福岡市を自慢する [2016年3月25日05:15更新]

昨年行われた国勢調査で少子化が進む日本において、福岡市の人口は154万人、福岡都市圏の人口も260万人と発表され、共に全国5位に躍進して、高島宗一郎市長も鼻高々である。
現在福岡市は行政的に7つの区に分けられ、それぞれに区役所を設置しているが、市の職員に勤めたい区役所を聞くと、一番人気が高いのは城南区の区役所との、答えが即座に帰って来るから不思議だ。
城南区役所は市民の数も少なく、住宅地が主流を占め住民も穏健な市民が多く、クレイマーやモンスターペアレントも余り存在せず、日常の業務もトラブルが少なく、仕事もスムーズに運び勤務し易いらしい。
生活保護世帯が多い区では、市民の要望も強く職員の答え方によっては、それがトラブルの原因になることもあり、その処理に追われることで業務に支障が起きることも、多々あると聞いている。
しかし最近は人口増が示すように、福岡市以外からの市民の流入も多く、長年住み慣れた場所からの転居で、習慣や風習の違いから問題も起きているようだ。
昔から「郷に入っては郷に従う」の例えがある様に、隣近所の住民と仲良くすることが大切で、小さな子供がいれば公園デビューも出来て、近所の住民に溶け込むことも早い。
遠くの親類より近くの他人の言葉があるように、福岡市民は海に面して発達した町だけに、他国の人を受け入れることには慣れており、早く馴染むことが大切で、大きな声で挨拶をすることから始めれば、意外に早く友達も出来る。