五建外良屋~ごけんういろや

「ういろう」、漢字では「外郎」、は米粉に砂糖と湯をまぜて作った蒸し菓子で、知っているだけで名古屋、伊勢、京都、山口、そして宮崎の青島が有名。
鬼の洗濯岩やビロウ樹で有名な青島は、すぐ近くに宮崎交通が経営していた、かわいらしい遊戯施設や広場が中心の「こどもの国」もあったことから、家族連れが多く訪れ、みやげ物としてよく購入されていた。

先日、いただいたのは京都土産「五建外良屋」の一口サイズ「ういろ」の詰め合わせ。
この「五建外良屋」の「ういろ」は、かつて食した青島の「ういろう」と異なり、アズキが中に入っている。
また包装はいまどき珍しく頑丈で、はさみを3回、上と下、そして上から下に入れて、開かないと食べられない。

京都で、「この前の戦で・・」といえば、500年余り前の「応仁の乱」ということらしいので、業歴160年の「五建外良屋」は新しいみやげ物店なのかもしれないが、いろいろな味が楽しめる、この「五建のういろ」は絶品。

ところで、食べながらふと思ったのが、京都を訪れた知人に土産を指定するようなワガママを言い、それを聞いてもらえるような年齢になったのかということで、老いを感じた。