福岡県出身、そして、東京藝術大学工芸科で同期生の若い芸術家が福岡三越で二人展を開催する。
鬼丸尚幸氏は民芸の郷である小石原村出身、今もそこに窯を持ち、伝統の小石原焼とは一線を画したモダンな青白磁を作陶している。
西山陽氏は大野城市出身、現在山梨県上野原市にアトリエを構え、和から洋まで幅広い漆作品を制作中。
平成29年の九州北部豪雨で、鬼丸氏の作業場が多大の被害を被ったのを西山陽氏が知り、東京藝大の同級生に呼びかけ、作品を持ち寄りギャラリーとくなが(福岡市中央区)でチャリティ展示即売会を開催、売上金を被災地に寄付したことがきっかけで、昨年8月秋に第1回の鬼丸・西山二人展が開催された。
そして、今年は岩田屋三越美術画廊(福岡三越9階)にて、8月21日(水)~26日(月)の6日間開催されることになった。
若い2人が創り出す作品は素晴らしい一品ばかりで、是非この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。
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鬼丸尚幸・西山陽 作品展
「つくること できること展」東京藝大同窓生による復興応援プロジェクト
陶芸の里小石原で、父・鬼丸翁明氏とともに小石原焼を制作する傍ら、青白磁の制作者としても多数の受賞歴を持つ、翁明窯元の鬼丸尚幸氏は、東京藝術大学博士課程を修了した美術博士。
小石原は7月の九州北部豪雨で被災し、鬼丸尚幸氏の工房は水浸しとなったが、幸いにして窯の被害は少なかった模様。
これを聞いた、同じ福岡出身で、東京藝術大学美術学部工芸科の西山陽氏が同窓生に呼びかけて開かれるのが匠の友情展、「つくること できること展」で、今日、9月26日(火)から「ギャラリーとくなが」で開かれる。
【作品出品は次の方々】
青木伸介 漆芸
青木宏憧 漆芸
磯崎えり奈 彫刻・インスタレーション
纐纈浩美 彫金
サイトウナオコ 絵画・鋳金・ジュエリー
佐々木悠佳 染織・出品作品は銅版画
島崎友紀子 ジュエリー・アクセサリー
白木麻子 現代美術
高野絵里 陶芸
田口史樹 彫金
山田菜々子 テキスタイル
企画立案・呼びかけ人
西山陽 漆芸
【つくること できること展】概要
日時:9月26日(火)~10月1日(日)
11:00~19:00 最終日は17:00終了
場所:ギャラリーとくなが
ロシア料理ツンドラ横