一極集中が進み人口増加が著しい政令都市である、福岡市は人口152万人、市内至る所で高層マンション工事が進んでおり、その発展には目を見張るものがある。
住民が入居し10数年が経過すると、建物の外壁などのタイルが剥離し事故の原因になる場合や、亀裂が生じるなど破損箇所が目につくようになり、分譲マンションでは管理組合が中心となって、補修や改修工事を行ってきた。
過去においてそうした改修工事は、建てた建設会社が利益を度外視したサービス工事として請け負ってきたが、新築工事が減少している中では大規模改修工事を主力に受注するケースが増え、施主であるマンション管理組合は公平を期するため、発注住先は数社で競わせ、入札で決めている。
マンション住民で管理組合のメンバーに、設計事務所や建設会社の関係者が居れば良いが、素人集団だけでは価格だけに走り易くなり、失敗したのが「ライオンズマンション筑紫丘西」の改修工事と言われている。
近隣住民から情報提供があり、早速現地に赴き現場を見ると、工事完成し足場も解体され数日を経ただけだが、もう外壁の塗装が剥離して数ケ所落下していた。
最近は建設現場において、ベテランの職人はおろか現場作業員も不足しているにも関わらず、安易に低価格で無理な受注に走り、現場がストップするケースも散見されるようになった。
これで長年にわたって築いてきた信用も、一度の現場失敗が命取りになるケースもあり用心する事だ。
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