速報、大家敏志氏が圧勝・福岡9区

福岡9区の自民党立候補予定者を選ぶ党員投票は12日に締め切られ、本日開票された。
その結果、大家敏志氏 1703票、三原朝利氏 362票、無効 2票で大家氏の勝利が決まった。

予想以上の大差に終わったが、大家氏にとってはイバラの道だ。
保守が1本化できたとしても 現職の緒方林太郎氏は強い。
今回の結果を受け 三原氏がどう動くか、潔く 矛を収めて 市議として活動を続けるのかが気になる。

三原氏が自民党を離れ無所属で出馬となれば、保守分裂で共倒れになる可能性が高い。
それを阻止するために、三原氏に大家氏が抜けた参院ポスト提示という条件が出されるという憶測も広がっている。

あとは三原氏の影の後見人、麻生太郎副総裁がどう判断するかだ。
福岡県連が大家氏を推薦しても、党本部で 三原氏にひっくり返ると予想する関係者もいるが、そうなると 投票の意味が無くなり 党員から反発が起きそうだ。

いずれにしても、ますます目が離せない 福岡9区である。

男の野望! ~ 衆議院に鞍替え

衆議院と参議院の二院制になっているわが国の国会で、参議院は旧・貴族院の名残を今でも残しており、天皇陛下が国会開会を宣言する場所が参議院議長席の後ろに設けられている。

「国会議員」という満足感を得られたのが、初めて登院した際、左の胸に議員バッチを付けて貰ったときと、かつての議員から聞いたことがある。

この国会議員の記章、いわゆる議員バッチは、金メッキの11弁菊花模様の周りを、赤紫色のモールでつつんでいるのが衆議院で、紺色のモールが参議院議員用、そして最初のバッチは無料だが、これを無くしたら後は有料となる。

ところでこのバッチ、色は違えど価格は同じと思っていたが、なぜか参議院のバッチのほうが衆議院よりも数千円高いらしい。

しかし政治家の夢は総理大臣で、参議院議員では大臣にはなれても、総理大臣にはなれないところから、福岡県には衆議院への鞍替えを考えている若い参議院議員もいるようで、秘書が口を滑らし、忘年会での話題になっている。

狙われているのは先の総選挙でも自民党の先生が苦戦を強いられた、福岡9区ないし福岡10区のどちらかと、具体的なところまで上がっている。