福岡県民新聞創刊にあたって [2007年1月15日14:36更新]

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(07年1月号掲載) 

民間調査機関に勤務し以来35年間情報畑一筋に仕事をして来たせいか持ち前の野次馬根性は老いて益々盛んになり、今は巷を酒も飲まずに徘徊するのが趣味となってしまった。


 



身の回りや世の中には面白いネタが、沢山転がっているのに驚かされる。仕事柄新聞記者との交際も多く、彼らも昔は特ダネを追ったものであるが、最近は記者もサラリーマン化し特落ちを恐れて勤務時間を考えずに取材を行っており、労働基準法を無視した勤務を強いられているのが実情である。  

同時に、各紙読み比べるとわかるのだが、大手新聞の大半は写真や記事扱いの大小はあっても、特に経済面では発表記事が多いせいか内容が同じ記事が多く、特徴がなくなってきた。  

また個人の権利を主張するのは良いが、それに伴う義務を忘れている人も多く、「感謝」の2文字が常に念頭にあれば、ギスギスした争いも減って、もう少し明るい社会になる様に思える。

特に役所に対しての要求は感謝の気持ちを忘れ、役所に勤務していたら立場上言いたくても言えない人も多く、弱者に代わって発言する、新聞が1紙あっても良いだろうと、編集長の思いに共鳴し、考えた末に1歩踏み出すことにした。  

「福岡県民新聞」と言う小さな新聞の誕生であるが、「継続は力なり」を座右の銘として、読者の協力で永く続けて行ける事を願っている。火のないところに煙は立たぬと言われて来たが、何時の日か一筋の煙が野火になるのを期待して欲しい。

(J)