福田内閣改造 地元選出議員の明暗 [2008年8月26日08:48更新]

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(08年8月号掲載) 

麻生太郎氏が自民党幹事長に就任して話題を呼んだ福田康夫総理の内閣改造。当初、地元選出議員の入閣候補として参院議員吉村剛太郎氏の名前が浮上、すでにベテランの域に達している同議員に声が掛かっても不思議はなく、周囲の関係者も大いに期待していた。



次回参院選は改選期にあたり、大臣の肩書きはのどから手が出るほど欲しかったろう。

だが、最近は大臣のスキャンダルが内閣支持率に影響するご時勢だけに、事前に「身体検査」と称する身辺調査が行われるのは周知の事実。「秘書問題が入閣の妨げとなった」と、永田町でも噂になっているという。

数カ月前に公設秘書2人が退職。地元選出国会議員の秘書らが送別会を開催し、大いに盛り上がったようだ。仲間内の酒席だけに互いの待遇面について情報交換が行われた模様で、退職する2人も本音の話をし、それが漏れ伝わったのではなかろうか。

 

それに引き換え見事、農水大臣の椅子を射止めた、福岡3区選出の衆院議員太田誠一氏。事務所関係者も入閣を想定しておらず、大いに慌てた─と、関係者が語っていた。

次の総選挙では劣勢が伝えられる太田氏だが、今回の農相就任がカンフル剤になるかは本人次第だ。

集会やパーティーでの遅刻は日常茶飯事、「主催者泣かせ」と言われる太田氏。閣議に遅刻してマスコミにリークされ、大臣の座を棒に振ったりしたら洒落にもならず、分刻みの日程を管理する立場である秘書に同情したくなる。

せめて任期途中での辞任だけは、地元民として避けてもらいたいものだ。

 (J)