大久保勉久留米市長誕生

現職市長の引退で新人3人によって、争われた久留米市長選挙は、21日の投開票日前日まで選挙関係者の間では、宮原信孝候補が優勢と言われていたが、大久保勉候補が42、790票を獲得し、市長の椅子を獲得して選挙戦は幕を閉じた。
久留米市の有権者数は25万人弱で、新市長となった大久保勉氏は、前市長の市政を引き継ぐ事を表明し選挙に入った為に、投票率は前回市長選挙を下回り、今回は34、9%の低さが問題で、批判票の一部が棄権に走ったと思われる。
新市長の大久保勉氏は経済に強いと言われており、福岡県内では3番目の都市だけに、活気ある町へ進むことを期待したい。

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久留米市長選挙・3

久留米市長選挙は1月21日の投開票日に向けて、宮原、大久保両陣営は終盤戦での追い込みに、懸命な努力を続けているものの、運動員からの不平不満が漏れ聞こえてくるのは、大久保陣営の方が多い様に思える。
大久保陣営では民進党方式と自民党方式の、二つの違う選挙の戦い方が、指揮官によって様々な指令が発せられ、現場の運動員は戸惑っているのが現状だ。
2年前に行なわれた補欠選挙で、敵味方に分かれて戦った二人が、選挙事務所に№1と№2に座っての戦いだけに、意思の疎通が若干欠けている様に思える。
それに比べ宮原陣営は全員が、個人の責任において選挙運動を行なって、当局の指導を順守し選挙違反0を目標に掲げて、選挙運動を行なっているようだ。
久留米市には商工会議所の本村会頭が、大久保勉候補を強力に応援しているのに対し、反本村派を名乗る集団が存在し、それが宮原信孝候補を応援しているから、実に複雑な構造になって外部の人間には理解できない。 続きを読む

久留米市長選挙・2

久留米市長選挙は、久留米商工会議所会頭が選挙の指揮を執り、自民党国会議員や県議会議員、市議会議員が加わり、民進党出身で元参議院議員の、大久保勉氏が豊富な資金力を背景に万全の選挙態勢で出馬、国会議員顔負けの派手な選挙戦を繰り広げている。
ところが先日世論調査を行なったところ、大久保勉氏の支持率は18%、相手候補が24%で、6ポイントの差が付いて、負けている数字が選挙関係者に流れ、陣営が慌てているようだ。
大久保陣営は陣営責任者の顔色を窺いながら、面従腹背の姿勢で選挙運動を行なっている節がある。
一方で相手候補は年末から新年にかけて草の根運動が浸透し、新しい芽吹きが起り、運動員に力強い拍車が入って、市内各所で雪崩が置き始めた様子が感じられる。 続きを読む

草の根運動 ~ 久留米

年明け早々に行なわれる久留米市長選挙に立候補を予定している、宮原信孝氏の集会があると聞き、先日の日曜日、久留米市百年公園の会場を覗いてみたら、屋内会場の設営がまったく出来ていなかったからビックリした。

しかし来場者が増えるにつれて、誰が指示することもなく、会場に集まった方々が倉庫からイスを運び出し始め、開始時刻になると約400脚がきれいに並べられていた。

集会が終わり、駐車場から車を出すのは時間がかかるだろうと勝手に想像して、後片付けを手伝ったのだが、開始のときと同じように、誰かが指示することも無く、一人ひとりが出来ることを行い、短時間でイスが倉庫に片付けられたのにはまたまたビックリした。

これまで上からの指示で動く選挙運動を経験したものにとっては、狐につつまれたような感じだったが、草の根運動の貴重な経験と、宮原信孝陣営を支えているボランティア諸氏の素晴らしさを肌で感じさせてもらった。

鳩山二郎議員の決断 

来年1月で任期満了となる久留米市長選挙に立候補を予定している大久保勉氏は、参議院議員になるため民進党(旧民主党)公認で立候補し、今度は久留米市長選挙に出馬するため自民党に推薦申請したが、福岡県連久留米支部の段階では結論が出ず保留となっている。

政治を志す人は旗色を鮮明にして戦うものだと思っていたが、そうではないのだろうか、時代が変わったのだろうか。

今年10月の総選挙で2期目の当選を果たした鳩山二郎議員は、難しい選択を迫られている。

久留米市長選挙 ~ 来年1月21日投票

来年1月14日告示、21日投開票が予定されている久留米市長選挙は、8月に立候補を表明していた経営コンサルタントの中西博紀氏が先日出馬を断念したため、元久留米大学教授の宮原信孝氏と、元民進党参議院議員の大久保勉氏、そして元商社社員の田中稔氏の3氏で争われることになるが、事実上は宮原信孝氏と大久保勉氏の一騎打ちとなった。

大久保勉氏は今回の選挙で、自民党公認の推薦願いを福岡県蓮久留米支部経由で提出する予定にしていたが、最終的に久留米支部が結論を出さず、不調に終わった情報が入ってきた。

一方で対立候補の宮原信孝氏は、12月10日の日曜日に、「久留米一新大集会」を開催すると聞いていたところから、会場の久留米市百年公園内の久留米リサーチパークを訪れると、雨が降る寒い中、女性を中心に大勢の人が集まってきたのには驚いた。

企業選挙を行なう大久保勉氏と、草の根運動で下から盛り上がる選挙の宮原信孝氏の戦いに注目が集まり始めている。