良識の府に少しだけ期待

昨日の衆院本会議において、 国民の不安を解消することなく LGBT法案が可決された。
国民の意識とこれだけずれた法案審議も珍しい。

自民党は党議拘束をかけた。
郵政民営化法案の時の様に さすがに造反者は出なかったが、2人が採決に加わらず小さな抵抗をした。

そのうちの一人 杉田水脈議員について、某新聞が「過去にLGBTのカップルは『生産性がない』と主張した杉田水脈氏は、体調不良を理由に衆院本会議を欠席した」と書いている。
既に
杉田氏は「不適切な表現、差別する意図はなかった」と釈明しているにも拘わらず、わざわざ引用するところに 悪意を感じる。

今後、15日に参議院内閣委員会、翌16日に参議院本会議で成立する予定という。
こうした理念法の成立を急ぐ意味はなく、社会がどう変わるのか、女性が安心して生活できるのかなど徹底的に審議を尽くし、国民の不安を払拭してから採決しても遅くない。

参議院が良識の府であることに 少しだけ期待したい。