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(07年9月号掲載) 福岡市中央区の路上で、久留米市に本拠を置く暴力団のトップが射殺された。抗争事件に発展するのを恐れる県警は、福岡市内にある関係先の組事務所にも警察官を張り付かせ、24時間体制で警戒に当っている。 福岡県の2政令市のうち、北九州市は暴力団絡みの事件が多く、市のイメージダウンとなっている。一方、福岡市にも暴力団は存在するが、比較的組同士の融和が図られ表立った抗争も無く、市民の中には存在すら知らない人も多い。 最近は談合が大きな社会問題となり、発注する行政側も入札の方法を見直すなど、様々な改革を行っている。そんな状況下にあって某県会議員が、選挙区内の公共工事を落札した建設会社の担当者を呼びつけ、「自分に対して何の挨拶もない」と、半ば脅しとも取れるセリフを吐いた─との話を聞いた。 行政も業界も互いに自浄努力をしているさなかに、自分の選挙区を「暴力団の縄張り」と思っているかのような、時代錯誤もはなはだしい言動である。百歩譲って、仮に発注工事に計画の段階から深く関わり、常日頃から親しい建設会社に工事の内容などを事前に情報を知らせ、便宜を図ってやっていたのであれば話は別であろうが。 政令市である福岡市は県庁所在地ながら、行政面での県への依存度が低い。そのため県議の存在感も薄く、実にお粗末な某先生の言動は、その辺りに起因するのかもしれない。が、もし録音されていたならば、次の選挙には立候補できないだろう。実に愉快な話で、3年後が待ち遠しい。 (J)

