再興に向け ふるさと納税型CF

飯塚が誇る木造2階建ての芝居小屋「嘉穂劇場」、現在管理する飯塚市が 老朽化した建物の補修等の費用を集める目的で クラウドファンディングを始めている。

同劇場は昭和6年に開場、石炭産業で栄える筑豊地方の娯楽の場として地域に愛されてきた。
48座あった遠賀川流域の芝居小屋の中で ただ一つ生き残ったのが嘉穂劇場、平成18年には国の登録有形文化財となり、同19年には近代化産業遺産の認定を受けている。

令和3年に民間から飯塚市へ譲渡され 現在は休館中、今後再開のために耐震補強や雨漏り対策など老朽箇所の改修費用が必要となり、今回ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングを始めることとした。

期間は1月5日までで目標額は1000万円(さとふるの場合)、寄付額に応じて返礼品が用意されている。
これから年末にかけて ふるさと納税の時期となるが、一度 専用サイトをのぞいてみてはいかがだろうか。

さとふる 嘉穂劇場の再興の応援サイト
飯塚市 嘉穂劇場の紹介 

さとふる で紹介されている返礼品

芸歴二十周年記念~桂よね吉 独演会~嘉穂劇場

十代のころ、それから数十年の歳月を経て年齢を重ねた今、日曜日の5時30分から始まる「笑点」、正確に言うと5時40分過ぎからの“大喜利”が大好きでよく見ているが、数十年前も今も、唯一変わらず登場するのは桂歌丸師匠だけ。

「笑点」大喜利メンバーはいずれも江戸落語の噺家であり、桂歌丸師匠も浜っ子だが、もともと名跡「桂」は上方落語が発祥であり、本場。
その上方落語の名門である桂米朝一門の噺家、桂よね吉師匠が芸歴二十周年を記念し、1月21日(木)に、嘉穂劇場で独演会を開く。

桂よね吉師匠は、京都市下京区生まれで今年45歳。
飯塚市の九州工業大学で学生時代を過ごした間、嘉穂劇場はアルバイトの思い出の場所でもあるという。

入門したのは、上方落語中興の祖である三代目桂米朝師匠の後継者と目されていた桂吉朝師匠だが、人間国宝・桂米朝師匠宅に住み込み内弟子として修業、そして芝居噺を得意としていた桂吉朝師匠の芸風を受け継ぎ、NHK新人演芸大賞落語部門の大賞や、東西若手落語家コンペティションでグランドチャンピオンに輝いた実績を持つ。

正統派の落語で老若男女あらゆる人を引き付ける実力派と評されており、地元である大阪はもちろんのこと、東京でも独演会はチケットが完売するほどの人気だという。

ゲストに笑福亭鶴瓶師匠を迎え、先日亡くなった米朝師匠や鶴瓶師の師匠である故・六代目笑福亭松鶴師匠の話題、そして落語に対する想いなど、ここでしか聞けないトークコーナーもある。


◆芸歴二十周年祈念 桂よね吉独演会 概要
日時:1月21日(木)
開場 13:00
開演 14:00
会場:嘉穂劇場
飯塚市飯塚5-23
TEL 0948-22-0266
演目:桂よね吉・・・・・「蛸芝居」 「子別れ」
桂二葉・・・・・・「開口一番」
笑福亭鶴瓶・・「お楽しみ」
よね吉×鶴瓶・「フリートーク」
料金:4000円
全席指定

【チケット取り扱い】
FKゼネラルイベント:0948-22-4645
嘉穂劇場:0948-22-0266
チケットぴあ:0570-02-9999
Pコード 446-736
ローソンチケット:0570-084-008
Lコード 88666


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