京都橘高校、台湾で圧巻のパフォーマンス

中国では共産党大会が閉幕し習近平国家主席の3期目続投が決まった。
一部の軍事評論家は、「最短で11月には台湾侵攻が始まる。その際 台湾と110kmの距離にある与那国島も侵攻の対象」と警鐘を鳴らす。

国会やマスコミは相変わらず統一教会問題がメインで 侵攻に対する危機感は皆無に等しいが、台湾では緊張の度合いが高まっている。
10月10日の台湾創建111周年を記念する式典の演説で、蔡英文総統は中国を牽制し、戦争は選択肢ではないと語った。

その演説の後、京都橘高等学校のマーチングバンドが登場、約15分にわたる演奏を披露した。
とにかく素晴らしいのでご覧頂きたい。

動画 → 台湾創建111周年記念式典 京都橘高校吹奏楽部 演奏

台湾に対しては、副反応リスクが高いアストラゼネカ製のワクチンを押し付けたり、安倍元総理の国葬から排除するなど非礼続きだったが、それらを打ち消したと言っても過言ではない圧巻のパフォーマンスだった。

どんな政治家の外交交渉より何千倍も効果的で、これこそ真の意味の「平和大使」と言えよう。

習主席来日を最優先

新型コロナウイルスの感染者がいよいよ福岡にも発生したことで、天神界隈は普段より人が少なくなった。

福岡市も市主催のイベントについて、当面1ヶ月間原則中止、もしくは延期を決めるなど、今後ますます人の動きが減速し、経済にも多大な影響が予測される。

「日本を取り戻す」のスローガンの下、保守の星として登場した安倍総理であったが、いつからか中国政府に過剰な配慮をするようになった気がする。

中国全土でコロナウイルスの感染者が増えているにもかかわらず、入国禁止は過去14日以内に湖北省または浙江省に滞在していた全ての外国人だけ、その他の中国の地域からは今日も入国が可能であり、ダイヤモンドプリンセス号の乗客を2週間船内に隔離して入国させなかった措置とは、真逆の対応だ。

4月の習近平主席の国賓としての来日を予定通り実施したい意向があったため、中国全土からの入国禁止に踏み切れないというのが実情のようだ。

保守系から安倍政権批判

国賓で招待する予定の習近平国家主席を気遣ったのか、中途半端な水際対策が失敗に終わり、ここに来てこれまで安倍総理の応援団だった保守系からも政権批判が公然と行われるようになった。

確かに、先月来、中国からの入国拒否をと提言してきた保守系論客は少なくなかったが、安倍総理は耳を貸さなかった。

百田尚樹氏は、「皆さん、政府は無能です。国民の命を守るんだ!という意志も能力もないことが明らかになりました。」とツイッターに投稿。

今回のダイヤモンドプリンセス号に対する対応も、米国はじめ各国から非難されており、危機管理の甘さを露呈した格好、共同通信の世論調査でも他の要素も絡んで支持率が急落しており、政権の命取りになりかねない状況だ。



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