博多人形師 垣内敬一人形展が開催されます。
垣内氏は、1921年津屋崎の呉服屋に生まれ、15歳で博多人形師 故小島与一氏に弟子入りし修行を積み、独立後は伝統的な博多人形の洗練を究めつつ、同時に郷土玩具としての人形づくりを並行させました。
1958年ブリュッセル万国博覧会では、自ら生み出した「ふぐ笛」人形が銅賞を受賞しました
同展では、垣内氏作成の人形、資料、下絵の展示、また、実娘ひさ子氏が継承し作成した人形の展示・販売が行われます。
日時:2019年11月27日(水)~12月9日(月)
9:00~17:00
場所:福津市町おこしセンター 津屋崎千軒「なごみ」
福津市津屋崎3-1-3
電話:0940-52-2122
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垣内敬一人形展
筥崎宮名物・おはじき
田舎の神社では人口減少と高齢化が進み、祭りなどの神事が行ないにくくなり衰退していく中で、博多三大祭りの一つ、筥崎宮の「放生会」は、昔ながらの夜店が数多く出店し、大勢の参拝客で賑わっている。
例年9月12日から始まる初日に売り出される名物の「おはじき」は、テーマを決めて博多人形師が毎年1200個を製作しているが、ネットでの転売などいろいろなトラブルが発生しているため、販売が注視になったとニュースで報じられていた。
製作している博多人形師の高齢化と、人手不足も問題となっているが、近くには九州産業大学があり、芸術系の学部もあり、いろいろな分野の学生もいるはずで、興味がある学生に製作を協力してもらうのも一つの方法だと思うのだが。
学生時代に「おはじき」を作り、その傍らで博多人形の製作に興味を持ち、大学を卒業してから、新しく博多人形製作に挑戦してもらえば、後継者不足の解消にもなるのではないだろうか。
唐人町商店街~福を呼ぶ笛
福岡市に限らず、かつては商店街が町のあちこちにあったものだが、いつの間にかスーパーや郊外の大型ショッピングセンターに客足を奪われ次第に廃れ、シャッター街に化したところも多い。
ところが唐人町ではいまでも、特徴ある小さな店が思い思いの商品を並べて商売しているから面白く、それが大きな特徴になっており、商店街西側にある「ギャラリー京」は、格式ばらず買い物ついでに気楽に立ち寄るようなギャラリーで、現在3名の女性がグループ展を開催中だ。
その中の1人が福を呼ぶ「ふく笛」を展示していて、1個買って吹いてみると、たちまち福が飛び込んできたのか、半ば駄目かなとあきらめていた仕事が、何とか契約に持ち込めるようになり、驚くと同時にうれしくなったので、3個買ってきた。
バラバラ三女展~ギャラリー京
三人の女性による、それぞれ異なる分野の作品展が、ギャラリー京で開催される。
作品は、池田和子氏の「押花スタンド」、垣内ひさ子氏の「博多人形垣内敬一人形」、そして多喜氏の「デザイン福文字 楽書喜らくがき」の三種。
なかなか魅力的な作品に仕上がっているようだ。
「バラバラ三女展」
日時:11月21日(月)~26日(土)
110:00から18:00 (最終日16:00まで)
場所:ギャラリー京2F
唐人町商店街アーケード内
TEL:092-725-8122
連絡先
楽書喜・らくがき/多喜・たき
TEL:090-7469-7405
E-mail:oyatunomura@gmail.com