テーマパーク計画、検証の必要あり! [2007年7月15日15:27更新]

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(07年7月号掲載) 

博多の男が燃える祇園山笠の追い山とともに梅雨も明け、暑い夏がやって来る。今年は7月29日に参議院選挙が行われ、その結果によっては政局も動く。年に3度の選挙となれば先生方も大変で、その度に支援者も駆り出され実にいい迷惑である。



当局には選挙違反対策本部が設置され、マスコミも選挙取材に追われて長丁場のニュースは忘れられている。昨年から春先に注目を集めていた久山町に建設予定のテーマパーク、それを企画している日本トレイドに関する情報がピタリと止まり、不気味である。地元新聞社も“大きな花火”を打ち上げたもののその後の動きは伝えず、建設資金は調達できたのだろうか。

同社の株が未公開株として脚光を浴び、詐欺まがいの売買として当局も動いていた。誰かが中止命令を出したのか、担当者が懐柔されたのか定かでないが、あまりにも静かである。地権者との契約延長が認められた期日も間近に迫り、今のところ再度延長の話は聞かれない。

同社幹部が政治家と中洲で派手に遊んでいたとの話も「人の噂も七十五日」の通り消え、全てが水面下に沈んだ。同社が福岡市長選候補者に多額の現金を提供した情報が流れたが、今は皆目聞かれないから不思議だ。事務所に在籍していた社員も去り、最近は常駐している社員も少なく、資金が枯渇している状況が続いているように思える。

金の切れ目が縁の切れ目で、人の出入りが多かったかつての華やかな雰囲気はなく、まさに嵐の前の静けさ状態で、今一度検証の必要があるだろう。

(J)