福岡6区・第15弾~昔話 [2016年10月3日00:59更新]

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福岡6区の補選を取材していたら、何故か平成15年4月の福岡県議会議員選挙のことを思い出した。

このときの県議選は、福岡市中央区の定数3議席に対し、立候補したのは自民党がはやま清蔵候補とうちだ壮平候補、公明党大しろ節子候補、共産党行徳しゅうじ候補、民主党いりえ真徳候補、無所属おにき誠候補および井手かつみ候補の7名だった。

当時の早麻清蔵氏は現職県議で自民党実力者、公共工事に対する発言力もあり、選対事務所はトップ当選を疑わなかった。

談合華やかりし頃の早麻清蔵氏は、日の出の勢いで全盛時代だっただけに、選挙事務所の担当者も虎の威を借る狐で、金が無いと言えば何処からか金が集まり、運動員が不足と嘆けば人も集まる状態で、慢心していたら無所属新人の鬼木誠氏に負け、トップどころか3位での滑り込み当選だった。

中央区定数は3だったから当選したが、今回の補選は定数1。蔵内謙選挙事務所の雰囲気が、何故か当時の早麻事務所に似てきたような気がする。

小さなボディに、大馬力のエンジンを載せてしまったから、アクセルを踏んだら、空回りしてスピンしたようなもので、ビラを大量に発注しているようだが、大丈夫だろうか。