新聞購読料~値上げ? 後編

こうした販売店の窮状を打開するために、新聞業界トップを自認している読売新聞は、購読料の値上げを計画、朝日新聞に打診したものの、断られたとの話が伝わってきた。
販売店の救済を旗印に、読売新聞は単独での値上げを、秋にも実行する予定だが、大手新聞社の中にはこれに追随して値上げする新聞社も出てくるようだ。
新聞の宅配は日本独特のものだが、今回の値上げを契機に新聞の販売方法が変わる可能性もあり、新聞社の生き残りも難しくなってくるだろう。
それにしても新聞各社の販売組織は、苦しい経営が続き、崩壊寸前の状態だ。

前回の記事はコチラ
上記写真は日活映画写真より。

続きを読む

新聞購読料~値上げ? 前編

ピーク時は1000万部の購読者を豪語していた読売新聞は、若者の活字離れと何かとクレームの多い押し紙の自粛で、発行部数は800万部まで落ちているようで、当然ながら朝日、毎日も購読者の減少に歯止めが掛からず、苦しい経営が続いている。
これを受けて、購読者開拓の根幹である新聞販売店の中には、体力のあるうちに廃業に踏み切るところもあるが、抱えている購読者が減少し経営の苦しい販売店では、押し紙を跳ね返す力もなく、押し紙代金を自腹で支払わねばならず、蓄えが目減りして蟻地獄のような日々を送っている販売店も少なくない。

続きはコチラ


上記は日活映画写真より。
続きを読む