公務員になりたい

全国の地方自治体がコロナ対応に追われ人手が足りない状況に陥っていると聞くが、一方で困窮を極める非正規労働者や自営業者から見れば、それでも安定した収入が得られる公務員は羨ましい存在だ。
知人の息子(小学生6年)が、「将来公務員になりたい」と言ったそうだが、安定志向はますます強くなっていくだろう。

特に地方の市町村において、公務員は信用度も高い職種であり、最近では市役所の職員採用試験において、両親が有力者に便宜を図るよう現金を渡した事件が明るみになった。
子を持つ親の一人として気持ちは分からなくはないが、犯罪はいけない。

公務員というのは新卒の若者だけでなく、年配の者にとっても魅力的であることは間違いない。
福岡県東部の自治体では昨年秋、落選議員の救済とも思える特別職人事が、市長の議会への根回しによって実現したケースもある。

その過程において市長との取引や際どい噂も聞かれるが、県警の内偵はまだ始まっていないようだ。

行橋市・議案再提出で新副市長誕生

7月の臨時議会で否決され、9月定例議会で最提出された城戸好光氏を副市長に選任する議案は11日に裁決が行われ、賛成11、反対8の賛成多数で、晴れて城戸副市長の誕生となった。

前回白票を投じた2名を特定し、締め付けに成功した結果と思われるが、行橋市民は誰も拍手していないだろう。

城戸氏については、行政No2としての資質を問う声や、「市長の補佐」「政策及び企画を司る」「職員の事務を監督」等を担う能力に既に疑問の声が上がっているが、一部の業者や私利私欲ではなく、行橋市の未来の為に民間で培った行政手腕を発揮して頂きたいものだ。



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行橋市・否決された副市長人事案を再提出!

これまで不可解な動きが散見されている行橋市政について、福岡県警が内偵を進めているという情報が入ってきた。
誰がターゲットか不明だが、今後の動きを注視したい。

ところで、行橋市の9月議会において、田中純市長が7月に否決されたばかりの「副市長人事案」を再び上程、市役所関係者からも この筋の悪い議案の再提出に呆れる声が多く聞かれる。

1度否決された議案を再提出するには、行政側はそれなりの理由というものを考え、議会に再議してもらうために丁寧に説明をするのが通常だ。
しかし、田中市長は「城戸氏が最適任だという認識は、(6月議会の不同意という)結果によって変化していない」と、子どもが駄々を捏ねたような理由を述べたに過ぎない。

6月に市長与党会派からの白票2人で思惑が外れた市長側は、犯人捜しに躍起になっていた様だ。
再提出してきたからには余程の自信を持っていて、恐らく2人を特定し、二度と恥を掻かぬよう締め付けをしているものと思われる。

採決は11日、行橋市議の良識に再度期待したい。

行橋市議会・副市長選任議案が否決

7月29日に行橋市で臨時議会が開催され、城戸好光元市議を副市長に選任する議案が否決された。

同議案には市民が注目していたが、7月4日の記事で既報の通り、4月の市議選で再選を果たしたばかりの市長派のベテラン議員を副市長に据え、次点で落選した同じく市長派議員を繰り上げ当選させるという、露骨なお友だち人事案件だった。

採決結果は、賛成9、反対8、白票2、賛成が反対を上回ったものの、 白票は反対票と同様に扱われるため、1票差で否決となった。

市長派議員の中にも、良識のある2名の議員がいたと思われるが、思惑の外れた田中純市長、城戸氏の胸の内はいかほどか。

近いうちに再び同議案の再提出をするのではと予想する声もある。

福岡市中央卸売市場 鮮魚市場有志 ~ 九州北部豪雨義援金を寄託

お盆前の8月9日、福岡市中央卸市場鮮魚市場の有志64社、9団体、1個人の計74社を代表して、福岡市鮮魚仲卸協同組合の安部泰宏理事長(アキラ水産社長)が、福岡市役所を訪れ、貞刈厚仁副市長に九州北部豪雨災害の義援金として180万円を寄託した。

この義援金は福岡市を通じて被災地へ届けられる。

福岡大学・有信八日会 ~ 中園政直福岡副市長・講演

福岡大学の同窓会組織である有信会(大野憲俊理事長)が、毎月開催している「有信八日会」の8月例会で、福岡市の副市長、中園政直氏が講演した。

「福岡市のまちづくりについて」がテーマ。

天神地区の再開発を促すために、天神ビッグバンでは建築代金の融資金利や容積率、高さ制限まで緩和し、内外部からの積極的な投資を招き入れ、都市機能の利便性の強化や効率化を図ろうとするもの。

タイトルは天神ビッグバンだが、今後10年間で天神地区だけでなく、博多駅周辺や博多ふ頭も、容積率や高さ制限を緩和し、今後も福岡で開催される国際会議や、大型クルーズ船の寄港を増やし、会議室やホテル、商業施設の充実を図り、建築需要を活性化するというもの。

人に例えるならば、身長120センチ、体重24キロの小学1年生の男の子の服を、身長170センチ、体重60キロの高校生が着ることが出来ない。
だからたくさん食べて、いっぱい運動して、大きく成長する福岡市の足腰を強化していくことが大事、ということだった。

博多駅前陥没事故~大成建設

11月8日早朝、博多駅前の道路が突然陥没、当初の小さな陥没は道路一杯まで拡大しており、自動車はもちろん人も通れぬ状態で、付近の建物には停電の影響が出ている。

福岡市は副市長をいち早く現場に派遣し、地下鉄七隈線延伸工事に伴う道路陥没と認めて発表しているが、同現場を受注し工事に当っているのは、スーパーゼネコンの大成建設のようだ。

最近の大成建設は東京で問題になっている、話題の新国立競技場や豊洲魚市場など、数多くの物件を受注しているが、官製談合と誤解されるような受注も多く、今回の延伸工事にしても落札当初からとかくの噂が流れていたのも事実である。

今日8日、大成建設の株価は9時ちょうどで767円をつけ、前日比16円安だったが、9時41分過ぎには771円にまで回復している。

さて、今回の事故は偶然おきた事故だったのだろうか。