命がけの作業員の皆さんに敬意

6日、嘉麻市の国道211号の陸橋でクレーン車が横転し、運転手が怪我をする事故があった。
橋の下にある重機をつり上げる作業中、バランスを崩し逆さまになり、もう少しで橋から転落するところ。大事に至らず良かった。
クレーン車は70トン、8月に購入したばかりで、作業中に無理があれば危険を知らせるための音が鳴る仕組みもあったという。

厚労省が発表した令和3年の労働災害発生状況によると、死亡者数が867人、そのうち建設業が288人で3分の1を占めている。



令和2年の建設業における死亡災害の工事の種類・災害の種類別発生状況が下図である。
死亡災害の内訳は、土木工事と建築工事がそれぞれ4割で設備工事が2割、また 事故の型別では 墜落36.8%が最も多く、続いて自動車等15.5%、建設機械等13.6%という順になっている。



先日、国道385号、南畑ダム沿いの道を走っているとき、土砂崩れの修復工事で作業員の皆さんが 急斜面で命綱をつけてスコップで土を削り、ユンボが作業しているのを目にした。
命がけで作業に取り組む皆さんの姿に感動、心から敬意を表したいと思いました。