10月に入って開催された大学協議会において、朔医学部長を次期学長として理事会に諮る確認がされたようだ。
その中で、ある副学長から朔医学部長を批判する発言があったという。
同時に配布された文書には、「朔医学部長が医療実験でコンプライアンス違反をしている」旨が書かれており、作成したのは別の医学・医療担当の副学長らしい。
二人の副学長は、調査委員会の報告書でコンプライアンス違反が認定されており、よほど鬱憤が溜っていたと見える。
最終的に、選挙結果通りとの意見が大勢を占めたようだが、何事もすんなりとはいかないものである。
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福岡大学・足を引っ張る輩
福岡大学の自浄能力
福岡大学の学長は、大学の意思決定について極めて大きい権限を与えられており、学長以下、4名の副学長と1名の事務局長が実務を担っている。
また、管理運営に関する重要事項を決定するのは理事会とされており、形式上は学長が暴走しても制止できるようになっている。
しかし、実際に理事会にその役目を果たせるか疑問の声が多く上がっている。
理事会においては、理事長と2名の副理事長は常駐しておらず、実務は1名の専務理事と5名の常務理事が担っており、専務理事は学長が、常務理事は4名の副学長と事務局長がそれぞれ兼任しているという。
つまり、学校を管理する理事会の実務担当と、学校で実務を担う者が全く同一なのである。
学長の暴走が漏れ聞こえてくる中、情報開示も含め自浄能力があるのか関係者は注目している。
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