嘉麻市に取材に行った際、道の駅うすいから車で2分、織田廣喜美術館に足を伸ばした。
大正3年(1914年)嘉穂郡千手村(現嘉麻市)出身の画家、織田廣喜氏の作品を所蔵する美術館で、平成8年(1996年)、織田氏 82歳の時、当時の碓井町長らの尽力により開館にこぎ着けた。
織田氏は 昭和15年 二科展初入選し、戦後は東京都美術館で開催される二科展で毎年第1室を飾るなど日本の画壇を牽引した一人だ。
66歳で二科会常務理事に、81歳の時 平成6年度 「夕焼け空の風景(下画)」で日本芸術院・恩賜賞を受賞、同7年に芸術院会員に就任、同18年には 二科会理事長に就任、同24年 98歳で永眠された。
館内には、炭鉱の街だった故郷の色をベースに 仏蘭西の色彩が融合した織田氏の作品が並べられており、特に 600号の大作が 壁画のように複数並んだ部屋は圧巻だ。
コロナ禍だからか来館者は まばらで、1時間余り ゆっくりと贅沢な時間を過ごさせてもらった。
嘉麻市立織田廣喜美術館
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織田廣喜美術館・嘉麻市
みぞえ画廊
コロナ過のゴールデンウィークでは旅行も出来ず、そんな時には福岡市中央区の「みぞえ画廊」を、覗いてみると思わぬ掘り出し物に、出会うチャンスに恵まれるかもしれない。
4月24日(土)から5月9日(日)まで大感謝祭を行い、所蔵している作品を通常価格から値引き販売する様だ。
日本を代表する梅原龍三郎、小磯良平、田崎廣助、野見山暁治、を始め、海外作家の作品も出品予定、旅行で出費する程度の手頃な金額の作品もあり、目の保養にも良いのではなかろうか。
詳細は みぞえ画廊のホームページをご覧ください。→ こちら
クリスマスアートフェア ~ みぞえ画廊
今年4月、福岡店をリニューアルオープンした、みぞえ画廊は、12月9日よりクリスマスアートフェアを開催、特別価格で販売される。
主な出品作品として、小磯亮平の「女性像」銅版画、織田廣喜「少女」油彩、堅山南風「緋鯉」紙本彩色、中川一政「六月雨日多」水墨・彩色、P・アイズピリ「風景」油彩などがある。
また梅原隆三郎、坂本繁二郎、山下清、野見山暁治、B・ビュッフェ、ベン・シャーンなどの作品も提供される。
期間:12月9日(土)~12月25日(月)
時間:10:00~19:00 期間中無休
【みぞえ画廊】福岡店
福岡市中央区地行浜1-2-5
よかとピア通り沿いの韓国総領事館と中国総領事館のほぼ中間
TEL:092-738-5655
FAX:092-738-5657
WEB:https://mizoe-gallery.com
※インターネットでも作品の購入、閲覧が可能。