配電盤付近からの出火事件については審理しない、今年2月2日の建物外部フェンス放火事件に関してだけ、審理が行われるということが明らかになった。
この事件の被害総額は123万4000円。
証人および本人の陳述や、弁護士、検察、そして陪席裁判官からの60分余りの質問等を経て、検察から懲役3年が求刑された。

次回、判決言渡しは7月15日朝9時50分から、同じ第5号法廷で行われる。

個人的な感想
被害総額はまるで作ったような1,234,000円。
また昨年7月1日の事件についても、検察、陪席裁判官から本人への質問が行われたのだが、なぜか突っ込みが足りないようなフラストレーションがたまるばかりの90分だった。 続きを読む

続・建造物以外放火事件

4月22日10時45分から福岡地裁第5号法廷で開かれた、建造物等以外放火事件の審理は、被告弁護人が検察側に「(今回の裁判は2月2日の放火事件で起訴されたものですが、昨年7月1日深夜の放火での)追起訴はあるのでしょうか。あるとすればいつ頃。それにより弁論が変わりますので」と質問、これに検察が「両方とも未確定です。5月末までには確定したい」と回答したため、11時前には閉廷していた。
そして第2回目の公判が、6月18日13時10分から第5号法廷で開廷される。

去年7月1日の放火は否認?

今年2月2日深夜、福岡銀行薬院支店の新築工事現場周囲に置かれていた、プラスチック製フェンスに火を付けたとして、2月22日逮捕された前田宏太被告の第1回公判が、4月22日10時45分から福岡地裁第5号法廷で開かれ、前田被告はこれを認めた。
そして裁判官が被告弁護士に「弁論はありますか」と尋ねたところ、弁護士は逆に質問。
「(今回の裁判は2月2日の放火事件で起訴されたものですが、)追起訴はあるのでしょうか。また何時頃。それにより弁論が変わりますので」。
裁判官から質問を投げかけられた検察は、
「両方とも未確定です。5月末までには確定したい」。
ということで、
次の裁判は6月18日13時30分に開かれる。

つまり、昨年7月1日深夜に発生した火災の犯人は、まだ逮捕されていないと言うことだ。
前田被告は否認しているとも言われている。 続きを読む