築上町の談合事件

昨年から行われていた九電工本社の外装工事は終わって、一旦は完全に足場も解体されていたが、再び足場が組み立てられシートが張られて、全く中の様子が判らなくなっていた。

その工事期間には、多くのマスコミが本社の家宅捜索状況などを外部から撮影しようと思っていたが、鉄壁のガードをされて無理だったと嘆いていた。

偶然だろうが家宅捜索が終わった後に、シートも外され足場も解体されると、社員4人逮捕され事件は落着したのか、現代表が記者会見を行い、陳謝していたが、組織的関与は否定されている。

過去には工事毎に数百万円、数千万円単位の現金が支払われ、役員の名前も取り沙汰された企業だけに、本当に組織の関与が無いと断言できるのだろうか、業界関係者の大半は記者会見を見て笑っており、七社会の2社の体質が露呈した。

最近は同業者や下請業者への強要などが、関係者から漏れ聞こえて来る状況で、マグマも溜まれば近く火を吹くのではなかろうか。



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築上町官製談合

築上町の死亡した町議に、800万円の現金を渡した贈賄容疑で、九電工の行橋営業所長が逮捕されている。

受け取った町議は既に亡くなっており、昔から「死人に口なし」の言葉があるように、亡くなった町議もあの世から反論は出来ず、残された家族は悔しい思いをしている事だろう。

一昔前の話になるが九電工の裏金工作は有名で、発注する担当者には勿論のこと、贈賄で相手に渡す現金の一部を水増しし、社内における上司への上納金もあったようで、その額で社内の出世が決まるという、噂話を良く聞かされたものだ。

その頃の役員の中には、上納金で自宅の他に住宅を購入した人や、彼女に中洲で店を持たせた兵もいたと聞いた事がある。

今回の事件に関しても統一選挙が終われば、福岡県警が捜査を更に進めるとの情報もあり、中でも日豊本線沿いの自治体を調べれば、何かと問題が有る案件も多いと噂され、必ず出てくるとも言われている。



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